2016/08/24

中学生が職場体験で来学し、「福山大学新聞」を制作!

こんにちは、学長室ブログメンバー、大学教育センターの前田です。

お盆を過ぎて、少しは暑さが和らぐかな、、、と思いながら過ごす毎日ですが、涼しくなるような気配を一向に感じない今日この頃。皆さんも同じ気持ちではないでしょうか?  気を抜いて夏バテしないよう、今週も張り切ってまいりましょう!

さて、今日は毎年恒例の行事になっている中学生のキャリア教育プログラム、「チャレンジ・ウィークふくやま」で、福山大学にやってきた5名の生徒さんの1日目(8月22日月曜日)の取り組みについて紹介させて頂ければと思います!

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大学教育センターが提供する1日目のプログラムは、「大学で働く人を取材して、新聞記事にまとめよう」でした。

なぜ大学の教職員を仕事として選んだのか、大学で働くってどんなことなのか、大学で働いていて嬉しかったことや大変だったことなどを、実際に大学で働く教職員5名へのインタビューをしてもらい、A1サイズの用紙にまとめてもらうというワークです。

最初に自分未来創造室でプログラムの概要と当日のスケジュールの説明をおこない、ワークにおける役割を以下の5つの中から一人ずつ決めてもらいました。

「編集長」・・特集記事の作成を担当。インタビュー対象者全員に質問。
「記者①」・・インタビュー①(教員2名)の取材および記事制作を担当。
「記者②」・・インタビュー②(教員1名)の取材および記事制作を担当。
「記者③」・・インタビュー③(職員2名)の取材および記事制作を担当。
「社長」・・・写真撮影及びイラスト制作、記者と編集長のサポートを担当。


誰が社長と編集長になるのかな?と楽しみにしていたら、話し合いの結果、しっかりものな感じの女子2人が社長、編集長に就任!どんな記事にまとまるのか楽しみですね!

さて、無事に役割分担が決まった後は、質問作成タイムです。
記者の人たちが中心となって、インタビューの質問内容を考えます。



「なぜ、大学で働く仕事を選んだのか?」
「大学で働くことのやりがいは? 嬉しかったことは?」
「逆に、大変だったことや辛かったことは?」

などなど、大学で働くことの魅力や難しさ、時には苦手な勉強を好きになる方法など、大学の教職員にだからこそ聞ける質問が次々と出てきました。

さぁ、それでは早速インタビュー開始です!
インタビュータイムは1セット30分の3セット。担当記者の人が中心となって、質問を繰り広げます。記者の質問が終わったり、話に間が開いた時は編集長と社長がすかさず質問をしてフォローします。みんなしっかりと話を聞いてメモしてました。

インタビュー①:中尾教授、竹盛講師 

インタビュー②:劉准教授 

 インタビュー③:国際交流課 神原さん、自分未来創造室 松浦さん

インタビューが終わったら、自分未来創造室に戻ってどんな記事にしようかと考える作戦タイムです。みんな、自分の担当のパートはしっかりと作り上げようと真剣です!


社長は撮影した写真のサムネイルをチェックしながら、今回の新聞記事に使用する写真を選びます。



インタビュー中、みんなしっかりとメモをしていたおかげで、思った以上に作業が早く進んでいきます。え!?こんなに早く進んじゃうと、時間が余っちゃうよ~!




そして、予定より20分も早く新聞記事が完成!どうですか?この出来栄え!すごい!



最後に、完成した新聞記事を横に発表タイムです!
自分未来創造室の教職員4名に対し、今回のインタビューワークで印象に残ったこと、勉強になったことについて一人ずつ発表をおこなってもらいました。



「竹盛先生と中尾先生がとても仲が良さそうで、お話を聞いていて自分も教師の仕事をやってみたいという気持ちになりました。」

「(劉先生のお話より)外国語を話せるようになるためには勉強した単語を実際に使って話をすることが大事なんだとわかりました。」

「神原さんが留学された時の話を聞いて、日本とは違う文化や楽しみを自分も感じてみたいと思った。」

「(松浦さんのお話より)このような職場体験ができるのも、中学校の先生が様々な準備をしてくださったお陰なんだと気付いた。感謝の気持ちを忘れないようにしたい。」

自分が中学生の頃には、こんな発表はできなかっただろうなと思うようなしっかりした発表でした。皆さん、キツキツのスケジュールだったにも関わらず、最後まで元気に取り組んでくれてありがとうございました!


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今回、初めてチャレンジ・ウィークの受け入れを担当させて頂いたのですが、正直こんなにグループワークやインタビューがしっかりできることに驚きました。

「今日だけでもいろんな人から話が聞けて楽しかった!」
「大学では自分のやりたいことが自由に学べるんだと思って、行ってみたいと思った」

こんな嬉しい感想も聞くことができ、素直に嬉しかったです。
皆さんが近い将来、大学進学を考える頃、是非また福山大学に足を運んでくださいね! 気軽に参加できるオープンキャンパスや三蔵祭などのイベントもたくさんありますよ。またいつか皆さんを会えることを、楽しみしてます!


学長から一言:中学生の皆さん、大学で有意義な体験が出来たようで良かったですね。。。大学で学ぶと、頭が柔らかくなって、自分の可能性が広がる。。。というのが少し実感できたかな?