2014/10/31

語学研修の修了証書&奨学金授与式

みなさんこんにちは。
国際交流課の神原です。

今夏、本学と協定を結んでいるカリフォルニア大学・リバーサイド校(アメリカ)で行われた夏季集中英語研修の修了証書授与式を先週学長室で行いました。

今年は本学から11名の学生が参加し、約4週間、世界各国から集まる留学生と共に英語学習に励みました。
平日は朝から夕方近くまで授業があり、宿題や小テストの勉強に日々頑張りました。その甲斐あり、無事プログラムを修了することができましたので、松田学長より、成績票、修了証書、奨学金の授与がありました。









 今年の研修の様子がわかるよう、一部の写真を国際センター(1号館2階)に掲示しています!また、フォトブックも作成しましたので、是非みなさん、見に来てください!


学長から一言:昨年から、大学の計画する国際交流のプログラムに応募する学生がどんどん増えてきました。。。学生の間に、ぜひ海外で学ぶ体験を一度はしてほしいと思い、様々のプログラムを用意しています。。。すごい成長のチャンスです!!

健康ふくやま21フェスティバル2014!

こんにちは。 学長室ブログスタッフ、薬学部の “ M ” です。

広島びんごフィジカルアセスメント研究会の福山大学薬学部代表、西尾教授からのレポートです。

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福山市社会福祉協議会の主催のもと、ひろげよう!緑いっぱい元気なまちづくりをテーマに “ 健康ふくやま21フェスティバル2014 ” が開催されました。 大学祭の同日、10月18日、19日の開催でした。
福山大学薬学部の教員で組織されている「広島びんごフィジカルアセスメント研究会」は、「あなたの肺年齢は!あなたの呼吸をチェックしてみませんか?COPDとは?」をテーマに参加しました。 また、9月の学長室ブログ「コンケン大学(タイ)薬学生の日本での実務実習を支援しています!」で紹介されたコンケン大学薬学部6年生の3名も実務実習の一環として参加しました。
会場では、最近、生活習慣病として特に問題となっているCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の啓発活動を行いました。 ポスター展示、リーフレット配付に加えて、呼吸チェックアンケートの実施およびハイチェッカーによる肺年齢の測定を行いました。 アンケートの内容には、「タバコを吸っていますか? 咳は痰が出ることがありませんか? 息切れしませんか?」などの項目が含まれています。
同時に4名への対応でしたが、常に順番待ちの状態でした。
生活習慣病COPDとは無関係の方々とのコミュニケーションも必要でした。

多くの来場者にCOPDに対して興味を示していただき、2日間で約200名の方々にアンケート調査と肺年齢測定に協力していただきました。 アンケート結果では、一般市民の生活習慣病であるCOPDに対する認識度は、まだまだ低いものであることが判明しました。
福山大学で実務実習中のコンケン大学生も、アンケート調査を経験しました。
コンケン大学生は、覚えたての日本語でのコミュニケーションにも挑戦しました。
ハイチェッカーによる肺年齢の測定においては、勢いよく一気に息を吹き出す必要があるため、頑張りとコツが必要です。 スタッフが率先してデモンストレーションしました。
実際の来場者による「肺年齢」測定の様子です。 スタッフによる力強い励ましが必須です。

測定結果はメモとして持って帰っていただきましたが、自分自身の肺年齢の高さに(特に、喫煙経験者は)驚きを隠せない来場者が多数でした。 我々のこのような活動が、“ 元気なまちづくり ” に役立てばとの思いで、今後も活動を行っていきます。

「 広島びんごフィジカルアセスメント研究会 」 
福山大学薬学部、西尾(代表者)、杉原、小嶋、田中、土谷、上敷領

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上記の活動に加えて、同会場の福山市薬剤師会ブースでは、福山市薬剤師会会長で福山大学薬学部の客員教授である 村上教授の指導のもとに、本学薬学部1年生が活躍していました。

イエローグリーンリボン運動(受動喫煙の防止)。
危険ドラック防止運動。
健康薬用ジュースの試飲。
様々なコーナーを設け、“ 健康な身体と健全な町づくり ” について、地域の方々に考えていただく キッカケ を提供してきました。


学長から一言:大学祭と重なっていけませんでしたが、こちらも有意義で楽しいお祭りでしたね!!

