2012/12/25

2012年


学長室ブログスタッフTです。

2012年も終わろうとしています。今年のブログの記事から”続”をテーマにTの独断でピックアップ。


1月 愛され続けられる大学のシンボルマーク。
大学のシンボルマークが決まりました。

他 辰年のスタートとともに学長挨拶もありました。


2月 福山駅前の宮地茂記念館でのまちづくり団体のイベント、これとは別にいくつかのまちづくりプロジェクトも始まりました。これらは来年も続く。
宮地茂記念館でのまちづくり団体のイベント


他 ハリス君の施設探検は拡張され、学長、副学長のインタビューも。これからも探検は続くでしょう(か?。)。
図書館紹介(ハリス君の施設探検)


3月 4年生の就職活動は続いています。3年生も始まっています。
就活スタート


他 iPadのキーワード効果でしょうか、一気にアクセストップへ。iPad活用シリーズスタート。
iPadの使い道


4月 桜の名所でもある福山大学、今年始まったコンテストは来年以降も続く。
フォトコンテスト「福山大学の桜」


5月 マラソン等のスポーツ&健康テーマの記事は今後も続く。(続きますよね?。)
キャンパス内マラソン


6月 今年から始まった文化創造プロジェクトは来年も。そして各種コンテストも続く。
文化創造プロジェクト

高校生の応募を待っています! 大学発コンテストの紹介


7月 アクティブラーニングに関連する取組は続く。
「交流学習、コミュニケーションのススメ」

3学科合同模擬ゼミ-人間文化学部の特徴を生かして
※人間文化学部ではFD活動で恋愛をテーマとして3学科合同の授業ネタを作ろうとしているとか、いないとか。



8月 サッカー部のみならず、活躍は続く。
今年もウチのサッカー部はすごいんです!。

活躍の場(5月)


9月 スポーツ&健康に加え、頭脳スポーツも。来年度、囲碁は授業に。
健康マージャン~頭脳スポーツ~

10.2.石田芳夫24世本因坊が福山大学に来校!


10月 Tの個人的な好みです。ここだけテーマは”食”。。。。
生命栄養科学科の”食”に関する各種取組は今後も続くのでしょう。
食欲の10月


11月 学生主体のプロジェクトは来年も続く。
何かが動き出した! プロジェクトM


12月 学内のリニューアル・改修・改善は来年も続く。新棟は来年完成。
工学部新棟 ただいま工事中

リニューアル記念!福山大学学食探訪記


「フーズカフェ(Fu's Cafe)」は来年も使われ続けるでしょう。
例えば。

ケーキ&コーヒーでアイデアを練る(プロジェクトMの風景)

”会場はカフェ!”のチラシ
























御馳走を前に、何故か、手をあげている。(留学生との交流会)

留学生と日本人学生の交流会。リラックスして交流。



























ここまで書いて、”続”じゃなく”起”とか”始”のほうがよかったかなぁと。でも、書き直しも面倒なので、これにて終了。

今年の投稿記事は60件を超えました。学長室ブログは来年も続く。


学長から一言:ブログメンバーは少しずつ新陳代謝しながら・・・学長は多分このままで・・・、来年も大学情報をお届けします。一年間のご愛読ありがとうございました。みんな良いお年を迎えましょうネッ!

2012/12/20

「歌舞伎を愛する粋人、冨士副学長にインタビュー」




皆さんこんにちは。エドワード・ハリスです。日々、年末の足音が近づく今日この頃、皆さん、いかがお過ごしでしょうか?「先生(師)も走るから師走」なんて言う人がいるけど残念。この場合の「師」は、お坊さん(僧侶)の事だから、先生やっているハリスは、走りません。ということで最近は、年末のホーム・パーティの準備に余念がありません。
ふと気がつくと学長室ブログの今週の人気の投稿コーナーの上位が常連になっているハリスの記事ですが人気が出過ぎるのも考えもので、この度、急遽松田学長から投稿のご相談をいただきました。こんなに頑張っているハリスに松田学長は素敵なプレゼントを考えているとかいないとか…
今回、ご紹介するのは、ダンディなルックスとクールなセンスが光る福山大学の冨士副学長です。副学長室にお邪魔してインタビューをしてきましたので、その様子をご紹介したいと思います。インタビューは20121214日に行われました。
 
