2012/08/07

今年もウチのサッカー部はすごいんです!。


スタッフMです。今年もウチのサッカー部はすごいんです!。
福山大学サッカー部は昨年、「平成23年度中国大学サッカーリーグ戦」に優勝し「第60回全日本大学サッカー選手権(インカレ)」に出場しました。
また、昨年3年生の中島君は、FC岐阜に入団し、現在大活躍中です。
で、今年は、6月20日から開催されている全広島サッカー選手権決勝大会(天皇杯予選)で、並み居る強豪に打ち勝ち、決勝まで進んでいます。
そこで、本学サッカー部監督の経済学部経済学科吉田卓史准教授に聞いてみました。

(スタッフM)
ウチのサッカー部はなぜ強いのですか?




吉田先生


 サッカー部は8月26日に行われる天皇杯予選の決勝まで勝ち上がっております。これに勝利すると天皇杯全日本サッカー選手権への出場権を手にします。部員達は勝利目指しトレーニングに励んでいます。今回はサッカー部を指導している者として、自分自身大切にしていることと、選手に求めていることをまとめてみました。

【大切にしていること】

☆選手を信じる
選手は常に活躍したいと思っています。活躍させるのが指導者の仕事。選手がミスをしたらまず自分の教え方を疑います。どんな選手でも必ず自らの力で成長してくれます。それを信じて指導しています。

☆感覚を大切に
現在ではトレーニング方法やコンディショニングなどかなり科学的に整理されています。ただ、それ以上に自分の感覚を大切にしています。選手の顔から伝わる気、ちょっとした姿勢や態度などを敏感にキャッチしなければ良い指導はできません。

☆全体から逆算して考える
何事も目標や目的が重要です。それと同じようにプレーにも目標があるはずです。ワンプレーワンプレーに意味があります。目的を持ってプレーすることが重要で、必然的に一つ一つの練習に無駄なものはありません。


【選手に求めること】

✳基本に忠実に
きちんと丁寧なプレーを求めています。チャラくて軽い人間は丁寧にプレーできません。今取り組んでいる数学基礎力養成講座がその思考を植え付けてくれています。

✳全力で望む
常に試合を想定してトレーニングすることを求めています。よく高校と練習試合を行いますが、どんな相手にも全力で取り組む姿勢は先生方に評価されています。当たり前ですが練習ででるプレーがそのまま試合で表現されます。

✳自分からプレーする
サッカーが最も魅力的なのは自らの判断で主体的に行動できる点です。ただ多くの日本人選手はここが足りません。出されたボールを追いかけるのは犬と同じ。常にボールを欲しがる選手が良い選手です。

いずれもありきたりなことばかりですが、実はこれらができていないチームや指導者が多いのも事実です。逆に勝っている指導者にとっては共通している考え方です。現在行われているロンドンオリンピックを見て改めて感じています。チャンピオンになるためにはチャンピオンにふさわしい人間になること。サッカー部員達も着実に成長してくれています。学生達の成長を信じて、温かい目で見守ってください。


全広島サッカー選手権 決勝
福山大学 vs 修大クラブ(14:00キックオフ 広島ビッグアーチ)
NHKでテレビ中継もございます。応援よろしくお願いします。
 
              
経済学部経済学科准教授 サッカー部監督 吉田卓史


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(スタッフM)
ありがとうございました。
日々の厳しい練習で培われた技術力に加え、選手を心から信じる監督と、指導者の指導を誠実に受け止める選手。この監督と選手との信頼関係の力が本学サッカー部の最大の武器なのですね。
学長、福山大学が掲げる「人間力」をつける実践的な具体例がここにもありました。コメントをお願いします。

学長から一言:サッカーで発揮される集団知能とも言うべきものが,大好きです。