井伏鱒二作品の公開調査を行ないます

3月に行なわれた成果発表会の様子
こんにちは。人間文化学科のメンバーYです。

今回は読書の秋に相応しく、福山市出身の井伏鱒二が備後地方を舞台に著した小説の研究を10年にわたって続けている、人間文化学科日本近代文学ゼミの活動を紹介します。

昨年度は、井伏文学における金属文化と出雲の関係を「穴の海」伝説を通して追求し、3月にふくやま文学館で行なわれた、学生による成果発表には多くの方が聴講に来られました。

 今年度は、小説「海揚り」と府中の文化をテーマに調査・研究を行なっています。作品の題名になっている「海揚り」とは、瀬戸内海に沈んだ船から引き揚げられ、骨董品として取引された中世の備前焼のことです。終戦直後の井伏鱒二の体験を元にしたこの作品には、府中市で骨董商を営む「平田八春」という魅力的な人物が登場しますが、今年度の日本近代文学ゼミの聞き取り調査によって、この人物が実在していたことが分かりました。福山大学附属図書館での文献調査から始まり、府中市立図書館の全面的な協力を得て、地元の情報発掘につながった新たな発見です。

福山大学附属図書館内での文献調査の様子
この新発見も踏まえ、日本近代文学ゼミでは、11月29日(土曜日)に府中市立図書館で公開調査を行ないます。残念ながら、今回の公開調査は、作品の関係者や井伏鱒二の研究家、報道関係者を対象としたもので、一般の方にはご参加いただけないのですが、来年には学生による研究報告会を予定しています。

フィールドワークの詳細や今回の公開調査に参加する日本近代文学ゼミの学生の声を人間文化学科のHPに掲載しています。今後は成果報告会の日程も掲載する予定ですので、こちらをチェックしてみて下さい。




学長から一言:面白いですね-。。。小説中の人物が実在していたことを突きとめる。。。文系の研究も理系の研究も、研究というのは、エビデンスベイスドなサスペンスなのですね!!

2014/10/28

ブルガリア ソフィア大学で国際交流!

みなさん、こんにちは。
国際交流課の神原です。

福山大学は、ブルガリアのソフィア大学と学術教育研究協定を締結しています。
今年の9月末から、建築・建設学科3年生の洲﨑 真那さんが、交換留学生として、ソフィア大学で勉強をしています。今日はその様子をご紹介します。



                         
関西国際空港から発ち、ドーハ経由でブルガリアに入国しました。



ブルガリアのソフィア空港には、昨年の9月から今年の9月まで交換留学生として本学に在籍していたエリーさんがお迎えに行ってくれ、入寮の手続きや、その他生活に必要な手続きを手助けしてくれました。


喫茶店でひといき

今では寮にネットが開通し、ドイツ人留学生のルームメイトと快適に暮らしているようです。
また、授業では、クラスメイトに助けられながら、英語での授業に日々奮闘をしているようです。授業のない週末は、エラスムスのメンバーと一緒にブルガリアの国内外に旅行に出かけ、見聞を広げているとのこと。

*エラスムス・・・ EU における学生の流動化の促進目的に1987年に設立された組織。




これからどんどん寒くなっていくと思いますが、一生の思い出に残る留学生活を過ごしてほしいです。


学長から一言:州崎さん、がんばっていますね。。。ソフィア大学もすっかり身近になりました!。。。昨年の交換留学生のお土産の、ブルガリアのお塩も、独特のすてきな風味!!