Q1生年月日と出身地を教えてください。
昭和21514日、東京は浅草の生まれの江戸っ子です。
Q2福山大学の学生に期待することは何ですか?
最初から、あきらめず、色々な事にチャレンジをして欲しいですね。
Q3通知表にはどんな子供だったと書かれていましたか?
正義感が強いと言われていましたね。今で言ういじめのような事をやめさせたりしていましたね。
Q4大学生の時の一番の思い出は何ですか?
実は、学生結婚をしまして急遽就職をしたりと、結構波乱万丈でした。
Q5毎日でも食べられる!というくらいの好物はありますか?
毎日食べるのは難しいけど、ウナギですかね。地元の東京には好みの店もあって大好物です。
Q6無人島に何か1つだけ持っていけるとしたら何を持っていきますか?
そうですね。機材一式が持っていけるならオーディオですかね。音楽が好きなので…
でも現実的にはサバイバルナイフかな…
Q7ご自分にとっての宝物はなんですか?(できれば物でお答えください)
父親から貰った腕時計です。修理をしながら大切に使っています。
Q8お休みの日は何をしていますか?
休みのうちの半分くらいは大学で仕事をしていますがそうでないときは、松永近辺や、尾道、鞆の方をぶらぶらしています。














Q9 Q8と関連しますが趣味はお持ちですか?
 今は、なかなか難しいのですが歌舞伎の鑑賞ですね。生まれが浅草で母が日本舞踊をしていたこともあり、歌舞伎関係者との接点が多かったものですから、子供のころからよく歌舞伎を観に行っていました。先日亡くなった中村勘三郎とも子供の時にいっしょにプールに遊びに行ったりしたんですよ。
 そう言えば、最近、その事でとても興味深い経験をされたとお聞きしましたが?
 そうなんです。勘三郎が亡くなって,以前に実家の近所の浅草に彼が来た時に撮影した動画を思い出してYouTubeにアップしたら,とても大きな反響がありました。勘三郎の人気もですがSNSの影響の大きさにびっくりしました。
(実際の動画はコチラhttps://www.youtube.com/watch?v=NthsNclzAEE
Q10ご自分の周りで今、気になっている事は何ですか?
 先ほども述べた事ですが、SNSを始めとするネットの情報発信の影響の大きさに改めて驚いています。例えば、福山大学では工学部新棟の建築の様子をライブ映像で配信したり(http://www.fukuyama-u.ac.jp/eng/live.htm)フォトギャラリーとして学内の様子を写真で紹介していますが(http://www.panoramio.com/user/5585056)そういった情報を多くの人に届けたいと考えています。
Q11このインタビューを受けての感想を一言お願いします。
こうしてインタビューに答えると何か自分の今までの人生を振り返る機会になってちょっと恥ずかしいですね。

ということで、江戸っ子気質の粋な話をたくさん聞かせていただけました。以前の松田学長のインタビューに続き今回は冨士副学長のインタビューをお届けしました。このままですと他の副学長のインタビューをしなければなりません。他の副学長は松田学長の指令を受けたハリスのインタビュー攻撃に怯える日々が続いているとかそうでないとか…
それでは、みなさんHave a nice day! そして良い年末休暇を! 今度こそ…
Happy Holidays
 

学長から一言:見かけによらず粋な文人だとは思っていましたが、勘三郎さんと幼なじみだったとは・・・惜しい方をなくしましたね。
YouTube,楽しみました。

2012/12/18

工学部新棟 ただいま工事中

 
ブログ委員MG(理系工学部&図書委員)です。
 
大学開学以来、工学部棟として愛用されてきた2号館、3号館、4号館がこのたび工学部新棟 として生まれ変わります(詳細こちら)。
 
2012年11月から本格的に工事が始まり、来年2013年9月まで下記のような通行止め区間ができています。そのためロダン橋下のスクールバスのバス停も大学の北側に移っています。
 

