2017/03/29

福山大学 稲作研究同好会が発足しました!

こんにちは。学長室ブログメンバーのmiuraです。

3月16日、7号館2階の自分未来創造室で「稲作研究同好会」の発足式がありました。

福山大学内には水田があり、開学以来40年もの長きに渡って教育としての米作りが行われてきましたが、水田の状態が悪くなり、その伝統が今年度終わりを迎えようとしていました。しかし、大塚副学長の「この伝統を失うのは勿体ない!ぜひ続けていきましょう!」との呼びかけに賛同した学生たちが集い、稲作の研究同好会が結成されたのです。

まずは、この同好会の発起人で、顧問を務める大塚副学長からご挨拶があり、続いて、同好会の目的、新しい水田の場所(大学の近くにあります)、米作りの流れなどが説明されました。

発起人の大塚副学長
そして、これまでの稲作において、ご支援をいただいている鈴木副理事長と技術指導の松浦副学長からもご挨拶がありました。

鈴木副理事長(中央)
そして最高技術顧問の松浦副学長
そして、同好会の発足を祝して、全員で乾杯(ジュース)をしました。

カンパーイ!
大塚副学長より田んぼの所在地や写真等の紹介がありました。



メンバー全員で記念撮影

これまでの稲作の様子は学長室ブログに掲載されていますが、読んでみると作物を育てるということは大変だなぁと改めて感じます。(「田んぼ歳時記in福山大学♪」/「今年も豊作!学内水田の稲刈り!」/「大学田のお米でお餅つきを行いました!」)

しかし皆で協力して一つの作物を育て上げ、それを食べる瞬間の喜びは、社会に出てからも忘れられない貴重な経験になると思います。

まだまだメンバーを募集中ということなので、「米作りにぜひ参加したい!」という学生の皆さんは、自分未来創造室へ足を運んでみてはいかがですか?


学長から一言:新しい水田は我が家から2kmあまり。。。健康のために毎朝4km回り道をして歩いて大学に通っている学長の私としては、新しい通学路が開拓できて、朝の楽しみが増えました!!

2017/03/28

心理学科第11期生 謝恩会 ~松田学長も参加!~

こんにちは。学長室ブログメンバー,心理学科宮崎です。

3月20日の学位記授与式のあと,心理学科卒業生・大学院人間科学研究科修了生のみなさんがとても素敵な謝恩会を催してくれました。本日は,その謝恩会の様子を皿谷助手に報告してもらいます。

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平成28年度福山大学学位記授与式が2017年3月20日(月・祝)に行われました。卒業生の皆さんは4年間あるいは6年間の勉学に勤しみました。本学全体では684名の学生が卒業しました。卒業生の皆さん,ご卒業おめでとうございます。今後は,社会に出て,本学で学んだことを生かして,これから一層活躍されることを願っています。

さて,今回は心理学科大学院人間科学研究科の学位記授与式後の謝恩会の模様をお届けいたします。

今年は,心理学科は40名(11期生)が卒業しました。人間科学研究科は2名が修了しました。

心理学科では,学位記授与式後に卒業生企画の謝恩会を開催していただいています。心理学科には松田学長(松田学長は心理学科の教員なのです!)を含め12名(助手も含む)のスタッフがおり,全員が招待されます。毎年,松田学長も出席しています!

松田学長と平人間文化学部長犯罪心理学研究室の卒業生


“心理学科の教員”として,松田学長から卒業生にあたたかい激励のメッセージです!松田学長は,心理学科の教養ゼミ (1年次科目) も担当しています。(2015年4月の記事もあわせてどうぞ!)

松田学長の挨拶の様子
4年前のあどけない顔つきからは想像できないほど,皆さん立派に成長してくれました。

松田学長の教養ゼミの様子 (やや暗いですが右前方に学長がいます)

謝恩会では思い出話に花を咲かせながら,楽しい時間を共有できました。

学部は4年間,大学院は2年間…しんどかったこと,つらかったこと,楽しかったこと,うれしかったこと…様々なことがあったかと思いますが,心理学科で学んだことをこれからの生活に生かしてください!そして,社会に出ても日々精進!進学しても,日々精進です!!

