2016/07/19

情報工学科提供の授業 「UX(User eXperience)デザイン」でホームページデザインを考える

学長室ブログメンバーの工学部情報工学科の池岡です.

工学部の学科横断型教育「みらい工学プロジェクト」において,情報工学科では三つのプロジェクトを受け持っています.今回はその内の一つで、情報工学科の中道准教授が担当している「UX(User eXperience)デザイン」のグループ発表の様子をお伝えします。

このプロジェクトは、UXデザインの考え方に基づき福山大学ホームページの改善案を提案しようという取り組みです。

まずは、UXデザインって何?という質問にお答えします! UXの定義は、製品・サービス・環境との対話操作の結果による、あるいはそれによって予測される、ユーザーの感動、信念、好み、振る舞い、成果のすべて、となっています。要するに、ユーザーの経験です。そして、ユーザーの経験に基づきデザインしましょうというのがUXデザインです。UXデザインは、企業のホームページや製品開発にも利用されています。



発表内容の概要説明(中道先生)




ユーザー調査の様子

これまでの授業の中でグループごとにペルソナという仮想ユーザーを作成しました。ペルソナでは、名前や居住地、家族構成、両親の職業・年収、趣味など様々な細かい事象まで設定します。ペルソナは、マーケティングなどの調査などに利用でき、作りたいものがいかにユーザーの要望を満たしているかなどを調べるのに利用されます。




発表の様子(Aグループ)

Aグループのペルソナは、福山市出身の服を集めるのが趣味な17歳女性でした。




発表の様子(Bグループ)

Bグループのペルソナは、尾道市出身の山登りが趣味な18歳男性でした。




発表の様子(Cグループ)

Cグループのペルソナは、広島市出身の1年付き合う彼氏がいる高校三年生のプチプラ系の女性でした。



発表の様子(Dグループ)

Dグループのペルソナは、岡山県津山市出身の星の数告白された、おこづかいが月額2万円の17歳のモテ男でした。

グループごとに個性豊かなペルソナができていました。今後は、このペルソナを使って、福山大学のホームページに不足している情報や使いやすさなどの洗い出しなどを行い、ホームページの改善提案を行っていきます。7月末にホームページの改善提案の発表会を行う予定です。


学長から一言:さてさてどんな福山大学ホームページの改善案が出てくるか。。。めちゃくちゃ楽しみ!!!ちょっと、学生の作ったペルソナに不安がなきにしもあらずだけど。。。