今回は、「人間文化学部 文化フォーラム」の10周年記念企画「文化フォーラム2016」 についてお知らせします。
毎年、同学部の人間文化学科を中心に実施している文化フォーラム。昨年度のフォーラムでは「地域文化の継承」という観点から井伏鱒二の文学に迫り、フィールドワークやシンポジウムなども行いました。
今年は10周年企画として、「文化における視覚表現と言語表現」というテーマのもと、同学部の3学科(人間文化学科、心理学科、メディア・映像学科)の教員がさまざまな形で担当します。
また、この企画は、今年度に生誕120年を迎える宮沢賢治の文学と絵画について追究するシンポジウム「宮沢賢治学会福山セミナー2016」とリンクする行事です。
さて、第1回目の「文化フォーラム2016」を、5月28日(土)に開催します。本企画を導入する講演として、アメリカ文学と日本文学の専門家が、「自筆原稿」をテーマに文学の魅力に迫ります。
講演テーマは、「文字の魅力:エミリー・ディキンスンの自筆原稿を読む─宮沢賢治の自筆原稿との比較を試みながら─」(人間文化学科 重迫隆司教授・青木美保教授)です。
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なお、「文化フォーラム2016」は全5回の開催予定です。概要は下記の通りです。みなさまのお越しをお待ちしています。
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文化における視覚表現と言語表現
(会場:ふくやま文学館)
第1回 5月28日(土) 14:00~16:00
「文字の魅力:エミリー・ディキンスンの自筆原稿を読む
─宮沢賢治の自筆原稿との比較を試みながら─」
【講師】
人間文化学科 教授 重迫隆司
人間文化学科 教授 青木美保
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第2回 6月19日(日) 14:00~16:00
「古代ギリシア・線文字B粘土板文書からエーゲ文明の歴史を読み解く」
【講師】
人間文化学科 教授 山川廣司
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第3回 7月23日(土) 14:00~16:00
パネルディスカッション「詩人が絵を描くとき─宮沢賢治、まど・みちおの比較」
【パネラー】
人間文化学科 教 授 青木美保
メディア・映像学科 准教授 安田 暁
メディア・映像学科 講 師 阿部 純
鞆の津ミュージアム 学芸員 津口在五氏〈本学非常勤講師〉
アーティスト 李 豪哲氏
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第4回 10月1日(土) 14:00~16:00
「マスクを着用することが顔の魅力に及ぼす影響」
【講師】
心理学科 講師 宮崎由樹
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第5回 11月5日(土) 14:00~16:00 (予定)
「「柏に鷹図」をめぐって ――近世後期における豪農の絵画と記録―」
【講師】
人間文化学科 講師 柳川真由美
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関連行事
宮沢賢治学会 福山セミナー「宮沢賢治における文学と視覚表現」
日時:11月26日・27日
場所:宮地茂記念館9Fホール
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学長から一言: 継続は力なり!!ですねッ。。。人間文化学科の文化フォーラムもすっかり定着し、毎年楽しみにしておられる地域の方々が、かなりおられるようです。。。これまで参加したことのない方、ぜひぜひ、覗いてみてください!!!