2016/06/29

生命栄養科学科の地域交流グループ、ちまき作り交流会に参加!

こんにちは。 生命栄養科学科の学長室ブログメンバー、Kです。
今回は本学科の西山助手に、ちまき作り交流会の様子をレポートしてもらいました! では、西山助手、宜しくお願いします。


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6月25日(土)に、福山大学近くの東村町公民館で、ちまき作り交流会が行われました。


毎年、田植えの終わった時期の慰安を兼ねて、この時期にかしわ餅やちまきを作って食べるのがこの地域の習わしだそうです。

このような東村町の様々な行事を伝承し、地域興しをしているのが「誠会」です。


誠会の代表の方から開催の挨拶や、行事の由縁、参加者の紹介がありました。今年度も福山大学からは、生命栄養科学科の「地域交流グループ Nたま」メンバーを中心に参加させていただきました。

以下からは、ちまき作りの様子です。生地はもち麦の粉を用いています。


ぬるま湯を加えながら、そば打ちのように粉全体に水分を均等になじませていきます。



もち麦の特性として、最初の生地の固さと蒸し上がりの固さはほぼ同じになるそうで、このとき加える水分量でもちの固さが決まるそうです。

水分がちょうどよく回ったら、粉をひとまとめにして練っていきます。


これを小分けにして、中にこしあんを入れます。


こうしてできた団子を、どんぐりの葉で隙間なく包み、い草で縛って固定します。



包んだ後のちまきは、ト○ロが持っていそうな、かわいらしいものになりました。


こうすることで、もちが空気に直接触れることがなくなるので傷みにくくなり、昔なら涼しい井戸につるして保存し、数日間はちまきを食べて楽しんでいたそうです。

こうして地域の皆さんと交流することは、参加した学生にとって、とても良い経験になったと思います。お疲れ様でした。また、誠会の皆様、ありがとうございました!


学長から一言:もともと、私が歩いて通勤中に出会った誠会の代表の方に誘われ、松田ゼミの学生が参加して始まった交流会でしたが、学長になって松田ゼミが消滅してから、食品に詳しい生命栄養科学科の教員と学生が引き継いで、地域交流がずっと続いています。。。いいですね、こういう大学と地元との交流!!!で、ちまきと柏餅は学長室にも届きました!!!ありがと~う!!!