今日は、図書館セミナーの話です。図書館セミナーは2013年12月13日(金)に、「工学とは何か?―機械はどのように人と接するべきか―」をテーマにした工学部香川教授の講演を皮切りに開かれました。そして、第二回図書館セミナーを平成26年9月24日(水)16:30から行いました。参加者は学生4名、教職員5名の計9名でした。
今回は、生命工学部山口泰典教授により、「ハツカネズミ縦横無尽―キメラマウスから水木しげるまで―」というテーマで行われました。
講演では、ギリシャ神話に登場する、複数の生物が合体した怪物、キマイラ(英語:キメラ)の発想から本学学生がハツカネズミからキメラマウスを誕生させる実験を行っている話から、その活躍ぶりも紹介されました。
話は、江戸末期書物「珍玩育草」、水木しげるのマンガ「のんのんばあとおれ」から、映画ハリーポッターまで、生物学から文化学的なところにまでおよびました。
講演後は、参加者からネズミはなぜ実験動物に使用されるのか、人間とネズミの臓器の違い、カピパラ(テンジクネズミ)との違い等々の質問が出され、和やかな雰囲気で会が終了しました。
学長から一言:山口教授の実験室で、パンダ模様のかわいいネズミを以前に見せていただいたことがあります。。。素敵なパンダ模様だったのですが。。。長いシッポが。。。