7月19日(日)。
海洋生物科学科のオープンキャンパスは、今年も因島キャンパスで行いました。
今年度は「フィールド生態環境実習」「資源利用育成実習」「アクアリウム科学実習」の3つのコースメニューを用意し、みなさんをお迎えしました。
本学での全体説明のあと、海洋生物科学科の体験実習を希望した高校生と保証人のみなさんは大学のスクールバスに乗って「しまなみ海道」を渡り因島キャンパスまで来ていただきました。
因島キャンパスの所内見学(水族館、魚介類飼育施設、研究室、海岸)を終えたのち、希望したコースに分かれて体験実習スタートです!!
「フィールド生態環境実習」では、大学の調査船「第二爽風丸」に乗船し、因島近海の環境調査と稚魚ネットによる浮遊生物の採集をしました。
環境調査では、海水の透明度や水温・塩分を測定しました。また、稚魚ネットで採集した生物のなかには、稚魚のほかにクラゲやヤムシ、ウミホタルなどがいました。参加した高校生たちは、興味津々で見入っていました…。
臨海キャンパスならではの調査船実習 |
「資源利用育成実習」では、海産魚類の発育過程を顕微鏡で観察しました。
有用魚の種苗生産や仔稚魚の発生と発育に関する模擬講義のあと、実際に生物餌料として多用されている動物プランクトンや、因島キャンパス施設内で飼育しているブリ、キス、シタビラメなどの受精卵、孵化仔魚、稚魚を顕微鏡で観察し、その形態をスケッチしてもらいました。飼育室では、仔魚の餌となる動物プランクトンを培養しています |
「アクアリウム科学実習」では、水族館バックヤードにおいて観賞魚飼育における飼育水の管理方法を説明し、実際に水質を評価する上で重要なアンモニア、亜硝酸、硝酸濃度などを測定してもらいました。また、水族館で飼育している魚介類への投餌を体験してもらいました。
水族館バックヤードでは、飼育水の水質調査をしました |
水族館での投餌体験!! |
福山大学に興味を持ってくださり、全国から参加してくださった大勢の高校生と保証人の皆様に厚くお礼申し上げます。
次回は8月23日(日)です。
皆さまのご参加を、福山大学教職員一同、心よりお待ちしております。
(海洋生物科学科 Kenji♪)
学長から一言:海洋生物科学科の名に違わない、体験入学会ですね!!私は全体説明の後は本部でお留守番ですが。。。こっちの方が楽しそ~う!!
学長から一言:海洋生物科学科の名に違わない、体験入学会ですね!!私は全体説明の後は本部でお留守番ですが。。。こっちの方が楽しそ~う!!