2017/02/09

経済学部の名物講義「備後経済論」:福山大学版「白熱教室」を目指して!

学長室ブログメンバーの張楓経済学部税務会計学科)です。今回は、備後企業経営者による名物講義「備後経済論」の2016年度後期の授業風景をご紹介します。
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経済学部税務会計学科『備後経済論』は経済学部生が、地元企業さらに備後経済に対する理解を深めるとともに、就職活動の参考にすることを目的として、地元企業の経営者等を講師に招き、企業立ち上げの苦心談、経営理念、若い世代へのメッセージ等を熱く語りかけてもらう形式の講義です。

私は2016年度備後経済論の担当者・世話人として、より多くの学生に備後地域のものづくりの醍醐味と革新性を伝えられるように、備後地域に生産活動の拠点をもつユニークな企業を選び、企業訪問を行なって備後経済論の趣旨説明を重ねてきました。「備後経済論」が名物講義として企業経営者の間でも幅広く知られていることもあり、13名の企業経営者のご快諾とご協力を得ることができました。

下記の通り、2016年10月6日から2017年1月19日にかけて、13名の企業経営者による備後経済論講義が行われ、成功裏に終わりました。ありがとうございました。

(1)ローツェ(株)・崎谷会長


 (2)(株)アドテックプラズマテクノロジー・藤井社長


(3)(株)重政商店・重政社長

(4)福山熱煉工業(株)・河田社長


(5)(株)井上鉄工所・井上社長


(6)(株)マイナス600ミリボルト・松岡社長
(学生が社長の実験を手伝っている)

(7)JFEスチール(株)西日本製鉄所福山地区・小川所長


(8)(株)明和工作所・菊田社長

(9)ホーコス(株)・菅田社長


(10)土井木工(株)・土井社長

講義のために府中から持参してきた新作のソファー

(11)(株)オメガ・システム・吉井社長

(12)(有)大下木型製作所・大下専務

(13)常石造船(株)小葉竹副社長

講義の進行は以前と若干違って、60分の講義が終わった後、学生に企業経営者をより身近に感じてもらい、また企業経営者との交流を深められるよう、質疑応答の時間を設けました。

福山大学経済学部の「白熱教室」を目指しての初めての試みでしたが、学生の積極性が回を重ねて確実に高まっていることを実感しました。

2017年度備後経済論の講師については、現在選考中でお知らせできませんが、乞うご期待!

学長から一言:オンリーワン、ナンバーワンの企業があまたある備後地域ならではの、税務会計学科の「備後経済論」ですねッ!受講生達が、次の備後を支える人材となって、数年後には世に出て行きますよ!!!