2017/08/10

ハプニングに負けず川崎医科大学の学術集会の発表を無事終了!

こんにちは、学長室ブログメンバーの社会連携センター 中村です。

今回は、8月5日(土)10:00~16:00に川崎医科大学で開催された学術集会での発表報告です。

学術集会の過去ログもよろしく!
(2015年8月1日)川崎医科大学の学術集会で発表!
(2016年8月6日)吉備地域での産学官連携の取り組み 知的財産活用の学術集会で発表!

川崎医科大学はINPIT(独立行政法人工業所有権情報・研修館)による産学連携知的財産アドバイザー派遣事業「吉備地域産学官連携知的財産活用ネットワーク」の幹事大学で、参画大学は福山大学、川崎医療福祉大学及び岡山県立大学です。(この連携のご縁から学術集会で参画大学として研究シーズを発表させていただいています。)

川崎医科大学や他の参画大学とのネットワーク構築や新たな研究アイデア、共同研究の契機のために福山大学も発表しました。

発表の総数は、口頭発表が14題、ポスター発表が134題でした。その中で、福山大学は、口頭発表を1題、ポスター発表を3題、発表です。

詳しくは、第8回川崎医科大学学術集会 抄録を参照してください。

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まずは、列車のハプニングから。
第8回川崎医科大学学術集会の開催時間は10:00~16:00ですので、それに間に合うように、福山駅を8時43分に出発し、川崎医科大学のある中庄駅へ9時39分に到着する予定でした。

ところが、福山駅で時間潰しをしていると、福山駅の構内放送で「列車の踏切事故が倉敷駅と中庄駅の間で発生しました。」、「列車が遅れています。」とのアナウンスが流れてきました。

私は、ポスターセッションで発表する2人のポスターを預かり、10時30分までにポスターを展示しなければいけないこともあったので、通常の乗車時刻が8時18分の電車が10分遅れで到着しましたので、急いでそれに乗って向かうことにしました。

しばらくすると車内放送で「大型トラックが立ち往生している。」、「レッカー車が移動作業をしている。」、「大幅に時間がかかる。」、「9時30分までかかる。」などのアナウンスが流れました。

この様子では、口頭発表が定刻に間に合わない可能性があると思い、川崎医科大学に携帯電話で福山大学の口頭発表の順番を最後に回して頂くことやポスター展示についての事情を説明して対応をお願いしました。
このような時、携帯電話は本当に便利ですね。

列車は各駅で時間調整を行ったり、里庄駅と金光駅の間では、駅では無い所で止まったり、金光駅では乗り換え指示もあったりしましたが、9時20分頃に「安全を確認して運転を再開しました。」とのアナウンスが流され、ホッとしていると10時10分になんとか川崎医科大学のある中庄駅に到着しました。
10時30分までにはポスターを展示することになっていましたので、急いで川崎医科大学に行って受付をしてポスターを展示しました。
早くに開始された特別推進研究のセッションは、すでに始まっていましたが、私達が関係する口頭発表やポスターセッションにはなんとか間に合うことが出来ました。

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と言うことで、主題である学術集会の様子をお伝えします。

口頭発表は薬学部の前原昭次講師が「エンドファイト系状菌を用いた天然活性成分の生産及び変換能」について口頭発表を行いました。


前原講師の口頭発表に対してフロアーから多くの質問があり、前原講師も的確に回答しました。
  
川崎医科大学、福山大学、川崎医療福祉大学及び岡山県立大学による吉備地域産学官連携知的財産活用ネットワーク大学間の意見交換会を兼ねた昼食会が開かれました。


口頭発表が終わると、ポスター発表が始まります。ポスター発表の会場は7階と8階のフロワーを分けた2か所で開催されました。
 

今回のポスター発表者は、薬学部の薬学部の白川講師、松岡講師、生命栄養科学科の柴田助教です。
 白川 真講師 「第4の選択~新規がん治療法の実現に向けて~」
 松岡浩史講師 「動脈硬化抑制に関わる核内受容体の標的遺伝子の探索」
 柴田紗知助教 「カルノシン酸摂取による老齢疾患予防効果について」
 

口頭発表の合間には、Coffee Breakがあり、その準備もされています。
 

平成29年度川崎医学会賞の発表と表彰式が行われました。
 

最後に今回参加した福山大学教員全員の集合写真です。
左から、道原明宏副センター長(薬学部教授)、白川講師、前原講師、松岡講師、柴田助教、(社会連携センター助教)、右端には、INPITから派遣された産学連携知的財産の西山アドバイザーも。福山大学社会連携センターも知的財産の活用やその連携などでお世話になっています。


今回は、ハプニングで始まりましたが無事に終えることが出来ました。
福山大学社会連携センターは、他大学や自治体、教育委員会、企業、地域、住民、学校・学生等との連携をさらに深化させ、大学の内部リソースの社会還元を推進していきます。
今後とも、よろしくお願い申し上げます。


学長から一言:発表者の皆さん、お疲れさまでした。。。研究熱心な若手の参加でしたね。。。ハプニングにもかかわらず、責務を果たした社会連携センターの中村助教も、お疲れさま!