2006年に税務会計学科創設以来、税務署の実態を知ることにより税務会計に対する見識を深め、机上の理論ではなく、全人格教育に資することを目的に、国税庁が実施している「税を考える週間」(注1)の時期に、私と福山税務署広報広聴官が窓口になり福山税務署見学を実施する同時に、広島国税局幹部に福山大学税務会計学科で学生等を対象に現場の経験を踏まえた講義をしていただきます。
その後、学生は奥田広報広聴官等の案内で税務署内を見学し、これから始まる確定申告を想定して、パソコン(「確定申告書等作成コーナー」)を利用して申告書の作成を体験しました。参加者に経験の多少はありましたが、簡単に申告書を作成できたようでした。
・数少ない職員の方で、福山46万人の税の徴収を行うことはとてもご苦労なこと思います。私たちも税理士になった暁には、税務署の方に協力して、社会に貢献したいと思います。
・福山税務署の見学を通じて、税務職員の方々の業務に対する責任感の強さを肌に感じとれたことが非常に大きな収穫であり、将来、自身が税理士業において、税務署の方々に協力し、納税者に貢献していきたいと思います。
・Web-Tax-Tvを視聴したことにより、福山大学大学院で学んでいる研究、税務事例、租税判例に対し非常にイメージが湧き易くなりました。
今回の税務署見学を通じて、税務の現場や仕事等について知ることができ、とても有意義な機会となりました。福山税務署を見学し、税務署の実態を知ることで、福山大学の学生の税に対する見識が深まったと思います。今後、この経験が学業に生かされることを期待します。
(注1)国税庁では、国民の皆様に租税の意義や役割、税務行政に対する知識と理解を深めていただくため、1年を通じて租税に関する啓発活動を行っていますが、毎年11月11日から17日を「税を考える週間」として、集中的に様々な広報広聴施策を実施しています。
学長から一言:百聞は一見にしかず。。。税務職員の仕事を目で見て肌で感じれば、また大学の講義にも身が入りますねッ!
学長から一言:百聞は一見にしかず。。。税務職員の仕事を目で見て肌で感じれば、また大学の講義にも身が入りますねッ!