 
写真左:11月中ごろ、重機によってまず3号館が解体されました。
写真右:12月、4号館も解体され、附属図書館まで見通せるようにりました。 
 
12月中ごろの2号館解体風景。たくさんの重機であっという間にかたちが無くなってしまいました。今まであったものがなくなると、少しさびしい感じもします。15号館の時計台がよく見えます。

 
 
2号館、3号館、4号館にあった学科は現在、もう一つ山の上の23号館、29号館に間借りして活動をしております。下の写真左では、23・29号館に行くための大階段とエレベーターが見えます・・・が、現在使用禁止のため大回りして山登りで通っています。来年、9月にはこの場所が、写真右のような工学部新棟のイメージ図通りになるはずです。それまでしばしの辛抱ですね。

 
 
 
通行止め風景。ロダン橋は前と同様に通行可能です。バス亭は前述のように移転済み。

 
 
 

さて、このように大工事をしていると、近くでは振動や騒音でウルサイのではという危惧がありますが・・・。15号館2Fの図書館に行って調査してみますと、現在は解体工事も終わり、ほとんど騒音振動を感じることはないというお話を伺いました。これまで通り、図書館で勉強や読書に集中できます。図書館からみた工事の風景は下のような感じです。


 
 
関連情報として、現在の工事現場がリアルタイムに見ることができるライブビューはこちら
2012年12月19日(水)には、新棟建設のための地鎮祭がとり行われる予定です。
 
学長から一言:この新棟は,新しい工学部教育の理念実現のためでもあります。ぜひこちらもご覧ください(別ウィンドウで pdf ファイル 「新しい工学部の姿」 が開きます)。
 

2012/12/07

リニューアル記念!福山大学学食探訪記

皆さんこんにちわ。エドワード・ハリスです。
 寒さも強まる今日この頃皆さんいかがお過ごしでしょうか?  例年通り松田学長は乾布摩擦に余念が無いそうですがナウなハリスはノーサンキュー! 年末の休暇に家で飲むシャンパンのチョイスに余念がありません。
 
さて最近、福山大学内の2つの学生食堂がリニューアルオープンしました。今、福山大学でもっとも新しいスポットを早速レポートしたいと思います。

まず、最初に訪れたのはリニューアルした1号館2階の第2食堂。
 







 カレーや麺類などの定番メニュに加えて、パスタやピザドリアなどお洒落なメニューが勢ぞろい! どれも手間暇かけて作られていて、味は抜群! 一番人気は毎日メニューが変わるボリューム満点の日替わりランチで松田学長もその日のメニューから目が離せないとか、そうでないとか…

この日のメニューは自家製のチキン南蛮。ボリューム満点です。





たくさんのメニューがあり目移りしてしまいそう。食いしん坊のハリスが全種類制覇を達成するのはいつの日になることやら…

そんな中でこの日、ハリスが選んだのはオムライス(サラダつき)。2種類のソースが楽しめるリッチな味わいで味はもちろん、ボリュームも申し分なし。こんなランチをペロッと平らげてしまうなんて福大の学生は、本当に元気。そんな学生の若さを松田学長は羨ましそうに学長室の窓から眺めているとかいないとか…
そんな松田学長にハリスがメニューの中から勧める一品を挙げるなら熱々ヘルシなーキノコ雑炊でしょう…
年配者扱いするなと怒られそうですが…

手作りのオムライス、街のレストランにも負けない逸品!