福山大学が掲げている「揺るぎなく,前進!!」をモットーに,これからの活躍を願っています。

そして,また大学に遊びに来てください。

最後に全員で記念写真!


卒業生・修了生のみなさん,ご卒業・ご修了本当におめでとうございます!

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学長から一言: 卒業生・修了生の皆さんが福山大学を忘れないように(?)、「福山大学」の文字とふくりんちゃんのプリントしてあるハンカチを全員にプレゼント!

2017/03/27

学友会硬式野球部が新ユニフォームを初披露!春季リーグ戦も開幕!

皆さん、こんにちは!学友会硬式野球部コーチの安藤です。


この度、学友会硬式野球部のユニフォームが新調され、新シーズンの開幕を迎えます。そこで、新ユニフォームの初披露と春季リーグ戦開幕の挨拶のため学長室を訪問しました。


新ユニフォームはカラーを黒に変更し、
全体的に引き締まって格好いいユニフォームに

主   将:長野 和稀(経済学部3年:宇部鴻城高等学校出身)(左)
  学生コーチ:小関 和甫(経済学部3年:備前緑陽高等学校出身)(右)

野球部では、シーズンオフに野球に取り組む姿勢をもう一度考え直し、原点に戻って走り込みを中心に下半身を強化してきました。

3月からはオープン戦が始まり、春季リーグ戦に向けて選手たちも気合十分になっています。チーム内の競争も激しくなり、お互いに切磋琢磨しながら日々の練習に取り組んでいます。4月になると1年生部員も30名近く入部する予定です。

春季リーグ戦では、目の前の試合を、部員全員で一体感を持って戦い抜きたいと思います。そして何よりも、日ごろから応援していただいている方々への感謝の気持ちを忘れずに、堂々と春季リーグ戦に挑みたいと思います。



松田学長と一緒に記念撮影を行いました。

記念撮影後は松田学長からの激励(その1)


記念撮影後は松田学長からの激励(その2)

春季リーグ戦の初戦は今週末の4月1日(土)です。前年度覇者の環太平洋大学と倉敷マスカットスタジアムで戦います。

●平成29年度中国六大学野球春季リーグ戦
◯日程:平成29年4月1日(土)~5月14日(日)
◯場所:倉敷マスカットスタジアム 他3会場


今後とも、学友会硬式野球部への変わらぬご支援、ご声援の程よろしくお願いします。



福山大学学友会硬式野球部ホームページ




学長から一言:頼もしい雰囲気の長野主将とちょっとだけ優しさも漂わせる小関学生コーチが、本学の職員としての山のような仕事をこなしながらの安藤コーチに連れられて、学長室に来てくれました。。。今年度こそ、全国大会へ!!!応援していま~す!!!

春の見学会(オープンキャンパス)を見て回りました!

こんにちは。学長室ブログメンバーのmiuraです。

3月18日、春の見学会(オープンキャンパス)が開かれました!

受付ではふくりんがお出迎えしました。
この見学会は、これから進路を決める高校生やその保護者の方々に、本学のユニークな研究や教員、施設等を知っていただく大切な機会とあって、毎回教職員と学生が一丸となって取り組みます。

今回も各学科が工夫を凝らし、様々な企画を用意して高校生の皆さんをお迎えしました。その様子をいくつかの学科をピックアップしてお伝えします。

まずは、国際経済学科です。こちらでは、学生がなんと英語でプレゼンテーションをしていました。企業の国際経営に関するプレゼンテーションとのことで、流暢で力強いスピーチに圧倒されました。



次に、生物工学科です。こちらではワイン醸造所長の吉﨑講師の案内で、福山大学ワインプロジェクトでおなじみのワイン醸造所の見学を行っていました。過去の学長室ブログ「生物工学科でワインを作ろう!」でも紹介された機械が写っていますね。




続いて情報工学科です。こちらでは中道准教授によるセンサーやネットワークを利用した「ミライノテレビ」や「みえないめいろ」の紹介や、新谷准教授による「「ハノイの塔」で「再帰」を体験してみよう!」のコーナーが設けられていました。






