機械システム工学科では、3年次の演習科目にロボットデザインとEV創作があります。
ロボットデザインは少人数のグループに分かれて小型のロボットを製作していく演習科目です。
EV創作は、同じく少人数のグループに分かれて実際に人が乗れる電気自動車を設計制作していくものです。
EV創作とロボットデザインの発表会が1月25日(月)実施されました。
○EV創作
25日(月)は福山大学も大雪でEV創作発表会場のグランドも一面雪が積もりました。
そのためEV創作の発表会は自動車実習場で実施されました。
今年は2台の電気自動車が完成しました。
発表は、まず車体の完成度や安全性を確認する静的検査から行われました。
(走行試験は後日実施予定です)
次に製作した電気自動車の特徴や製作時の問題点、問題点を克服した対策などを各自発表していきました。
EV創作は授業だけで終わりではありません。
EV創作で製作した電気自動車は、2月21日(日)広島県府中市で実施される「全日本EV&ゼロハンカーレースin府中」に参戦します。
「全日本EV&ゼロハンカーレースin府中」は毎年約50台の参加があり遠くは石川県や三重県からの参加もある大きな大会です。
これから学生たちはレースに向けての調整を頑張っていきます。
応援よろしくお願いします。
○ロボットデザイン
ロボットデザインのロボットのテーマは、ペットボトルの運搬です。限られた材料を使っての制作になります。ロボットの設計や制作技術だけでなくグループでのコミュニケーションやチームワークも大切です。
ロボットデザインの発表会も1月25日(月)工学部総合棟のエントランスで実施しました。
発表会は、学生の運営のもとコンテスト形式で実施されました。
ペットボトルには少量の水が入っており小さなロボットでの運搬はなかなか難しくペットボトルをつかんで持ち上げるのに苦労していました。
司会進行は、学生4人で運営し大変盛り上がるコンテストとなりました。
司会運営を担当した学生のコメントを掲載します。
<コンテストを司会した学生のコメントです>
今回のロボットデザインでは15回の授業を通じて仲間と手をつなぐことができたのではないかと思います。
4~5人で1つのロボットを、設計から操作できるまでを体験する中で、「思い通り動いてくれたことで喜んだこと」や「うまくいかずぶつかりあったこと」が多々ありました。
その中で他の人と一つのことをする大変さや楽しさを学びました。
この体験はきっと私たちが社会に出て壁にぶつかったときに役に立ってくれるものであると思います。
学長から一言:すばらしいアクティブ・ラーニングですねッ!そして「~人間関係をつくりながら学ぶ~目標設定型教育システム」という本学の教育システムのまさに具現化!!!
学長から一言:すばらしいアクティブ・ラーニングですねッ!そして「~人間関係をつくりながら学ぶ~目標設定型教育システム」という本学の教育システムのまさに具現化!!!