もう1は大学会館2階にニューオープンした「フーズカフェ(Fu's Cafe)」その名の通り福山大学の中についに待望のカフェがオープンしました。このスペースは「学内に学生が集えるスペースを!」という願いの下に新設されました。









 1階の会館食堂から続くゼルコバをイメージした印象的ならせん階段を登ると、そこにはカフェスペースが広がります。
 焼きたてのパンや特製ケーキ、いれたてのコーヒーなど学生の集う癒しの空間を提供しています。

 

パンやケーキは複数の種類から日替わりで数種類が提供されるそうで、松田学長はこちらのチョイスにも目が離せないとかそうでないとか…

 
この日は、ケーキ(マロンショート)とコーヒーをいただきました。特にコーヒーは本格的な味わいでまさに癒しの一杯と呼ぶにふさわしいものでした。

 福山大学内に4か所ある学生食堂はすべて一般の方にも開放されていますので、学外の皆さまのお越しを心からお待ちしています。リーズナブルな価格で楽しめる福大グルメをどうぞご堪能ください!

 エドワード・ハリスがお届けする福山大学学食探訪記いかがだったでしょうか。これだけ学内の飲食施設が充実してくると松田学長もかなりの食いしん坊なのでは?と勘繰ってしまうのは、私だけでしょうか。工学部の新棟も建設中でますます発展を続ける福山大学からますます目が離せませんね。それでは、みなさんHave a nice day! そして良い年末休暇を!Happy Holidays!


学長から一言:ハリス君の心はもう冬休みに飛んでいるようですが,まだまだ年末まで仕事をしっかりとしていただかないと・・・そのための飲食施設・・・ではなくて,学生,教職員,そして来訪者の皆様が,みんな今以上に元気になっていただくためです。




 


2012/12/03

駅伝大会参加

こんにちは、学長室ブログ担当HYです。

いつもアカデミックではない内容ばかり掲載していますが、このたびも、学生と一緒に駅伝に参加しました、というご報告です。

5月18日付のブログで、「学生たちとキャンパスを走っています」という記事を掲載しましたが、このたびは日ごろの練習の成果を確かめるべく、昨日の12月2日(日)、広島大学主催の「フェニックス駅伝」に出場しました。この駅伝では、女子だけのメンバーから構成される女子の部と、男女混合(もちろん、男子だけでもOKですし、女子だけでもOKですが)チームが参加できる一般の部があり、一般の部へ参加しました。いずれのメンバーもフェニックス駅伝は初参加。緩い感じの大会かと思っていましたが、後程、それは大間違いだったことがわかりました。



チームは2チーム。心理学科の現役学部生8名から構成されるチームと、心理学科OB・OGそして広大の大学院生さん8名から構成される混成チームです。距離は、1区5.4㎞、2区5.8㎞、3区、1.8㎞、4区4.0㎞、5区3.1㎞、6区5.8㎞、7区1.8㎞、8区4.3㎞の全長約3.8㎞となっており、私は最長区間の6区5.8㎞を走りました。チーム名(私が付けたわけではありません)は、下の写真では、ピンボケになっていますが、上から4行目最右欄で大学の名前もちょっとだけ宣伝。全体では、広島大学内外から83チームが参加していました。





天気は曇り。気温もとても低い中、朝9時に西条に集合。一応、真面目に事前打ち合わせとコースの確認。




日ごろの成果をと言っても、そんなに練習してませんし、みんなで参加することに意義があると思っていますので、パフォーマンス重視ということで、このたびのユニフォーム?アイテム??の発表。現役組はアフロ、混合組はハゲ白髪のウィッグをつけての疾走となりました。




出発前のくつろぎのひと時。この後、各中継地点に分かれて出走を待ちました。



まだ気持ち的にも体力的にも余裕があるメンバー。



一般の部はスタート11時。混成組の第一走者が走ってきました。ウィッグが意外とナチュラルです。この時点で、1位のチーム(たぶん、広島大学の陸上部)との差はかなり広がっており、私たちが参加した駅伝大会はかなり「ガチ」だったということが判明しました。


この後、天気はだんだん悪く、そして寒くなり、第6区、私の出走時にはみぞれが降る始末。しかも、そんな長い距離に女性を配置しているチームはなく、かなり体はがちがちで、走っても走っても一向に温まる気配がありませんでした。


