2017/02/18

管理栄養士国家試験合格を目指して!

こんにちは。生命栄養科学科の学長室ブログメンバーKです。

本学科は管理栄養士養成課程ですので、管理栄養士になるために必要な単位を取得すれば、管理栄養士国家試験の「受験資格」を得られます。「受験資格」ですので、卒業すれば取れるのではなく、卒業し、さらに国家試験に合格して初めて管理栄養士の資格を得ることができます(必要な単位を取得して卒業すれば、栄養士の資格は取れます)。

そもそも管理栄養士とはどんな資格なのでしょうか。

管理栄養士とは、厚生労働大臣の免許を受けて、病院や保健所、給食施設などで栄養改善のために必要な指導等を行うための資格です。

また小中学校で給食の指導や食育の授業をしたり、最近ではドラッグストアで栄養相談を担当したり、スポーツ選手への栄養サポートを行ったりするなど、活躍の場は多岐にわたっています。

さて、この国家試験、今年は3月19日(日)に行われます。今日のこの記事では、国試まで後1カ月を切った4年次生の国試勉強風景を紹介します。国試に向けてどんな勉強するのか? 勉強時間は? 等々。。。興味ありませんか?



 
研究室での勉強中の写真です。本やノート、付箋等が散乱しています。勉強に集中するほど机の上が賑やかになっていくようです。

この日は、先日受けた模擬試験の直しを行っていました。自分が誤った問題の解説を読み、読んでも分からない所は教科書などを読み直してまとめる作業です。

この模擬試験がとても重要です。模試は各模試会社が総力を込めた予想問題集のようなものなので、実際の国試とかなり近いものです。成績が飛躍的にアップした卒業生に秘訣を聞いたときも、「模試のやり直しを繰り返すことが重要」と言っていました。



学生が作ったノートです。過去問題や模試で分からなかった所やよく出る所は、別にノートを作ってまとめているそうです。

他にも色々と聞いてみました。

Q.国試対策はどんなことをしている?
A.4年次生になってから、毎日、国家試験対策授業を受け、週末にその週の授業内容に関連した学内確認試験がある。また、長期休みには予備校の先生による特別講座や、因島キャンパスにある海洋生物資源研究所の宿泊施設を利用した勉強合宿もあった。月に1回の頻度で模試を受験しており、定期的に自分の苦手分野や理解度を把握できる。

Q.勉強時間(授業以外)は?
A.時期によって違うが、夏は1~3時間、秋は4時間、冬(現在)は5時間くらい。

Q.勉強に集中する工夫は?
A.・スマホを机の引き出しに封印して、開けない!
 ・暖房を消す (この時期は暖か過ぎると眠気がくるそうです)

Q.どこで勉強している?
A.研究室(静かで集中できる)、図書館(周りが勉強しているから、自分もしないと!という気持ちになる)
 
家だと気が散って集中できないので、大学内で勉強する方が効率が良いようです。また、大学だと同じように勉強する友人が居るので、勉強しないといけない気持ちになったり、分からない所を教え合ったりできるので励みになるそう。

話を聞いていると今の学生にとって、勉強の妨げとなる最大のものは「スマホ」のようです。ただし、「国試対策アプリ」を入れ、ちょっとした時間にも問題を解いたりも出来るようなので、要するに使い方なのかもしれません。

国家試験まで約1ヶ月。皆が勉強の成果を発揮して、笑顔で合格できるように教員も全力でサポートしています。


学長から一言:国家資格となると、大変ですねッ。。。健康に気をつけて、仲間と勉強する雰囲気を上手に作って、しっかりがんばってください!!!応援していま~す!!!