そして最後は薬学部です。こちらでは長崎教授の指導のもと、高校生たちは実際に調剤を体験しました。薬袋の書き方から、薬の量り方、包み方といった一連の流れが、笑いを交えながら分かりやすく説明されていました。薬剤師の方々は、普段こういう風に調剤しているんですね。(ちなみに薬の瓶の蓋を開けたら、机に置かずに手に持っていないといけないそうです。)

 説明を聞き終えたら、いよいよ実践です。高校生の皆さんにとっては初めての経験ですが、現役の薬学部生からのアドバイスを受けながら順調に調剤を行っていました。



福山大学では、来年度もこういった見学会や体験入学会をたくさん計画しています。
大学での「学び」を体験することは、大学選びに限らず、その先の将来をイメージする上でとても参考になると思います。高校生の皆さん、ぜひ福山大学のオープンキャンパスに参加してみてください!

★番外編★
今回の見学会を一緒に盛り上げてくれた学生さんを、一部ですが紹介します。皆さんご協力ありがとうございました!
薬学部の学生

生物工学科の学生と吉﨑講師

学長から一言:miuraさん、全学をだいたい見て回ったのですね。。。ありがとう。。。さてさて、28年度もそろそろ終わり、30年度の新入生に向けてのオープンキャンパスや進路の相談会なども順次始まります。。。高校生の皆さん、「よ・ろ・し・く!」


ユニークな生物工学科のカリキュラム -果樹栽培加工実習-

こんにちは。学長室ブログメンバーの生物工学科・ワイン醸造所長の吉﨑です。

生物工学科では平成26年度より「福山大学ワインプロジェクト」を開始し、様々な取組を進めているところですが、本日は実際のカリキュラムでどういったことを学んでいるのかについてご紹介したいと思います。

ブドウ栽培の様子
今夏発売予定の福大ワイン














平成27年度のカリキュラム改訂により、現在の2年次生(4月から新3年次生)の学年から「ブドウ栽培~ワイン醸造」を講義実習の中で系統的に学んでいます。メインとなる科目は2年次生の果樹栽培加工実習で、本年度(平成28年度)初めて開講されました。

生物工学科カリキュラムマップ

この授業のユニークな点は、①果樹栽培と②ブドウ栽培の2本立てで行うところです。実習では6人前後のグループに分かれ、キャンパスに植栽されているアンズ、イチジク、ウメ、カキ、グミ、ナシ、ビワ、リンゴ、柑橘類の栽培を年間通して担当します。
栽培中のハッサク
栽培中のグミ














アクティブ・ラーニングにより、栽培方法は学生たちが自ら調べながら実践し、栽培記録のプレゼンテーションとオリジナル栽培マニュアルの提出が課されます。また、収穫物を加工してそれらの試食会を行い、どの班が美味しく作ったかを評価し合います。この体験を通して果樹栽培の基本を身につけてもらう狙いです。
アンズジャムを製作中

実習日としては前期・後期それぞれ10回以上設けられていますが、それで果樹栽培ができるはずはありません。実際は2年次生の月曜日の午後には、他の講義が入らないように調整してあり、毎週彼らはこの時間に水やりや下草刈りなどの面倒を見てきました。
ウメシロップの試飲
今年1月と2月に行われた栽培報告と加工品試食会では、初めてとしては上々の成果が発表されました。立派な果樹が収穫できたとの報告に加え、ジャムやシロップ、コンポートなど、非常に美味しい加工品が披露されました。

担当果樹の栽培法と実績をプレゼン
ブドウ栽培については教員の指導の下で一通りの作業を行います。ここを全部学生に任せないのは、もし収穫に失敗してしまうと、ワイン醸造実習に使うブドウが無くなってしまうからです(笑)

ブドウ圃場への施肥
ブドウ樹の防除














ただワイン醸造では、例えば酵母の種類の選択などの製造方法にはある程度の自由度を与えており、今年は自分たちで収穫したマスカット・ベーリーAを用いた赤ワインを醸造しました。昨年秋に仕込んだ赤ワインは現在熟成中で、4月以降に瓶詰め、3年次に開講されるワイン品質評価学の授業の中で官能評価を行う予定になっています。