第6区の現役チームのタスキ渡し。タスキと一緒にウイッグも渡します。



結果は・・・・聞かないでください・・・でも、現役組はブービー賞、混成組はベストパフォーマンス賞をいただきました。







寒くて、しんどくて、とっても大変でしたが、最後には笑ってハイ、チーズ!!
長距離を走るのって、色々な仕事に追い込まれたときによく似ているなーと感じます。学生も、実験や、卒論、レポート等で忙しいにも関わらず、一生懸命走ってくれました。このねばりが、彼らの今後に良い影響をもたらしてくれればと思います。

学生の皆さん、年末まであと少し。体調管理に気を付けながら、それぞれの課題をこなしてくださいね。



私にとっては久しぶりの母校訪問となりましたが、色々な施設がきれいになっていて、とてもびっくりしました。こういうイベントは、卒業生が大学を訪問できる良いきっかけになるなと思いました。


学長から一言:お疲れ様!



2012/11/30

何かが動き出した! プロジェクトM


学長ブログスタッフMです。
今、大学内で何かが動き出しました。
11月28日(水)12:30に1号館学生ホールである説明会が開かれました。いったい何の説明会でしょう?
このイベントの代表者である、生命工学部長の秦野教授に伺いました。




あれっ 何かが動いている??? 三蔵祭の派手なジャンパーを着て、気合いを入れている秦野先生。





Q:先生!何をやっているんですか?

A:生物工学科の秦野です。
私たち福大生が最もよく利用する駅-松永駅-。北口の商店街は、文字通り「シャッター通り」となっています。以前から、福山大学も一緒になって、ちょっとでもにぎやかになるようなことができないものかという声が、いろいろとあがっていました。しかし、何をどのようにすればいいのか、話は全く進んでいませんでした。
が、しかーし!!! このたびいよいよ、松永駅北口エリアで学生たちが「何かをやってる空間」を創造しようということになりました。このプロジェクトの名前が「M」です。もちろん松永のMです。 
「何をやるのか?」は全く未定で、これからアイデアを練りあげていこうとしています。 
プロジェクトMの特徴は、学生たちが中心となって、若い感覚でワイワイと進めていくというところです。もう一つ。一発花火をあげるのではなく、後輩たちに引き継ぎながら、継続していくことを前提としたプロジェクトです。その方が地域の皆さんにも受け入れられやすいだろうし、何より盛り上がると思います。その活動を、私たち教職員がしっかりサポートするという仕組みです。

学生たちのサークル感覚で、ぜひ友達や、後輩たちに声をかけ、学年・学科をまたいだメンバーで「こんなことやりたい!」というアイデアを出していただきたいと思います。アイデアを出すだけではなく、運営メンバーとして、ぜひ参加してください!!
カフェや食べ物屋などのお店を開いてもいいし、展示会場やらなんとか相談室などを開いてもおもしろいのではないでしょうか。学生たちからの「自由なアイデア」を募集しています。ひらめいたら、アイデアカードに記入し、アイデアボックスに入れておいて下さい。
まずは皆さんの「思いつき」をいろいろ並べて、それをみんなでまとめていきながら、いくつかのグループで「よっしゃー、やるぞー!!」という流れになればGood!だと思います。学生たちが、街で学ぶプロジェクトです。うまくいくかどうかわわかりません。でも、走り出したのです。絶対成功させたい、いや成功させてもらいたい(拳)。
明るく、楽しく、元気よく! もう一つの「自分創造プロジェクト」を盛り上げましょう!!




