こんにちは。生命栄養科学科のKです。
本学科では、毎年この時期に臨地実習出発式を行っています。今日はY助手より、臨地実習出発式の様子についての報告が届きましたので紹介します。
その前に、臨地実習について簡単に説明します。
本学科では、3年次の夏~冬にかけて保健所、福祉施設、小学校、病院など、実際の管理栄養士が働く現場で実習を行います。実習先では大学で学んだ知識だけでなく、コミュニケーション能力や課題解決能力なども必要となり、学生にとっては、学生生活で最もやり甲斐のある時期です。
しかも実際の現場を経験することは、管理栄養士とはどのような仕事なのかを、じかに学べる貴重な機会です。実習を通して、自分が将来どういう職場で働きたいかを考えることができます。
出発式は、教員が実習へ向かう学生を送り出し、また学生は「頑張ってきます!」と宣誓を行う、ひとつの節目となる行事です。
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7月27日(木)、平成29年度 臨地実習出発式を執り行いました。まず、井ノ内学部長より激励の言葉がありました。
臨地実習に向けての心構えが、「野球の三冠王」になぞらえて3つの「かん」で示されました。ここでの3つの「かん」は、「関心」、「感動」、「感謝」。
「関心」を持ち積極的に学ぶこと、「感動」があれば記憶に残りやすいこと、実習先の先生や施設の方、保証人の方に「感謝」の気持ちを持って実習に臨むことが伝えられました。
もうひとつ、「YES」の単語に合わせて、「やる気」「エネルギー」「センス」が必要であることが話されました。
続いて、菊田学科長からの激励の言葉です。
臨地実習は、管理栄養士の職場を初めて見学・体験する貴重な時間でもあります。一年後には就職活動もあるので、自分の将来についても考えて、しっかり学んで来てくださいとの激励がありました。
同時に、臨地実習は、実習先の施設や地域の方々の支えがあって成り立つものであることを再度認識し、覚悟を持って実習に臨むようにとのことでした。
最後に、臨地実習生代表の学生が宣誓を述べました。
出発式を通して、さらに気持ちが引き締まったのではないでしょうか。しっかりと事前学習・準備を行い、実習に臨みましょう!
学長から二言:今年も生命栄養科学科の3年次生が臨地実習二出かける時期になったのですね。。。学生を引き受けてくださる実習先の皆様、ありがとうございます。お手数をかけますが、学生の教育をよろしくお願いいたします。。。学生の皆さん、社会に出たら、福山大学の看板を背負っていることも忘れないで、しっかり学んでくださいねッ!