以前の学長室ブログ(記事1、記事2)でも紹介しましたが,産官学連携として,広島県情報産業協会・福山市産業振興課・福山大学工学部が互いに協力し,「ものづくり福の耳プロジェクト」の支援を行っています.その経過報告が中道准教授から届きましたので,紹介します.
(注記:「ものづくり福の耳プロジェクト」とは、福山市職員の方々が市内の製造業事業所を訪問し、ものづくりの現場が抱える課題やニーズを把握する取り組みです )
--------------------------------------------------------------------------------------------
7月末にようやくプロジェクト内で,ソフトウェアのテストを済ませ、加えて利用方法をまとめたマニュアルも完成しました.
それでやっと福山市産業振興課の皆さまに開発した「ものづくり福の耳プロジェクト」支援のソフトウェアをお渡しすることができました.
マニュアルと支援ソフトを手渡し
今回はプロジェクトメンバーを代表して4年の神原くん,マニュアル作成の中心メンバーである3年の小畠さんと藤井くんが打合せに参加してくれました.
作成したマニュアルを使ってソフトウェアの利用方法を説明するとともに,必要な機能等についてもヒアリングを行いました.作成したマニュアルはお見せできませんが,ソフトウェア設計の演習で培った経験が生かされた本当によくできたマニュアルでした.アドバイスをいただいている広島県情報産業協会に所属する株式会社エースシステムズの岡田氏からもお褒めの言葉をいただきました.
マニュアルを確認しながらのソフトウェアの使い方を説明
ソフトウェアがほぼ完成したということで、福山市「ものづくり福の耳プロジェクト」の中で実際に利用していただく運用テストの段階に入ります.
今後は,運用テストを続ける中で見つかった問題などの対処を行い,9月末の正式運用に向けて対応していく予定です.
--------------------------------------------------------------------------------------------
以上,中道准教授からの報告でした.
学長から一言:支援のためのソフトウエアの開発だったのですね。。。ものが見えないというのは。。。分かったようで。。。何はともあれ、学生の皆さん、お疲れさま!正式運用に向けてがんばってください!!!