模擬ゼミでは,「恋愛」をテーマに,気持ちを「伝える」「伝わる」といったことに関わる様々な内容を3つの学科の学問領域から講義し,その上で,グループごとに「最高の告白方法」を考えてもらいました。
まず,心理学科からは「対人魅力」という内容で,思いを伝えたくなる(つまり,好きになる)相手は往々にしてどんな人なのかという講義がありました。続いて,メディア情報文化学科からは,恋愛で使う「ツール」として様々なメディアが紹介され,どのようなツールを使うことが効果的なのかということにつながる内容の講義がありました。そして,人間文化学科からは,「語用論」に焦点を当てた講義が行なわれ,言葉がもつ意味について考えるきっかけが提示されました。
「最高の告白方法」を考えるグループワークでは,色々な告白方法が提案され,とても楽しい一時間になりました。最も多かった告白の方法は「直接伝える」でした。告白するシチュエーションとしては,「観覧車の中」や「放課後の教室」としたグループが多かったようです。ユニークなものとしては,砂に書いて伝える,スイカ割りをしながら伝える,月を見ながら伝える,といったものがありました。
学部として初めての合同ゼミ。講義をした我々も,同じ事象に対する各学科ならではの3つの切り口を一度に考えることができ,これまで独自で行なってきた教育をあわせることによる学部として教育の発展可能性を見た気がしました。
さあ,皆さんだったらどんな状況の下,どんな言葉で,どんなツールを使って,思いを伝えますか? 恋も勉強もまだまだこれから!という高校生を見ながら,うらやましく思ったHYでした。
学長から一言:学科の枠を超えたアクティブ・ラーニングですね。このような授業は,学部の正規の授業としても,ぜひ試みてほしいと思います。
さあ,皆さんだったらどんな状況の下,どんな言葉で,どんなツールを使って,思いを伝えますか? 恋も勉強もまだまだこれから!という高校生を見ながら,うらやましく思ったHYでした。
学長から一言:学科の枠を超えたアクティブ・ラーニングですね。このような授業は,学部の正規の授業としても,ぜひ試みてほしいと思います。