2016/06/06

フィジカルコンピューティング(みらい工学プロジェクト)

こんにちは、情報工学科の学長室ブログメンバーの池岡です。
今回は、工学部の各学科が協調して取り組む、学科横断型教育「みらい工学プロジェクト」の一つで、情報工学科の山之上教授が担当している「フィジカルコンピューティング」についてお話しします。


このプロジェクトは、受講者が実際に動くものを作ることによって、ものづくりの楽しさを味わうと同時に、創造力、モノづくりの勘、プログラミングの能力を養うことを目指しています。

受講者は、3つのグループに分かれて、各グループで協力し、動いたり光ったりする、何か面白いものを作ることを課題として与えられています。最近話題になっているマイコンボードのArduino Raspberry Piと、様々な部品を組み合わせ、工学部が持っている様々な機械も利用して作成する予定です。


Arduino ()Raspberry Pi ()





第1回のみらい工学プロジェクト全体の説明会の後、第5回まではArduinoと部品の使い方に関する簡単な説明が行われました。その後、各グループで何を作るのか議論が行われ、手をかざした方向に向く扇風機、「パーフェクトヒューマン」の首振りをする人形、潜水艦を作ろうということになり、先日から制作が始まりました。



手をかざした方向に向く扇風機の製作の検討


「パーフェクトヒューマン」の人形の検討

潜水艦の設計

各グループのアイディアがどんな形で実現されるのか、今から非常に楽しみです。


学長から一言:みらい工学プロジェクトは、学科横断でいろいろな学生と交わりながら、新入生が仲間と共に知恵を絞っていく授業ですが、。。。この山之上グループも混沌から何が生まれるのか???楽しみですね~!!!