ブログスタッフ国際経済学科の足立です。もうすっかり春の香りがキャンパスにもあふれてきました。今日は国際経済学科らしい話題をお伝えします。
福山大学はブルガリアのソフィア大学と提携校となっています。福山大学からソフィア大学へ初の交換留学生5名を平成25年10月に送り出しました。その一人で3月中に帰国予定の国際経済学科3年鹿宗美里さんにソフィアでの留学生活についてインタビューしました。今留学を考えている人にも留学の楽しさが伝わると思います。
Aブルガリアに来て4か月以上たちましたね。ブルガリアに来て一番驚いたことはなんですか?
Sエレベーターですね(笑)。ドアを開けたら箱みたいで内側に扉はなく、目の前で壁が移動するんです。これで安全なのか?とドキドキしながら乗りました。そのほかにもあげたらきりがありませんが、毎日カルチャーショックの連続です(笑)
交換留学生の5名
ソフィア大学日本語学科で
アンドレエフ先生と
A私を含めて日本人はブルガリアと言えばヨーグルトを連想しますが、ブルガリアでお勧めのおいしい食べ物はありますか?
Sアイリャンとバニツァです。アイリャンは日本でいう飲むヨーグルトです!普通のヨーグルトの水割りなんですが、こちらの人は塩をふって飲みます。二日酔いの時もアイリャンがいいみたいです!バニツァはパイ生地にブルガリアの塩っけのあるチーズを挟んだパンのようなパイのような食べ物です。どこのパン屋さんにも必ず何種類も売っていて、朝食によく食べます。
飲むヨーグルト、アイリャン
ブルガリアのパン、バニツァ
Aソフィア大学ではどんな授業を履修しましたか?
SマーケティングのConsumer
Behavior(消費者行動)とブルガリア語の2つです。マーケティングは毎週水曜日3時間の授業、途中先生の気分で30分ぐらい休憩があります(笑)、ブルガリア語は月曜日から木曜日週4日朝9時からありました。
初めてのバス体験
気の合う仲間と
Aソフィア大学から26単位も認定されたと聞いていますが、授業で楽しかったこと、苦労したことを教えてください。
S楽しかったことはマーケティングでは課外学習で大きなショッピングセンターで買い物客にインタビューしたことです!ブルガリア語では授業を重ねていくうちに、ブルガリアの友達と会話ができたり、自分の意思を伝えることができるようになったりしたのはとても楽しかったです!苦労したのはやはり言葉ですね。授業はどちらも英語で受けましたが、100%理解するのは難しく、自分の語学力のなさに毎授業ごとに泣きそうでした。でも、ブルガリア人の友達や日本人の友達が助けてくれて何とかやっていけました。
A授業以外での楽しい思い出は?たくさんあると思いますが…
Sブルガリアの友達とカフェに行ったり、エラスムスの友達とパーティーに行ったり、旅行したり、なんだかんだいつも楽しいですね!
ハロウィンパーティー
エラスムスの旅行に参加
A友達何人ぐらい出来ましたか?
Sソフィア大学の日本語学科の学生やエラスムスなどで知り合った人も含めて30人ほどでしょうか。ブルガリア人の親友もできました。人脈?も広げてきたので、次の留学生の助けになれたらいいなと思います。
A留学中に出会った友人は一生の宝物ですね。日本に帰ってもずっと交流が続くといいですね。お休み、たとえばクリスマスなどはどのように過ごしましたか?
Sクリスマスはヨーロッパでは日本のお正月のようにほとんどの人が故郷に帰り、家族と過ごします。ある友達が家に招待してくれたので、そこでヨーロッパのクリスマスを過ごしました。お正月は友達と過ごす人が多いみたいで、友達の家でカウントダウンしました。新年はどこの家や窓からも花火が上がりとても賑やかでした。
ブルガリアの家庭でのクリスマス
日本大使館の新年会に参加
Aヨーロッパの家庭でクリスマスを過ごすなんて貴重で素敵な体験ですね。うらやましいです!日本に帰国する前にヨーロッパを旅行すると聞きましたが、どんな旅行になりそうですか?
S友達と二人で計画しています。イタリアではヴェネチアのカーニバルに行き、ローマ、ベローナ、フィレンツェとまわり、フランスのパリに行き、スペインのバルセロナ、トルコのイスタンブールとまわる予定です。ブルガリアにもどって、黒海に面する町バロナ、古い建物の町ヴェルコタルノボをまわり、ソフィアにもどる予定です。
ブルガリアの伝統的なお祭り
ベネチアのカーニバルにて
バルセロナ・サグラダファミリア
A楽しそうですね。この留学が自分の将来にとってどう影響すると思いますか。自分の中で何か変化はありましたか?
S改めて日本の良さ、海外の良さが見えました。なので、もっと視野を広げていきたいです。何事も始めるのは遅くないと思います。自分のやりたいことを追いかけることの大切さを教えられた気がします。
A最後にズバリ留学してよかったと思いますか?
S Of course! 家族の大切さ、言葉じゃない友情、日本人としての誇りを感じることができました。
A今日はありがとうございました。帰ったらまたゆっくりお土産話を聞かせてくださいね!
Sあふれるほどの笑い話と抱えきれないほどの想いを連れて帰りますね!(笑)
学長から一言:ブルガリアから日本に来た留学生も、日本の学生生活を満喫!でしたが、
http://blog.fuext.fukuyama-u.ac.jp/2014/03/blog-post_8.html
こちらからブルガリアに留学した学生も、「よく学びよく遊び」で、本当に充実していますね! 多くの学生が、在学中に一度は、外国を生で経験してほしいものです。、