こんにちは、工学部スマートシステム学科ブログメンバーのMGです。
先月、第16回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会が名古屋国際会議場で開催され、当学科からは2名の学生が参加して発表を行いました。今回はその様子を報告します。
大会1日目、「レスキューを題材としたロボットコンテスト(1)」のセッションではスマートシステム学科花見堂大輔君が「レスコンシーズのための次世代レスキュークローラの開発」のタイトルで発表しました。これは、当スマートシステム学科1年次生が教養ゼミから取り組んでいるレスコンシーズを題材とした学修、今年度は機械いじりが得意な1年生が多くレスキューロボット模型レスキュークローラの改良に取り組み面白い結果が出ましたので、それらのまとめを発表しました。
大会2日目、「触覚・力覚(6)センシングデバイス」のセッションでは私のゼミのゼミ生で4年生の古家周澄君が「透明柔軟樹脂とフォトリフレクタを用いた光学式触覚センサ」のタイトルで発表を行いました。これは、先のブログでも報告しました広島銀行研究助成をいただき行われた研究です。触覚・力覚の研究は盛んに研究が行われている分野で、このセッションでも活発な議論が行われました。システムインテグレーション部門講演会は、千人以上の参加者が集まり三日間に渡り行われる大きな学会です。大学の先生の発表も多数あり、2人の学生は遠方の名古屋ということもあって、緊張した様子でした。発表練習もかなり行ったのですが、やはり口頭発表は大変、参加者の先生方からの質疑応答もするどかったのですが、何とか事なきを得ました
会場での二人の雄姿、古家君(写真左)と花見堂君(写真右)です。古家君は就職が決まっているのですが、この経験を社会人になっても活かして頑張って欲しいと願っています。花見堂君はまだ1年生、学生生活はまだまだこれからですので、研究分野で活躍してくれることを期待しています。
学会発表での一コマ。花見堂君の発表で、レスキュークローラというレスキュー用ロボットの模型をプレゼンテーション用に持って行ったのですが、これがなかなか好評でした。セッション終了後には写真のように、他大学の先生、企業の方が数人集まり、開発者の花見堂君は質問攻勢にあっていました。ひょっとすると、他大学や企業からオファーがあるかも・・・? 花見堂君頑張ってくださいね!
学長から一言:大学1年生で、全国学会に参加・発表するなんて、すばらしいですねッ!!!これからが楽しみです。。。4年生の古家君は、ここに至る研究のプロセスと発表の経験が、さっそく実社会で生きますね!!!