2016/07/21

サラスワティ外国語大学(インドネシア)学長ご一行が福山大学を訪問!

みなさん、こんにちは!Apa kabar? (お元気ですか?)いよいよ本格的な夏到来でしょうか。国際経済学科ブログスタッフの足立です。

日本も暑い日が続いていますが、一年中暑いインドネシアバリ島のサラスワティ外国語大学から、コマン学長、ベティ先生、フィットリー先生、ヘル先生が来日し、松田学長、冨士副学長を表敬訪問されました。

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サラスワティ外国語大学(STIBA SARASWATI)はバリ島の中心デンパサールにあり、日本語学科、英語学科の2学科を有する単科大学で、サラスワティ財団という財団傘下の大学です。同財団は他にも、7学部を有する総合大学のマハ・サラスワティ大学(バリ州でトップランクの大学)と薬学の単科大学も運営しています。

バリ島は、ご存じのとおり観光地ですから、外国語を学ぶ学生がとても多く、サラスワティ外国語大学の外国語教育は、インドネシアにおいてとても評判が高いと聞いています。

福山大学経済学部の海外研修では、2013年から同大学との間で学生交流やディスカッション、ボランティア活動などを行っており、国際経済学科の学生を中心にお世話になっています。また、昨年の12月には、福山大学経済学部とサラスワティ外国語大学との間で学術交流協定を締結しました。

2015年度のバリ島研修記事はこちら

コマン学長はまだ38歳ととても若い学長です。国民の平均年齢が28歳前後と若いインドネシアならではですね!
向かって左がベティ先生、右がコマン学長

コマン学長からは、将来的には日本からの学生を受け入れるだけでなく、インドネシアの学生を是非福山大学に送り出したいという希望が語られました。

一方、本学経済学部でも、来年度から同大学での研修期間を従来の9日間から2週間に延ばし、英語集中プログラムを実施したいと考えています。日本語学科生との従来の交流会やディスカッションは継続して、さらに英語学科生とも交流を深めることがねらいです。

冨士副学長からも「将来的に交換留学などの、より長期的な交流ができるようになるといいですね。日本人の学生が留学した際に英語で経済学等を学べるプログラムはありますか」という質問もありました。

これについては、サラスワティ外国語大学だけでなく、サラスワティ財団の3大学が連携して将来的に対応できるかどうかを検討していただけるようです。

現段階では短期の交流のみですが、グローバル化が進む今日、日本にとって重要なパートナーであるインドネシアの大学とよりいっそう有意義な関係が構築できるといいですね!

左はフィットリー先生、右はヘル先生

松田学長から記念品。コマン学長少し緊張気味です
コマン学長からも記念品をいただきました
最後に全員で記念撮影
学長室での歓談後は、経済学部長室で尾田経済学部長との昼食会に参加され、次の目的地である福岡に向かわれました。忙しい日程を割いて、福山大学を訪問していただきありがとうございました。福岡の後、富山、新潟、愛知、埼玉、東京などを回られるとのことでした。

尾田学部長より英語の歓迎のスピーチ
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学長室、学部長室訪問はここまでですが、学長室訪問前に一つサプライズを企ててみました。

サラスワティ外国語大学を3年前に卒業したリオ君が、なんと福山大学近郊の福山市今津町で働いているという情報を入手、恩師と3年ぶりの再会をサプライズで計画してみました。
向かって右から2番目がリオくん
地球って意外とせまいですね!
みんなとても素敵な笑顔ですね。教員としては、夢に向かって活躍する卒業生と再会するのが一番幸せなこと! それは世界中同じみたいです。ましてや日本で、福山大学で思いもよらない再会ができたのには先生方もリオ君もとてもうれしそうでした。

今年も9月に経済学部のバリ島研修を計画しています。サラスワティ外国語大学の皆さま、その時にまたバリ島でお目にかかりましょう!


学長から一言:私のちょうど半分の年齢の若々しい学長でした!!!今まさに発展途上の若い国の素敵なエリートです!!!本学の学生も、研修に出かけたとき、サラスワティ外国語大学の学生のあふれるような好奇心と真剣な勉学態度に、とても感銘を受けるとの足立教授の言葉も、この若さあふれる学長に会って納得!!!