2016/07/08

備後圏域の皆さまに本学の研究成果をお伝えしました!

こんにちは、学長室ブログメンバーの社会連携センター 中村です。

今回は、「2016年度福山大学研究成果発表会」を平成28年6月29日(水)に福山市ものづくり交流館(福山市西町1-1-1 エフピコRiM7F)で開催しましたので、その模様を報告します。


昨年度に続いて今年度で第2回目となる研究成果発表会は、5学部14学科の教員による研究成果を備後圏域の企業や高校生および地域住民に向けて発信していくことを目的としています。

プレリリースでご案内しましたように、作成したポスターには、「地域で活躍する人材を、地域とともに育てる福山大学」と銘打つとともに、サブタイトルを「産学連携の接点はここにあり!! 人のネットワークから造る道」としております。

このタイトルからもお分かりのように、産官学等によるシーズとニーズのマッチングを図って連携を深めることも目的の一つです。

今回の研究成果発表会では特別講演が2演題、研究成果ポスターセッションが61題でした。

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それでは、第一部の特別講演からご紹介します。

まず、社会連携センターの町支臣成センター長(薬学部・教授)から、研究成果発表会の概要と本会の開催に合わせて作成した研究成果発表集研究者情報一覧の紹介などを含めた挨拶がありました。



続いて、松田文子学長より、研究成果発表会の意義と広島銀行と福山大学の包括協定の締結によって産官学+「金」の連携の礎ができたことなどの挨拶がありました。



以後の司会は社会連携センターの都祭弘幸副センター長(建築学科・教授)が行いました。



最初の講演者は、一般財団法人ひろぎん経済研究所 理事 経済調査部長 谷口康雄様で、「備後圏域のポテンシャル」と題した講演を行って頂きました。



次の講演者は、本学の生命工学部 生物工学科 山本覚教授で、「一億総活躍社会と六次産業」~人材を活用する地域の産業構造を目指して~ と題して講演しました。



講演会場には予備椅子を準備するなどして、100人強の聴講者で満席となり、熱心に聴講されていました。

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引き続いて行われた第二部の研究成果ポスターセッションの様子をご紹介します。

研究成果ポスターセッションには、企業やコーディネータなど外部の方が多くお見えになり非常に盛況でした。紙面が多くなるので抜粋になることへのご容赦をお願います。


特別に許可していただき、「福山大学ワイン」の試飲会も行いました。


工学部のスマートシステム学科から多くの発表がありました。香川直己工学部長(スマートシステム学科教授)は、研究成果を2題ほど発表しました。


仲嶋 一 安全安心防災教育研究センター長(スマートシステム学科教授)は、自身の研究成果とセンター概要について2題ほど発表しました。


関田隆一准教授(スマートシステム学科)は、以前ご報告した道の駅関係を含めた2題を発表しました。


田中 聡准教授(スマートシステム学科)は、第一回マッチングフォーラム関係を含めた2題を発表しました。


佐藤 淳准教授(生物工学科)は、今進めている瀬戸内の里山・里海学プロジェクトに関する発表を行いました。


上敷領淳准教授(薬学部)は、生活習慣病の新たな治療方法の開発に関する研究発表を行いました。


社会連携センターには、連携に関する一般的なご相談や共同研究の予約相談と共同研究契約の進め方の質問等もありました。


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この研究成果発表会を通じてシーズとニーズのマッチングが芽生えるとともに、備後圏域の高校生や地域の皆様に各学部の研究内容を具体的に理解していただければと思っております。


学長から二言:昨年の第1回に引き続く第2回の福山大学研究成果発表会ですが、広島銀行との連携による開催としては、記念すべき第1回です。。。大学の研究シーズと企業のニーズのマッチングとその具体化に、広島銀行様の力を期待しています!!!なお、経済学部や人間文化学部からも、興味深い研究成果が出てきていましたよ!