 
ブドウの除梗破砕
ブドウ果汁の糖度測定






斗瓶を使った赤ワイン醸造
炭酸ガスの減少量で発酵管理














また3年次にはこのワインの一部を使って蒸留し、ブランデー製造実習なども計画しています。これまでの実習を見ている限りでは、楽しく主体的に取り組んでいる学生が多いように思います。こうして新しいカリキュラムの下で学んだ学生が卒業するのはまだ2年先ですが、彼らが今後どのように成長していくか、とても期待をしているところです。
発酵中の赤ワイン
学長から一言:ワインだけではなくて、キャンパス内のいろいろな果実が、教材になっているのですねッ!学長室でも秘書が密かにカリンの蜂蜜漬けを。。。アッ、これは「ひ・み・つ」

2017/03/25

メディア・映像学科 ”尾道映画祭”での学生作品の上映!(報告編)

こんにちは。学長室ブログメンバー/メディア・映像学科の安田より報告です。

先日告知させていただきました尾道映画祭」での学生作品の上映が、3月18日に実現しました!

メディア・映像学科2年次生による3作品が、尾道市立大学生(3、4年次生によるものということでした)の作品とともに、シネマ尾道のスクリーンに上映されました。

第一回尾道映画祭、シネマ尾道。本学科の授業にも関わってくださっている大谷副実行委員長によるご説明
メディア・映像学科長の中嶋教授による紹介から
今回の作品は全て「昔話」をモチーフにしたストーリーでした(竹取物語や浦島太郎など、誰でも知っている話です。が、最終的な作品はそこから思い切り離れたものになることも多々あります)。そういった制作背景などについても、まず中嶋学科長から紹介がありました。3作品それぞれの上映後には監督学生のプレゼンテーション+ゲストによるコメント…というありがたい内容でした。
作品のプレゼンテーション


自分たちの作品を映画館のスクリーンで上映して、自分の言葉で説明して、またそれに対してプロのレスポンスを受ける・・というのもなかなか得がたい経験だったと思います。

今回は映画監督・俳優(主演・監督作の「雪女」で尾道映画祭にも参加されていました!)の杉野希妃さんと、映画評論家・アーティストなど様々な活動をされているヴィヴィアン佐藤さんからのコメントをいただくことができました。

杉野さんから。演出や演技についても具体的なコメントに神妙な表情の学生監督。
ヴィヴィアン佐藤さんからは、予想もしていなかったような?意外な質問も飛び出しつつ。

「嘘を嘘だと認めて突き詰める」や「今しかできない挑戦」など、見ているだけの私もドキッとするような言葉がどんどん出てきます。



学生の作品上映にもコメントにも、かなりの時間を取っていただき、学生たちにとっては他に代えがたい体験、今後の糧になったのではないでしょうか。ただ単に大学の中で作品を作るだけでなく、このような場で上映して、反応を確かめることを繰り返していくと、作品も作者である学生たちも変化していきます。実際に、シネマ尾道での上映は、福山駅前シネマモードでの映画会(このブログでも紹介しています!)を経た上映だったのですが、今回の上映のためにさらに編集を加えることで、作品の印象がかなり変わったものになっていました。


中嶋学科長も真剣です

今年初めて開催された第一回尾道映画祭ですが、今後も、エンターテイメント、研究、ワークショップなど色々な形が組み合わさった映画祭として育てていきたい、ということでした。本学科でも、映画祭にまた作品を送りこめるよう、学生共々チャレンジしていきます。

先に書きましたように、こういった場での経験を重ねることが、映像のプロとしてのキャリアだけでなく、あらゆる仕事や活動の糧になります。今回参加した学生だけでなく、もっと多くの学生にもどんどん関わってもらい、成長してもらいたいと考えております。どうぞ皆様、楽しみにお待ちください!!


学長から一言:わ~!!!こんなことの出来る学生、すてきですね~!!!若かったら(!?!)この学科にも、私、入学した~い!!!