昨年度末(1/30~3/20)に本学学生および教職員向けに公募しました福山大学ワインラベルコンペティションにつきまして、結果を5/11にホームページにて公表したところです。
この度、5/19に学長室にて贈呈式を執り行いましたので、その様子などをご報告します。
8名より応募のあった25作品の中から、私を含む本学選考委員5名による厳正な選考の結果、工学部建築学科の酒井要助教(写真左)の作品が最優秀賞に、工学部情報工学科3年の吉津健人君(写真右)の作品が優秀賞に選ばれました。この栄誉を讃え、松田学長より賞状と副賞(楯など)が贈られました。おめでとうございます!
学長より最優秀賞の賞状を受け取る酒井先生 |
同じく優秀賞を受け取る吉津君 |
選考理由として、最優秀賞につきましては備後絣をモチーフに取り入れ、本学の地名である「さんぞう」という文字を使い、さらには備後圏域内6市1町の広域で今年認定されたばかりの備後ワイン・リキュール特区に関連して「びんごわいん」というキーワードを入れるなど、地域に密着する福山大学のイメージを体現した非常に秀逸なデザインであり、最優秀賞に相応しい作品でした。
優秀賞につきましては、本学のシンボルマークを中心に配し、ブドウ樹で囲ったシンプルなデザインに本学イメージキャラクターのふくりんをさりげなく取り入れた学生らしくかわいらしいデザインであり、生物工学科の学生がアクティブ・ラーニングでワイン造りに取り組むイメージにぴったりでした。
いずれも選考委員全員の意見が一致して決定しました。
贈呈式の後は、デザイン製作に当たって苦労した点などをお聞きしました。酒井助教は福山ワインの現状を丹念にリサーチして試行錯誤で仕上げたとのこと。吉津君は福大らしさを前面に出して、できるだけ多くの作品に仕上げたとのことです。
学長からの質問に答える受賞者 |
選考委員会メンバーと製作・選考秘話など |
今回採用された作品は、今年度仕込むワインの瓶詰時に貼付する計画です。最優秀賞の作品は私たちが造る試作ワインに、優秀賞の作品は学生実習で造るワインに使い分けることを考えています。実際に完成するのは来年春になると思いますが、待ち遠しいですね!
また、残念ながら採用に至らなかった作品の中にも かなりの力作がありました。全員にささやかながら参加賞を準備しておりますので、少しお待ち下さい。素晴らしい作品を応募してくださった皆様、どうもありがとうございました!
最後に賞状と採用作品を手に記念撮影 |
学長から一言:最優秀賞は和のテイストで、優秀賞は学生らしくみずみずしくかつかわいらしく。。。いいですね~。。。ワインの味が一段とよくなりそう!!!