図書館では毎年、新入生のための図書館オリエンテーションを実施しています。平成28年5月30日までの間に、全23回実施し、636名の新入生が参加しました。
さて、オリエンテーションの場で、これまでの図書館の利用状況について尋ねると、「小・中学校の時は利用していたが、高校生になると殆ど利用することがなくなった」と答える新入生が多くいます。
本学図書館では、どうすれば学生の利用を促すことができるだろうかと考えてきました。
本学図書館では、どうすれば学生の利用を促すことができるだろうかと考えてきました。
そこで・・ 昨年度末に、図書館の全職員で話し合いを行いました。
話し合いの目的は(1)本学の図書館オリエンテーションのあり方、(2)学生に大学図書館を活用するメリットを周知させる方法の2点について、昨年実施した図書館アンケートの結果を踏まえた検討を行うことです。題して「新入生オリエンテーション実施方法の再検討」です。
話し合いの目的は(1)本学の図書館オリエンテーションのあり方、(2)学生に大学図書館を活用するメリットを周知させる方法の2点について、昨年実施した図書館アンケートの結果を踏まえた検討を行うことです。題して「新入生オリエンテーション実施方法の再検討」です。
その結果を踏まえて、今年の図書館オリエンテーションでは、次のような改善を行いました。
今までのように沢山の内容を詰め込むのではなく、「大学の図書館とはなに?」、「高校までの学校図書館と大学図書館の大きな違い」を印象づけることを目指し、「情報の探し方の基礎の基礎」を伝える時間にすることを心がけました。
すなわち、事細かく説明することに注意を払うより、最低限伝える項目を決め、参加者に耳を傾けてもらえるように、その場の雰囲気に合わせた説明を行いました。
すなわち、事細かく説明することに注意を払うより、最低限伝える項目を決め、参加者に耳を傾けてもらえるように、その場の雰囲気に合わせた説明を行いました。
単に図書館といっても、サービスのあり方はターゲットとする利用者によって大きく異なります。公共図書館は、一般の人向けであり、学校図書館は小・中・高生向けです。そして、大学図書館は学生、教員、研究者向けであり、また、専門図書館は企業等の専門研究者向けのサービスを提供しています。
もう1つの取り組みとして、図書館を身近に感じてもらえるように、この4月から図書館1階のホールに展示ケースを設置し、在校生・卒業生の成果を発表できるようにしています。
現在は、本学出身の建築家である河口佳介氏の成果を展示しています。彼が設計した鳥取県の「大山のゲストハウス」は「CASABELLA」というイタリアの有名な建築関係の雑誌に掲載されていますよ!
学生のみなさん、図書館での経験が役に立った!と思うことがあれば、在学中でも卒業後でも、図書館にお知らせくださいね!
現在は、本学出身の建築家である河口佳介氏の成果を展示しています。彼が設計した鳥取県の「大山のゲストハウス」は「CASABELLA」というイタリアの有名な建築関係の雑誌に掲載されていますよ!
学生のみなさん、図書館での経験が役に立った!と思うことがあれば、在学中でも卒業後でも、図書館にお知らせくださいね!
なお、次回の展示では、漫画家の黒飛ただし氏にスポットを当てる予定です。彼は福山大学在学中に一念発起して学業の道から漫画家の道へ!ついには『週刊少年サンデーS(スーパー)』の連載を持つようになったのです。乞うご期待!
学長から一言:図書館の新入生オリエンテーションについては、引率した教員からの投稿が最近ありましたが、実施する側もいろいろと考え工夫していたのですねッ!!!勉強になりましたッ!!!