心も体もピッカピカ!なるスポーツ大会、府中学びフェスタ「雑巾がけレース」

第4回 「 府中学びフェスタ 」 が開催され、地域貢献活動として 「 雑巾がけレース 」 大会を経済学部スポーツマネジメントコースの相原ゼミで主管してきました。 これまで培ったスポーツマネジメントの知識を活用し、府中市役所と連携した地域貢献活動を実践しています。
  掃除の基本である 「 雑巾がけ 」 に、ルール、相手、審判の3つの要素を加味することで立派なスポーツ競技が成り立ちます。 雑巾がけを通して、市民の美化意識と体力増進を図ることを目的としており、環境と健康の両方へ貢献できる 「 スポーツイベント 」 を目指しています。

心も体も、体育館も “ ぴっか、ぴっか ” になるスポーツ・イベントなのです。

雑巾がけレースは、1人20mを雑巾がけし、4人のリレー方式によるタイムで順位を競い合います。

 今回のレースから、2mのバトンゾーンを設け、競技規定にも努めており、よりスピーディーなレースが展開されました。 会場となった府中市立第一中学校体育館には、6歳から50代の会社員まで、幅広い年齢層の選手たちが、24チーム約96名が参加し、優勝を争いました。

 日頃慣れ親しんだスポーツのユニホームや消防署の制服を着用するチームもいるのですが、ハロウィンが近い季節柄か、チーム全員で仮装して参加する選手が多いのも、このレースの特徴です。

 回を重ねるごとに、協賛スポンサーも増加してきまして、今回は地元の商店街から大企業まで幅広いスポンサーが集まり、ついに全チームに商品が提供できるようになりました。 こうした地域への広がりが、最も嬉しい成果です。 府中市役所教育委員会生涯学習課の皆様に厚く御礼申し上げます!
 


   レース大会は、府中市教育委員会生涯学習課長の挨拶に始まり、 国府ファイターズ 」 の小学生による元気な選手宣誓があり、全員で準備体操をしてから、予選タイムトライアル競技が開始されました。 上位4チームによる決勝レースの末、府中東高校サッカー部が優勝しました。  決勝大会後、福山大学チアダンス部の演舞があり、公式タイムの集計に予想以上に時間がかかる中、急遽アンコールで2曲も踊ってくれました。 これも見事な福山大学のチームワークでした。  
 早くも来年度に向け、年齢によるカテゴリーを設けてタイムトラアイルを実施しようという建設的なご意見まで出ています。

 心も体も、体育館も “ ぴっか、ぴっか ” になった1日でした。

福山大学は、東京オリンピック・パラリンピック連携協定校です。 日本の伝統文化? である 「 雑巾がけ 」 と 「 スポーツ 」 を組み合わせた競技として、東京オリンピック・パラリンピックのデモンストレーション競技になれば良いなあ!

そして、日本中の床をピッカピカにして、世界中の人たちを、 お ・ も ・ て ・ な ・ し 。


学長から一言:雑巾がけレース。。。 おもしろ~い!! 福山大学でも、オリンピックでも、やりましょう!!

つながるということ

こんにちは、ブログスタッフの生物工学科 佐藤です。

10月18日(土) 三蔵祭に合わせて、生物工学科同窓会が開催されました。また、10月23日(木) 生物工学科Facebook pageが1歳の誕生日を迎えました。あまり共通点がないように見えるこれら2つのことですが、“つながる”という点で共通しています。少しそのことについて考えてみました。

最近のコミュニケーション手段には、インターネットを媒体としたSNSのようなものから従来のface to faceのコミュニケーションまで様々なスタイルがあり、特に前者の広がりはすさまじい勢いがあります。私が高校生の時は携帯電話もなかったのに、今やネットを介して誰でもどこでも簡単に“双方向”のコミュニケーションができます。ありがたいことに生物工学科Facebook pageでも、投稿に対して多くの方に“いいね”を押していただいております。

例えば、この1年の“いいね”ランキング第1位から第3位は以下のようになっています。

1位 「せんせーすごいの作りました!(43いいね、537リーチ、2014/02/08)」

2位 「秦野先生、枝払い(36いいね、886リーチ、2014/10/07)」

3位 「テンちゃんと広岡先生(36いいね、702リーチ、2014/08/18)」


学生が楽しんでいる様子や、教員の普段の様子に焦点を当てた投稿に“いいね”される傾向があるようです。フォロワーにOB・OGの皆さんが多いことも結果に影響しています。その他にも“いいね”が多いものとしては三蔵祭」や「山口先生の還暦のお祝い(下記参照)」のような投稿があります。また、根強い人気があるのは「テンちゃん」、最近“いいね”が増えてきたのが、今、生物工学科で力を入れている「ワインプロジェクト」に関する投稿です。

