2016/01/22

第2回「教職フォーラム2015」開催!


大学教育センターの学長室ブログ担当のT&Yです。121日(木)に行われた「教職フォーラム」について紹介します。

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大学教育センターと教職課程委員会が共同して今年度より始めた「教職フォーラム」、その第2回目を開催しました。

 1回は「教師の仕事 その醍醐味」をテーマに行いましたが、今回は「学校の規律 期待される指導力」がテーマです。パネラーは、本学スタッフから、島田歓二参事、山口昌宏特命講師、金丸純二経済学部教授です。ともに、中学校や高等学校の教職経験、特に管理職経験のある3人の登壇です。総合司会は大学教育センター講師の竹盛浩二(ブログ担当のT)が務めます。

第1回フォーラムについての記事はこちら
大塚大学教育センター長の開会挨拶

初めに、大学教育センター長と教職課程委員会委員長である大塚豊教授より、このフォーラムの趣旨に関わる挨拶がありました。

テーマの「学校の規律 期待される指導力」という言葉にあるように、今回のフォーラムのねらいは、学校現場においていかに規律が重要であるのか、その指導力を身につけるために教師はどうあるべきなのか、そして教職を目指す者は何を心がけ、どのように日々を過ごすべきなのかについて考えていこう、というところにあります。教師への夢を語り合うだけではなくて、私たちがどのように自らを律していくのかが大切であるということなのです。

さて、パネルディスカッションが始まります。

「規律」というのは「規則」とは異なる。学習における規律はもちろんのこと、学校はまさに規律そのものでなければならない。教師は、その鏡とならなければならない。教師は一人苦闘するのではなくて、集団として機能しなければならない。そこに必要なものはお互いの信頼、子ども達への信頼である。そこに、おのずと規律はつくられていく。そういう点で、規律とはリズムである。厳しい生活指導、多くの制約のある中での課外活動、それら諸々のシーンにおいて格闘する教師。そのために、自らを見つめ直してほしい。

山口先生のお話

島田先生のお話

金丸先生のお話

参加者は35人でした。3人のパネラーの先生の、教師人生の中から滲み出る情熱的なお話を聞いて、教職への夢を実現するために、学生たちはそれぞれの生き方について問い直すこととなったようです。
みんな真剣に聴いています

わずか1時間のフォーラムでしたが、じつに凝縮した掛け替えのないひとときでした。
今、多くの学生が教職への希望を持っています。私たちが、それを実現していくことが出来るように、このようなフォーラムもひとつの契機として、これからも考えていこうと思っています。


学長から一言:よい内容のフォーラムでしたね。。。これを読むだけで私も勉強になりました。。。大学の教育では規律から自律へ、そして社会人として外へ、ということで、私たちも日々努力!!です。