ブログスタッフM
秦野先生、ありがとうございました。なるほど・・・学生が参加するじゃなくて、学生が創り出すプロジェクトがはじまったのですね。
今後の流れを伺いました。


  • 12月4日(火)4時限目15:15~(変則時間帯)01206教室で【「地域と広報」―まちづくりに関する公開研究会】(NPO法人まちづくりプロジェクトiD尾道 代表理事 村上博郁さん)を開催。チラシはこちら
  • 12月7日(金)アイデアカードの締め切り。
  • 12月11日(火)16:20から大学会館2階Fu’s Caféで、アイデアをもちよってミーティング開催(オープン会議)。(ちなみにFu’s Caféは、12月3日オープン予定)
  • 12月17日(月)15:20から同じく大学会館2階Fu’s Caféでワークショップ開催。
  • ある程度アイデアがまとまったら、地元の方々や関係機関の方々のご理解を得、お知恵をお借りしたいと思っています。

 


学長から三言:プロジェクトMを通じて、大学生活が楽しくなる、何かを成し遂げる充実感が得られる、生きたアクティブラーニングの場となる、地元社会との交流の場が生まれる、そして町おこしの起爆剤となる・・・夢が膨らみますね。


2012/11/27

「しっかりごはん食べて、しっかりエネルギーだして、やる気いっぱい、高いとこめざしてGO!」


「アクティブラーニング」って、何でしょう。私、個人的に「アクティブ」という言葉、好きです。「アクティブ」とは、「能動的」という意味ですが、「惰性に流されず、自ら進んで意欲的にっ!!」っていう感じでしょうか。私が学んでいる生物学にも生き物の生体機構として、「アクティブトランスポート(能動輸送)」ってのがあります。これは、低いところから高い方向に向かって運ぶというしくみですが、これを動かすにはエネルギーが必要です。(ちなみに逆方向にいくのは、「パッシブトランスポート(受動輸送)」といいます。これはあまりエネルギーはいりません。)つまり私にとって、「アクティブラーニング」とは、「しっかりごはん食べて、しっかりエネルギーだして、やる気いっぱい、高いとこめざしてGO!」っていう意味なんです。

 
いまの世の中、不景気で、予測困難な時代ですね。将来社会人として、予期せぬ困難に立ち向かう時、主体的に考え、時代を生き抜く力を身につけるため、福山大学では、「アクティブラーニング」を取り入れています。「学生の主体的な学び方」として、初年次教育、問題提起型学習(PBL)、プレゼンテーション、small group discussion (SGD)などの方法によります。従来の講義では、学生が教室にならんですわって、教員が一方的にしゃべりますよね。でも「アクティブラーニング」では、学生の主体性を重視し、学生が自ら学び考え、それを教員に向けてくる、教員はそれについて学生にフィードバックする、つまり、教員と学生の両方向性の教育内容の流れがあるということです。薬学部で行われている楽しい「アクティブラーニング」光景を少しお見せいたしましょう。今回のテーマは、薬剤師の患者対応です。学習の様子を時系列でどうぞ。
SGD: 薬剤師として患者さんとどのように対応すべきか話あいます。
SGDでの内容を各人調べてみましょう。
まとまった内容をプレゼンテーションします。こっちがわで先生もきいていますよ。
 

話し合って考えた方法を実践してみましょう。みんなで実践の様子を観察して、そうするとなにか問題点がでてきますね。それについてまた考えていきます(PBL)。
はてはて、薬剤師として患者さんに対応する方法は、学習者の心に響きながら、学習できたでしょうか。困難な時代に立ち向かう、全人的教育の目標のため、教育の方法を工夫することが大変重要になっています。やり方の枠組みばかりを考案して虚構の教育方法にふりまわされるのでなく、現実、現場を見据えて、学習者の心をつかみ、実を伴うことが最も重要だと、強く感じます。

最後に大学祭でのひとこま...
ふたりとも薬学部生です。これも「アクティブラーニング」の成果?


学長から一言:皆さん,高いところ目指して,GO! 私も一緒に,GO!