その他“いいね”を代表して
このように“いいね”を押していただいたり、コメントをしていただけると私も調子に乗って“つながった!”と感じてしまいます。しかし、この一見双方向にみえるつながりにはあるべき何かが欠けているということも薄々感じています。それはいったい何なのでしょうか? 私は個人的に“温かい現実感”のようなものであると思っています。


生物工学科は1986年4月に開設され、第1期生は1990年3月に卒業しています。つまり卒業生は現在みんな働き盛りです。そんな中、生物工学科では同窓会を毎年行っています。時には卒業生の皆さんが忙しくなかなか集まらない年もあります。しかし、集まった卒業生は、当時の思い出話や、教員と学生の関係では話しにくかった話など尽きることのない話に花を咲かせて、伝統的(?)なface to faceのコミュニケーションを楽しんで帰っていきます。もちろん私たち教員にとっても成長していく教え子の姿を見るのはこの上ない喜びです。そこには確かに温かい現実感があります。

今年は、山口教授の節目の年ということで、同窓会に合わせてお祝いをしました(再度こちらをどうぞ)。山口教授の研究室である動物細胞工学研究室出身のOB・OGの皆さんにも1期から昨年度の卒業生までお越しいただき、皆さんでお祝いをすることができました。大変楽しいひと時でした。

赤いちゃんちゃんこは嫌!っと山口先生
このようにFacebook pageと同窓会という2つの極端なコミュニケーションを考える機会を得ました。インターネットを介したコミュニケーションはつながり続けるためのツールとして本当に便利で有効なものだと思います。歴史的に閉鎖的であると世間に思われてきた大学で、とても面白い活動が行われているということを知っていただくためにも非常に良い媒体です。しかし、インターネットを介したコミュニケーションで失われてしまう、あるいはうまく伝わらないものが確かに存在するとしっかり認識することも大切だと思います。

少し話は変わりますが、最近このような本を読みました。

はじめよう!科学技術コミュニケーション(北海道大学 科学技術コミュニケーター養成ユニット 編著)

世間では雲の上の出来事であると考えられることの多い科学技術の進歩に関して、一般の皆様にもわかりやすく伝えようという動きが次第に活発になってきました。今、科学技術コミュニケーションという言葉が頻繁に聞かれることと思います。本書を読むと、Web、広報誌、ラジオなどのメディアと、サイエンスカフェ、サイエンスギャラリー、出前授業などの直接的な活動の両方が、サイエンスをわかりやすく市民に伝えるのに大切であることがわかります。同窓生とのつながりとは全く話が違いますが、ダイレクトとインダイレクトなコミュニケーションの両者が重要であるという共通点を感じました。

インターネットを介したコミュニケーションは、今後、社会における人の間の関係性にどのような影響を与えるのでしょうか? 自然科学を専門とする私にはよくわかりません。しかし少なくとも、ダイレクトなコミュニケーションを大切にする生物工学科の温かさを大切にしたいと感じます。SNSを使ってできる限りそのような温かい現実感が伝わる努力もしていきたいと思っております。つながるということの意味を考えながら。
2012年 同窓会
2007年 同窓会


学長から一言:今日はテンちゃんのお父さん、なかなか哲学的な話の展開でしたねッ!


2014/10/27

電気・情報関連学会中国支部連合大会



こんにちは。ブログスタッフのKMです。

10月25日(土)に、福山大学で「平成26年度 電気・情報関連学会中国支部連合大会」が開催されました。学会の発表会なのですが、電気、情報関連の複数の学会が共同して行う大きな大会です。この大会は中国地方の大学が毎年持ち回りでホスト役を担当し、今年度は福山大学がその役目を果たしました。

