2016/06/08

尾島名誉教授が平成28年度河川功労者として表彰!!

こんにちは、学長室ブログメンバーのT-boneです。先日、平成28年度河川功労者として表彰された尾島名誉教授が松田学長を表敬訪問しました。以下は、随行した津田講師からのレポートです。

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気象庁によると今年は、64日ごろ中国地方が梅雨入りしたとのこと。福山大学の学内では、あまり目立ちませんが、この雨により梅の実が日々、大きく膨らみ、熟してきています。こんにちは、大学教育センターの津田です。

尾島名誉教授(学校法人福山大学 宮地茂記念館館長)が、平成28527()に公益社団法人日本河川協会から平成28年度河川功労者として表彰されました。

河川功労者表彰は、河川研究分野で多大な貢献をされた研究者や河川愛護活動等について功績があった団体等について、公益社団法人日本河川協会が毎年実施しているものです。


尾島名誉教授は昭和624月に本学工学部土木工学科に赴任してから現在まで、29年間という永年にわたり、河川工学や地下水工学の学識者として、芦田川の「河川整備計画策定」(今後概ね20年間に実施する河川の整備事業などの川づくりの計画)では懇談会座長、「第二期水環境改善緊急行動計画策定」(河川事業、下水道事業、そこに住む住民への啓発など流域全体して水環境の改善に取り組む計画)では協議会長を務め、流域での啓発・支援等の具体的な活動計画、様々な取り組みを通じた地域連携の強化など、多方面にわたり芦田川流域全体の活動に尽力されました。今回は、これらの功績が評価され、河川功労者として表彰に結びつきました。

 ちなみに、芦田川は、広島県東部を流れる一級河川です。中国地方にある一級河川13水系のうち、常時の河川水量が少なく、いわゆる渇水に見舞われることが多い河川であり、それが一要因となり水質環境の悪い河川です。その一方で、歴史的にみれば梅雨・台風期の災害例も多く、今なお、越水・浸水などの洪水災害危険度が高い河川です。

 尾島名誉教授は、現在も福山大学の教養教育科目(前期)の『地域防災基礎』を分担で講義をしています。

 また、芦田川流域の自然環境や生物に関する学習活動、観察・調査活動、広報・啓発活動をとおして、芦田川流域の現状や自然環境を理解するとともに、ときに改善のために行動することを目的したボランティア団「あしだ塾」を今年の4月に設立し活動しています。


 尾島名誉教授、おめでとうございます!!


学長から一言:地域に根ざした地道なそして息長~い貢献が認められました!!!地域に根ざす福山大学としては、とても名誉な賞です!!!尾島名誉教授、おめでとうございま~す!!