2015/10/23

ETロボコン2015 中四国大会の報告

こんにちは、スマートシステム学科ブログメンバのMGです。

福山大学工学部では、各学科が協調して取り組む学科横断型の教育である「みらい工学プロジェクト」を実施しています。これは主に1年生を対象として、在籍している学科に縛られず他学科の特色ある教育を受けることができるという画期的な授業です。スマートシステム学科の教員は「知的生産技術学習プロジェクト~ETロボコンに挑戦」という講義を行い、組み込みソフトウェア開発やモデルベース開発の学習と、ETロボコンへの参加をテーマとしています。

さて、今年度は9月20日に福山駅前の福山大学宮地茂記念館でETロボコン中四国地区大会が行われました。福山大学からは、昨年度みらい工学を履修したスマートシステム学科2年生の白井勇也君とスマートシステム学科4年生の伍雲祥君が、規定のコース走行を競うデベロッパー部門とロボットパフォーマンスを競うイノベータ―部門にそれぞれ出場しました。




その結果、イノベーター部門では総合優勝、デベロッパー部門では総合7位を獲得、また参加した両名ともに完走賞を頂きました。残念ながら全国大会への出場は見送りになってしまいましたが、この結果報告として、先日松田学長を訪問しました。

訪問には顧問の沖准教授とETロボコン中四国大会に参加したレゴNXTのロボットも同伴しました。


賞状と記念の盾を報告した後、レゴNXTロボットのお披露目を行いました。伍君の製作したイノベータ部門のロボットは超音波センサを装備していて人間を追っていく機能がついています。これで親子ロボットを製作し、中四国大会ではカルガモのように母親についていくロボット親子のストーリーを製作しましたが、ここでは松田先生、沖先生を追いかけるパフォーマンスを披露してくれました。

デベロッパー部門に出場した白井君の感想として、この大会を通して、モデリング、プログラミングの学習が捗り、また他の教育機関や社会人の方々とコミュニケーションができ、授業だけでは得られない有意義な体験!、と、大会で得られた充実感を語ってくれました。
最後に、皆さんで記念写真、松田学長とも堅い握手を交わしました。「みらい工学プロジェクト」のETロボコンに挑戦は来年も継続されます。中四国大会を突破し全国大会でも優勝を狙う!!、という意気込みの新人1年生のご参加をお待ちしております。


学長から一言:年々、本学の成績が上がっていきますね。。。今回はイノベーター部門で総合優勝したものの全国大会出場は逃しました。。。来年こそは!!!