2017/04/01

スマートシステム学科の見学~歓迎!島根県立情報科学高校の皆さん~

こんにちは。工学部スマートシステム学科(フェイスブックはこちら)学長室ブログメンバー、伍賀です。

 3月28日に、島根県立情報科学高校のみなさんが福山大学に来校され、スマートシステム学科を中心に本学を見学されました。その様子をご紹介したいと思います。

午前の部は、共同利用センタープロジェクトラウンジにて、工学部長の香川教授から「大学で学ぶということ」というテーマでのイントロダクションから始まりました。続いて、大学教育センターの津田講師による、福山大学での学生生活やインターンシップの紹介、専門としている河川の環境に関する話がありました。

 香川教授による紹介「大学で学ぶということ」
 津田講師による大学生活の紹介と講義

その後、香川教授より、我々「スマートシステム学科」の紹介がありました。コンピュータやロボットが生活に入り込んだスマート社会の成り立ち、スマートシステム学科が取り組んでいる超小型人工衛星プロジェクトや、ロボット技術などの紹介がありました。

 香川教授によるスマートシステム学科の紹介

そして、昼食で一休み。この日の昼食は、大学の第一食堂でみなさんの好みのメニューを選択してもらいました。実際に福山大学に入学したらどんな生活が待っているのかを体験してもらいました。春休み中で食堂のメニューは限られていましたが、高校生のみなさんから、美味しいと好評を得ていました。

 学食で昼食「美味しい」と好評

午後からは、工学部棟一階のスマートシステム学科のプロジェクトルームに移動して、模擬講義を受講してもらいました。

まず、2016年10月12日のブログでも紹介した、ETロボコン中四国大会で活躍した新木君によるレゴマインドストームのライントレース競技のデモンストレーションです。ラインを探して難易度の高いコースを次々クリアーする、新木君のプログラムしたロボットに驚嘆の声が寄せられました。

香川教授からは「大会でこの実力が出てれば・・」の声

つぎに、沖研究室のゼミ生によるキネクトのモーションコントロールのデモです。両手の動きによってレゴマインドストームで組み立てられたロボットの走行を操作しました。こちらの研究も皆さんに好評で、「ゲーム機のモーションキャプチャと仕組みは同じ?」といった質問が寄せられました。

 「バンザイ」で後進するロボット

そして、ゼミ室に場所を移し、各ゼミの研究の取り組みや学生プロジェクトをみてもらいました。ゼミ室入口付近に設置されている「ガンダムプロジェクト」では、新しく4年次生になる有志が製作したコックピットに乗ってもらいました。コックピット内部には複数のモニターとコントローラが備えられていて、外部のロボットに取り付けられたカメラからの映像をみながら、ロボットを操作できます。この操縦体験も非常に好評でした。

 「コックピットの中どうなってる?」とのぞきこむ皆さん
 カメラ搭載の遠隔操縦ロボット

その後の研究室見学では、こちらのブログでも紹介した沖研究室のカルガモロボット、田中研究室の多脚歩行型救助ロボット、仲嶋研究室のスマートベッドプロジェクトなどを紹介しました。
 研究の紹介に熱心に耳を傾ける皆さん

この見学会の後半は、関田准教授による模擬講義「宇宙って?小型衛星はどう使う?」が開催されました。今回は、高校生の皆さんにタブレットPCを使ってもらい、リアルタイムでアンケートに答えてもらいながら講義を進めていくスタイルです。実物大の小型衛星モデルが紹介され、高校生の皆さんも宇宙のプロジェクトを身近に感じることができたのではないでしょうか。
模擬講義「宇宙って?小型衛星はどうつかう?」
タブレットPCや衛星モデルを使用した講義スタイル

今回は、午前・午後と時間をたっぷり使用した大学見学をしていただきました。島根県立情報科学高校の皆さんお疲れ様でした。スマートシステム学科では、たくさんの高校大学連携イベントに取り組んでいます。興味を持たれた高校生のみなさん、夏には大学全体で行う見学会、オープンキャンパスもありますので、どんどん大学を見に来てください!

学長から一言:島根県立情報科学高校の高校生の皆さん、いかがでしたか? 結構ハイレベルの面白いことやっていると感じませんでしたか? ぜひ福山大学工学部のスマートシステム学科に入学して、面白さを極めてみましょう!!!