2017/08/08

自動車をバラバラに分解!(機械システム工学科)

機械システム工学科のKです。

機械システム工学科自動車システムコースの通年科目に「自動車工学演習」があります。

自動車工学演習は他ではない面白い演習を行っています。

自動車の全分解」です。

「自動車を分解?バラバラにするの?」 とよく聞かれます。

自動車を設計し製作するには自動車のことをよく理解しておくことが必要です。
「自動車工学演習」では自動車を分解して自動車の構造について理解を深めていきます。

ボンネット、ドア、ハンドル、シート、エンジンなど取り外し分解していきます。




最後はフレームだけになりました。



分解した後は分析です。
今回実習に使用した自動車は、マツダAZワゴン(車両重量約800kg)という軽自動車です。
分解した主要部品の重量を測定しました。


エンジンとトランスミッションで104.0kgありました。意外かもしれませんが電気配線が11.8kgもありました。そのほかにも樹脂部品がたくさんあります。


再度組み立てることのない分解なので履修した学生は楽しそうに分解作業をしていました。


学長から一言:分解して、あるいは分解の過程で、どのように構造を学ばせるのか、そこが教員の腕の見せ所ですが・・・このブログからだけではよく分からないな~~企業ヒミツ?!?