講演数は約270件、大会参加人数は500~600人という大きな大会で、今年の4月から準備に追われておりました。私の属する情報工学科が中心となって、各教員が分担して準備作業を進め、私の担当は「講演出版」と「総合受付」でした。「講演出版」は大会用ホームページの準備(コンテンツの作成、Webサーバーの構築と手配など)と、投稿論文の処理、CD-ROMと冊子製本の業者対応などを行います。「総合受付」は、大会当日の受付設置とスムーズに受付処理が行われるようにする準備をします。終わってみると、特に大きなトラブルもなく無事に大会を終えることができたのですが、正直準備は大変でした・・・。
受付は、朝一番が最も忙しく私も走り回っておりました。1号館2階の自習室前を受付スペースに使用したのですが、朝は大会参加者で混雑し、人の整理が大変でした。

大会では本学科の学生も何人か発表しています。9:00に各セクションの講演が始まってからは受付も少し余裕が出てきたので、少しだけ学生の発表を聴講してきました。

今回の大会では本学科のたくさんの学生に協力をお願いし、大会開催の手伝いをしてもらいました。下の写真は、お昼休み時の大会本部です。スタッフ用のお弁当が山積みされてますね・・。

私もこのスタッフ用のお弁当を食べました。これとは別に、大会役員用のお弁当も届いており、写真を撮るチャンスがあったので一枚撮影してきました。下の左側がスタッフ用、右側が大会役員用のお弁当です。やはり、大会役員用のお弁当はおいしそうですね(^_^A

さて、お昼には大講義室でJAXAの吉川先生の特別講演会がありました。小惑星探査機「はやぶさ」「はやぶさ2」に関するお話で、会場の聴講者も熱心に耳を傾けておりました。

全セッションが無事終了し、夜に懇親会が行われました。私たちスタッフは講演会場の後片付けがあって、懇親会は遅れての参加となりました。私たちが会場に着いた頃には宴もたけなわで、すでに料理がほとんど残っていないという悲しい状況でした(T_T)。まあ今回は裏方なので覚悟はしていましたが。

朝から晩まで大変な一日でしたが、滞りなく大会を終えることができてホッとしております。
手伝ってくれた学科の学生達、ご苦労様でした。
また、情報工学科ならびに協力してくださった先生方、お疲れ様でした!


学長から一言:広々とした工学部新棟が、大活躍でしたね。。。裏方さんお疲れ様。。。スタッフ弁当と役職者弁当の比較写真には、執念が。。。

2014/10/23

平成26年度ビブリオバトル予選会開催!

こんにちは。図書館の学長室ブログメンバー、Kです

 平成26年10月17(金)~19日(日)に「第40回三蔵祭 四十奏 ~全ての音色を一つに~」が開催されました。図書館の催し物の目玉として10月19日(日)に「全国大学ビブリオバトル2014京都決戦 地区予選会」を福山大学附属図書館AV室で11時より発表者4名、観戦者14名で開催しました。


  ビブリオバトルのルールはこうです。先ずは発表者が制限時間5分以内に、読んで面白いと思った本を観戦者に紹介します。後、会場内にいる観戦者と2~3分のディスカッションを行います。これを発表者の人数だけ繰り返した後、観戦者が一番読みたくなった本を投票して、チャンプ(チャンプ本)が決定します。

当日発表された本は、
     『赤毛のアン』(新潮文庫)
     『家畜人ヤプー』(幻冬舎アウトロー文庫)
     『新明解国語辞典(第7版)』(三省堂)
     『遠野物語remix』(角川文庫)
   と、本の分野も多岐にわたり、決戦が繰り広げられました。


  発表された中で首位を争ったのが、自然な言葉使いで解説が行われている『新明解国語辞典(第7版)』と、アウトロー作家:沼 正三(覆面作家)の『家畜人ヤプー』でした。


  結果、プレゼン力も含めて観戦者から一番興味を示された(読みたくなった)本は、人間文化学科3年生 石田直大君の『家畜人ヤプー』に決定しました。おめでとうございます。

  今回のチャンプは2014年11月3日(月・祝) に、広島県情報プラザで開かれる広島・山口地区決戦を戦います。先ずは地区のチャンプを目指して頑張りましょう!



学長から一言:初めての試み、けっこう盛り上がったようです。。。石田直大君、がんばって!