2012/11/19

おいしいご飯の炊き方

先日は「食欲の10月」で食べ物の話題をお送りしました。今回も食欲の秋にちなんだブログの第2弾として、お米の研究者で元気印のN博士に「おいしいご飯の炊き方」についてレクチャーしていただきました。

 こんにちは、生命栄養科学科のNです。 今週の金曜日は、国民の祝日、勤労感謝の日です。勤労感謝の日は、1948年に「勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう日」として制定されました。しかし、1948年より前から11月23日は、祝祭日だったことを皆さんはご存知ですか? 実は、11月23日は、新嘗祭(にいなめさい、しんじょうさい)というお祭りの日なのです。新嘗祭とは、古くから伝わる重要な祭儀で「瑞穂の国」の祭祀を司る最高責任者である大王(おおきみ、天皇)が、その年に採れた新穀を天照大神をはじめとする天地の神に供えて、農作物の収穫に感謝すると共に、自らも初めて召し上がられる祭典です。つまり、昔は、新嘗祭が終わらなければ何人も新米を食べることが出来なかったのです。 時が流れた現代では、9月に入るとスーパーでは新米という言葉が躍り、新嘗祭を待たなくても美味しい新米をいただくことができますが、収穫時期の遅い米も店頭に出揃う11月のこの時期に、皆さんも農作物の収穫に感謝しながら新米の美味しさを堪能されてはいかがでしょうか? そこで今日は、新嘗祭を前に、お米、特に新米を美味しく食べるコツについてご紹介したいと思います。


第1のポイントは、洗米です。皆さんは洗米の際、ガシャガシャ、ギュッギュッと米を研(と)いでいませんか? 米を激しく研ぐと、米に傷が入り、米が割れてしまいます。米が割れると炊飯時に米の主成分である澱粉(でんぷん)という成分が過剰に米粒の外へ出てしまうため、ベタベタとしたごはんになってしまいます。したがって、洗米は、米を水に浸した状態で5~6回かき混ぜて水を捨てるという操作を2~3度繰り返すだけで、決して激しく研がないようにしましょう。水を2~3度しか変えないため水は白濁しますが、白濁している原因は糠ではなく澱粉ですので、甘みのあるごはんに仕上げるためにも澱粉を捨て過ぎないことが重要です。

第2のポイントは、加水量です。通常、米を炊く時の加水量は、米重量に対して1.3~1.4倍量の水を加えますが、古米は水をやや多めに、新米はやや少なめにして炊くと良いという話を聞いたことはありませんか? 新米は、古米に比べて水分が多く、吸水率も高いため、澱粉が糊になる(米がごはんになる)ために必要な水分量が少なくてすむのです。したがって、新米の加水量は、通常の加水量に対して1割程度減らすと良いでしょう。

 例) 3合の米を炊く場合の加水量
     150 g(1合)×3=450 g(米重量)
     450 g(米重量)×1.35倍(通常の加水量)×0.9(1割減)=約550 mL 


第3のポイントは、炊飯後の蒸らしと混ぜの操作です。炊飯器によっては蒸らしまで行ってくれるものもありますが、その機能が無い場合や土鍋での炊飯の場合には、10~15分程蒸らしてください。また、蒸らし終わったごはんは、ごはん粒を潰さないように気をつけながら混ぜておきましょう。これは、ごはん粒の内部まで水分をいきわたらせるためと、余分な水分を飛ばすためです。余分な水分があるとごはんが水っぽくなり、べとついてしまいます。

第4のポイントは、余ったご飯の保存方法です。1度に食べきることのできない量のごはんを炊く場合には、炊飯後すぐにラップに取り、粗熱をとった後、冷凍保存してください。余ったご飯を冷蔵庫で保存すると、澱粉が老化という現象を起こし、硬く、粘りの弱いごはんになるので注意して下さい。

今日は、お米を美味しく食べる上で大切な4つのポイントについてご紹介してきました。新米が出揃うこの季節に上記の4つのポイントに注意して、いろいろな品種のお米を試してみてはいかがでしょうか。きっとあなた好みのお米が見つかるはずです。


(N博士と一緒に研究している4年生二人も、ご飯のプロフェッショナルを目指しています。)


学長より一言:今晩は,おいしい新米ご飯にしま~す!