2012/02/22

社会連携研究推進センターを駅前活性化の拠点に!

2008年の秋に開設された「福山大学社会連携研究推進センター(宮地茂記念館)」は、福山城の間近に位置する9階建てのビルです。福山大学のキャンパスに足を運んだことがなくても、こちらの施設はご存知という方は、たくさんいらっしゃるのではないかと思います。

福山大学社会連携センターのウェブサイトより

もっとも、外観をご覧になったことはあっても、一度も中に足を踏み入れたことはないという方も多いことでしょう。この建物では、福山大学と福山平成大学が推進する多様な社会連携研究(産官学の交流、高等学校との連携など)の拠点となっているだけでなく、地域の皆様を対象とした子育て支援や発達相談などの各種相談会、あるいは学習会、研修会、講演会なども開いています。

また、どなたでも気軽に参加できる楽しい催しも、頻繁に開催されています。

たとえば、今月上旬にはメディア情報文化学科の協力で、FUKUYAMA BASEというまちづくり団体がプロデュースする「HELP ―第1回アイデア創出ワークショップ」というイベントがおこなわれました。

FUKUYAMA BASEのウェブサイトより

ワークショップとは一般的にいって、言葉で表しにくい知識や技能を身につけるためにおこなわれる、参加体験型の学習方法のことを指します。教育や研究の現場で用いられるだけでなく、企業研修やまちづくりにおける合意形成を目的に、ワークショップが設定されることも増えてきました。しつらえられた場において、あることがらについて身体的に学んだり、一緒に考えたりする機会というのが、無難な説明ということになるでしょうか。


今回のワークショップは、ヒーローショーの要素を取り入れて、悪の組織のリーダーをやっつけるために、参加者が協力して福山駅前を魅力的にするアイデアを考える、という内容でした。

 FUKUYAMA BASEのウェブサイトより

福山市役所や福山青年会議所のみなさん、そして会社員や自営業者、主婦や学生のみなさんまで、さまざまな立場の方々が参加してくださり、活発な意見交換を通じて親睦を深めることができました。詳細はこちらをご覧ください。

FUKUYAMA BASEのウェブサイトより

社会連携研究推進センターがこうした活動の拠点になることで、備後地域のまちづくり、地域活性化に貢献できればと考えています。もっと踏み込んで言えば、このセンターが駅前活性化の拠点になるよう、ますます頑張っていきたいと思います!