2015/10/01

「地域メディア論」がパワーアップ!

こんにちは。学長室ブログメンバーのメディア情報文化学科(来年度よりメディア・映像学科に名称変更)の阿部です。

福山大学では、先週より後期の授業が始まりました。メディア情報文化学科には、さまざまなアクティブ・ラーニングの授業科目がありますが、今回はその中の一つであります「地域メディア論」についてご紹介します。



地域メディア論は、「行政区の地域範囲がメディアを介して拡がりつつある今、私たちの暮らす備後地域の地域活動の現状をグループに分かれて調べる」目的で開講されている講義です。一昨年度、昨年度と、グループで地域活動調査を行い、松永駅前の大学拠点M亭で発表会を行ったりもしてきました。(去年の発表会の様子はこちらで読むことができます。)

今年の地域メディア論でも、備後地域の地域活動調査を最終課題として設定していますが、今回は昨年度の最終発表会のコメンテーターをお願いしました、NPO法人まちづくりプロジェクトiD尾道代表の村上博郁さんにも講師として加わっていただき、より実践的な部分を重視した講義となりそうです。


先日その初回授業がありました。私から授業概要を話した後に、「もう一人の講師である村上さんは、一体これまでどんなことをやられてきた方でしょうか」という課題を受講生のみなさんに投げかけまして、「これを聞けば村上さんのことがわかるだろう」という質問を一人3つずつ考えてもらい、受講生の自己紹介がてら村上さんに質問してもらうということを行いました。

「地域メディア論」は備後地域の動きを知ることとともに、インタビュー調査の演習も兼ねた講義でもありますので、そのインタビューの導入部分をいきなりやってみよう、と考えたわけです。受講生のみなさんは、村上さんが尾道のまちづくりNPOの代表であることと、ゲストハウス「ヤドカーリ」を運営されていることのみ知った状態で質問を考えていきます。


どんな質問が出てくるかと思いましたら、最初から、
「尾道にはゲストハウスが他にもたくさんあると思いますが、どのように差異化を図っていますか」
「ゲストハウスでは、お客さんとの交流をどのようにつくっていますか」
「どういう風に宿の名前を決めたのですか」
などなど、活動の本質を探る質問がズバリ出てきました。村上さんには、これらの質問のひとつひとつに丁寧に答えていただきました。中には、「ヤドカーリでは、支払いはお金の形だけではないんですよ」「ヤドカーリにくる外国人の割合は6割くらいで、どこの国の方が多いかというと・・・」といった気になる答えもあり、生活のなかの既成概念の枠がとっぱらわれたような気持ちにもなりました。

お互いの自己紹介になれば、との思いで企画したQ&Aでしたが、地域のことを考えるためのヒントがたくさん散りばめられた有意義な時間になったと感じています。来週は、対話でなされた村上さん像をヴィジュアルで共有すべく、村上さんから自身の活動についてプレゼンしていただく予定です。

今回の地域メディア論では、村上さんのネットワークをお借りしながら「ポップアップストア形式」のお店の手伝いをさせてもらうことも計画しています。今後の地域メディア論の活動につきましては、メディア情報文化学科ブログに書いていきますので、こちらもぜひご確認ください!


学長から一言:これは3年生の授業のようですね。。。高校生の皆さん、こんな授業、受けてみたくありませんか?