2016/08/26

スマートシステム学科4年生、電気学会研究会で登壇発表!

 こんにちは、工学部スマートシステム学科(フェイスブックはこちら)、ブログメンバーの伍賀です。さて、今年の夏は猛暑で大変ですが、当学科の4年生は卒業研究を積極的に頑張っています。先日は、菅原研究室のゼミ生、砂場君が、山口大学工学部の常盤工業会館で開催された、一般社団法人電気学会マグネティックス研究会で、卒業研究として取り組んでいる小型電源デバイスの研究に関して登壇発表を行いましたので、指導教官の菅原准教授より、その模様を報告していただきます。

ゼミでの打合せの様子、発表前は連日のミーティングでした

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 電子・ロボット工学科(現 スマートシステム学科)4年生の砂場君が、8月18・19日に山口大学工学部にて開催された電気学会マグネティックス研究会で、登壇発表を行いました。題目は「デジタルアイソレータ用空心マイクロトランスの基礎特性」で、砂場君が進めている卒業研究の途中経過を論文にまとめて発表しました。今回の発表に対して、たくさんの研究者の方々からアドバイスをいただくことができ、今後の研究に生かすことができます。

いよいよ発表、司会の先生より紹介され、いささか緊張してます・・・

 ここで砂場君の研究を紹介します。今、世の中の機械の殆どは、電気エネルギーを使って動いています。この電気エネルギーを効率よく安定的に機械に供給する技術をパワーエレクトロニクスと言います。パワーエレクトロニクスは、大きな電気エネルギーが通る電力用回路と、その電力用回路に命令を出す制御回路でできています。電力用回路と制御回路の間は、感電すると危ないので絶縁します。そうすると信号が送れなくなります。そこで普通は光を使って信号を送っています。光で信号を送る部品のことをフォトカプラと言います。しかしフォトカプラは、反応が遅い、高温に弱い、寿命が短いなどの欠点があります。そこで砂場君の研究では、フォトカプラの代わりに1mm以下のサイズの超小型トランスで信号を送ることを考え、その超小型トランスの開発を行っています。

スライドで半導体部品・トランスの構成を説明(写真では見え難いです、すみません)

 今回の発表は、いくつか作ってみた超小型トランスの特性を測定して比較してみて、効率よく信号を送るためにトランスの構造をどうすればよいか考えた途中経過を説明しました。他大学の先生や研究機関の方々から、次に考えること、そのためにやるべきことについて教えていただきました。

 今回の研究会では、他大学の先生、大学院生、企業の方々が発表される中、4年生の発表者は砂場君一人でしたが、練習をしっかりやって臨んだおかげで、皆さんから上手な発表であったとお褒めの言葉をいただくことができました。しかし質問にはうまく答えられなかったので、次回はディスカッションの準備もしっかりしておきたいそうです。



学長から一言:学部生ながら思い切って研究途中を発表して、たくさんの人から知恵をもらう、というのは、ちょっとした勇気や覚悟がいるけれども、いろんな意味でいい勉強になりましたねッ。。。お疲れさま!!!