今日は国際センターの趙准教授から、「留学生日本語スピーチコンテストin広島2016」の成果報告と学長室を訪問した様子を報告してもらいます。
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先日(7月30日 土曜日)、キワニスクラブ主催の「留学生日本語スピーチコンテスト in 広島2016」が広島市中区広島経済大学立町キャンパスで行われました。県内の大学や大学院で学ぶ、5つの国と地域出身の留学生計18人が参加しました。
本学からは、張 淽瀅さん(経済学部国際経済学科3年生、中山大学からH28年4月編入生)、GENKOVA lvelinaさん(人間文化学部心理学科交換留学生、ソフィア大学からの交換留学生)、田 雨晴さん(経済学部税務会計学科3年生、上海師範大学からH28年4月編入生)が事前の作文選抜で見事に選ばれ、出場しました。うち、張さんは優秀賞、イヴェリナさんは特別賞を受賞しました。(出場者及び受賞者数は何れも広島大学に次ぐ2番目でした)
張さんは、「私が日本に留学した理由」をテーマに、「かつてアジア青年リーダーシップサミットで世界各国の若者同士とのディスカッションや、ウクライナの広告会社でのインターンシップの体験から、異文化に対する柔軟な姿勢及び理解の上で、根気強くコミュニケーションを取れば、違う国同士でも仲良くできる」とスピーチし、自分が留学した理由は、「真の日本文化を理解し、また自ら窓口になって、中・日の若者のコミュニケーション促進に役立ちたいためだ」と明かしました。
張さんは、4か国語喋れます。1番上手なのは、言うまでもなく中国語で、2番目は英語、3番目は日本語、4番目は韓国語だそうです。7月のオープンキャンパスの時には、高校生の前で英語による発表を披露してみんなを感心させました。
イヴェリナさんは、ピンク色のゆかた姿で、同じブルガリア・ソフィア大学から来た先輩、エリーさん(2014年福山大学交換留学生、現在尾道高校で英会話授業のTAをしている)たちの声援の中、「心を満たすスープ」をテーマに、恋愛に消極的な日本の若者たちに効く「恋のスープ」レシピを披露し、満場の拍手を獲得しました。
「恋のスープ」レシピ
①先ず鍋に好きな人への親しい気持ちを入れ、友情を小さじ1杯入れて混ぜます。
②次に理解と寛大さを加えて、じっくり火にかけます。
③最後に、笑顔と感謝の言葉を好みで加えると、恋人同士がいつまでも幸せにいられる「恋のスープ」ができあがります。
●日本の若者の場合は、更に恥をかくことを恐れず、思い切って心のうちをさらけだす勇気が必要!
田さんの発表テーマは、「時間泥棒」です。日々進化している情報機器、ソーシャルネットワークが、知らず知らずのうちに、私たちの時間を盗む泥棒と化しています。これまでそれに、はまっていましたが、これからそういう無意味な時間の過ごし方をやめ、より有意義な留学生活を過ごしたいと、時間の大切さを熱弁しました。
ちなみに、田さんはスピーチコンテストでの受賞はのがしましたが、6月にマイナビ実施の全国一斉Webテスト(就職適性テスト)で、学内第7位の好成績を収めました。
本学の期末試験直前でもありましたが、3人ともよく頑張りました。彼女たちのこれからの活躍を楽しみにしています。
以下は、8月4日(木曜日)に松田学長に報告に行った様子です。
学長から一言:張さん、lvelinaさん、おめでとうございます。田さんも作文審査をパスして、入賞まであと一歩でしたね。。。たくさんの優秀な留学生が本学で学び、地域で活躍し、また日本人学生と交流してくれることは、いろいろな意味で!!本当にすばらしいことです!!!
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