2014/10/22

アクアフェスタ2014~海洋生物科学科の大学祭~


好天に恵まれた福山大学大学祭。
一般の方々や大学進学を目指している高校生たちにとって、“大学を知る”絶好の機会になったと思います。

海洋生物科学科では、今年も、さまざまなテーマで展示や催しを行いました。

まずは・・・
学芸員資格養成課程学生による企画展示で、みなさんをお出迎えしました。
彼らは水族館や博物館などで働くために必要な学芸員資格を取得するために、ふつうの学生よりも沢山の授業や実習を履修し、日々励んでいます。

彼らは身近な生きものの生態や食材などへの利用について発表しました。
大学の近くを流れる本郷川に生息している魚たちを上流・中流・下流に分けて飼育展示しました。
また、海に生息しているお馴染みの美味しい魚(メバルやカサゴなど)を飼育展示しました。


馴染み深い磯の魚たち
さらに、海岸でよく見かけるヒトデやナマコなどに触れてもらうためのタッチング・プールも作りました。

タッチング・プール

学芸員を目指している彼らにとっては自分たちで企画・展示をする勉強の場となり、お客さんへの丁寧な説明を心掛けるコミュニケーションの機会を得ることができました。


学生実験室では、1年生の企画展示で会場を賑わせました。

まずは、毎年恒例となっている「金魚すくい」です。
子どもたちに大人気です!!

上手にすくえるかなぁ?

つづいて・・・「木片でお魚のストラップをつくってみよう‼」です。
カッターナイフなどで木片を刻み、お好みの魚を形づくります。

切り刻んだ木片・・・魚に見えますねっ <●)))≪

ほら‼ こんな可愛いのが出来上がりましたぁ♪

デベラ(タマガンゾウビラメ)
チンアナゴ

部屋の奥へと歩みを進めると・・・
つぎは、フィールド生態環境コースの学生が海の生物の調査方法について展示をしました。
会場には、普段使用している調査用の器具類や胴長などが展示され、学生実験での調査の成果を発表しました。

調査に使用している胴長など

その横では、資源利用育成コースの学生が因島キャンパスのすぐ目の前に広がる海岸で分布調査をした貝類、甲殻類、魚類などの生態を紹介しました。

磯でよく見られるヒザラガイやカメノテ、フジツボなどは、とっても美味しい磯の珍味です‼

磯でよく見かける生きものたち

さらにその奥のスペースでは、アクアリウム科学コースの学生が4つのテーマで展示発表しました。

①絶滅危惧種の紹介です。むかしはどこにでも居たといわれるメダカも、昨今では絶滅危惧種に挙げられています。

絶滅危惧種に指定されているお魚たち

②癒しのクラゲ Worldです。水槽のなかをふわふわ~っと漂っているクラゲを眺めていると、のほほ~んとした気もちになりますねっ♪

癒しのクラゲ

③グッピーの世界です。観賞魚として馴染み深いグッピーにも、色彩や尾鰭の形状に違いがあります。この形態の違いが“遺伝”によるものだということを、絵にして発表しました。

いろいろなグッピーの種類

④エイの毒針です。瀬戸内海で最も知られているエイといえば「アカエイ」ではないでしょうか。
スーパーでも切り身にして売っています(鍋の具材として珍重されます)。
しかし、このエイの尾鰭の付根には“毒針”があります。刺されると酷く傷みます。海岸で打ちあがっているエイを見掛けても、毒針には触らないようにしましょう‼(たとえ死んでいても、毒は失活していません)・・・こんな怖い一面ももっているアカエイですが、腹面の口の形には、独特な愛嬌を感じます。
アカエイの模型(学生の手づくり)

今年のアクアフェスタ2014・・・
たくさんのお客さんにご来場頂きました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。

また来年も、学生たちとともに興味深い内容の展示発表を企画したいと思います。

(海洋生物科学科 Kenji♪)


学長から一言:大学祭の期間中、実は今年は、海洋生物科学科の会場に行けませんでした(学長は、大学祭期間中も結構忙しい)。。。なので、このブログ、、とても楽しく拝見!!