2016/07/11

人文フェスタ2016 人間文化学科学生からの7つの提案!

人間文化学科の学長室ブログメンバー、Sです。こんにちは。

今回は、先月末に行われた、「人文フェスタ2016」についてお伝えします。テーマは、大学生からの7つの提案 「地域資産・ふるさとの宝ものを活かした福山市観光活性化企画プレゼンテーション」報告、です。例年のフェスタは一般の方を対象にイベントを企画して楽しんでもらうものでしたが、今年は少々雰囲気が異なります。以下、青木教授からの報告です。

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 今年の人文フェスタは、下記の通り行われました。

・6月25日(土) 13:00~16:00
・エフピコRiM7F 福山市ものづくり交流館セミナールームA

 当日は、福山市街地における河川氾濫のためご多忙のさなか、市役所観光課の3名の方が学生の発表を聞きに来て下さるとともに、学生の発表に対し、アドバイスや御指導を賜り、誠にありがたく思いました。福山市活性化について学生たちが7つのグループに分かれて、それぞれで検討してきた計画をパワーポイントを使用して、プレゼンテーションを行いました。
会場準備

会場前で待機
映し出す内容のチェック
 1、「パズルのまちパズルパーク」
 福山市で特徴のあるテーマパークを作り、外部の観光客を呼び込むとともに地元の幅広い層の市民の憩いの場を提供しようというもので、来場者の身体を使った参加型の「パズル」を企画。

 2、「風鈴華参」
 福山は「鉄の町」。その鉄を使った特徴のある「風鈴」を作って、駅や町に一斉に飾り、町をアピールしようというアイディア。観光客の新しいお土産にも最適。

 3、「アニメ大作戦」
 旧キャスパのビルの再利用計画。これをアニメの上映・体験館にするというもの。通常の人気アニメの上映のほかにも楽しめる企画を挙げてアニメファンを引き付けるアイディア。

 4、「CARP第2のふるさと大作戦」
 CARPファンの学生たちのグループの計画。福山市民球場のリニューアルで、CARPの試合を呼び込もうというアイディア。一軍がダメなら、二軍でもいい。広島県東部からも人が呼べるので、市の活性化にもつながる、という計画。

 5、「でんとこ伝統ふくやま」
 福山市の伝統的文化、食、芸能、産業などの総合的イベントの企画。福山市の文化と言っても、まだまだ出番が少なく知られていないものもある。それら、有名どころから無名のものまで、一堂に会して紹介するという計画。

 6、「どうぶつさん大作戦」
 ふくやま動物園のアピール企画。福山市のシンボル「ふくろう」、ブサカワのフクロウを全面的にアピールするという計画、その他ふくやま動物園ならではの長所をアピール。

 7、「外国人観光客を増やそう大作戦」
 留学生二人が考えた福山アピール。福山城のお花見、鞆の浦の観光などで、外国人から見てこうしたらよいというアイディアや気付きを発表。参考になりました。
大変勉強になりました
質問がありそれぞれ、福山市活性化について、新しい提案が出てきました。観光課の職員の方からも、現在の観光にすぐ使えるものもあるとの、御意見もいただきました。最後に、観光やイベントで必要なことについて、アドバイスを頂戴しました。ありがとうございました。

また、人間文化学科の学生は、大学では文化を幅広く学び、卒業後は文化を活用して地域発展に貢献しています。そういった本学科の学生のために、このような「人文フェスタ」を企画していただき、担当の非常勤講師、佐藤和博先生(COMPASS社長)に心から感謝いたします。ご指導ありがとうございました。


学長から一言:授業科目が丸ごと、地域課題解決型のアクティブ・ラーニングになっている、すばらしい授業実践ですね!!!自治体との連携も、いいですね~。。。ぜひ学生のアイディアを生かしてください!!!