2016/03/08

松永はきもの資料館(あしあとスクエア)の壁画

メディア・映像学科(平成28年度よりメディア情報文化学科から名称変更予定)ブログスタッフTからの久々のレポートです。
松永はきもの資料館 あしあとスクエア」の駐車場に面する壁に、壁画を作成するプロジェクトが進行中です。


駐車場の壁

このプロジェクトは、平成28年度が福山市市制施行100周年であり、また、旧松永市が福山市と合併して50年となることを記念したもので、松永出身のデザイナーの酒井浩志氏のご指導を受けながら、はきもの資料館、福山市教育委員会との協働で、福山大学美術部のみなさんが中心となって作成作業が進められています。これが完成イメージです。ただし、さらに検討して変更されるかもしれません。どのようなものになるか、3月末の完成を楽しみにしましょう。

完成イメージ


壁に描くので、下準備も大変です。まずは壁の汚れを落とすことからスタートです。今回は高圧洗浄機を使いました。

汚れをチェック

打合せ

高圧洗浄機で作業中


下塗りをした後、3月末の完成を目指して、少しずつ、“足場に上がって”、“塗って”、描いています。定期的に、松永はきもの資料館を訪れ、壁画完成までの制作過程をお楽しみください。

背景の色付け(3月4日、朝)

メディア・映像学科(平成28年度よりメディア情報文化学科から名称変更予定)の1年生が、完成までの過程を映像で残すために、撮影に行っています。この映像で完成までの制作過程を短時間で楽しむこともできます。
撮影するメディア情報文化学科の学生


学長から二言:これは楽しみですね。。。ここでもしっかりと学生が特技を生かしてコラボ。。。すばらし~い!!!完成を楽しみにしていますよッ!
話は変わりますが、昨日から急に暖かくなり、キャンパス内ではウグイスが元気いっぱい鳴き出しました!!!


スマートシステム(電子・ロボット工)学科卒業研究発表!

あたたかな雨が降るなり枯葎 
スマートシステム学科 (学科フェイスブックはこちら)ブログメンバーのMGです。だんだんと春めいてくるこの頃、皆さんどのようにお過ごしでしょうか。
我々スマートシステム学科では、先日4年生の卒業研究発表を無事に終えました。一年間とりくんできた研究の成果を発表し、4年生は皆無事に卒業の運びとなりました。
当学科の卒研発表は、基本的に一発表あたり発表時間7分質疑応答3分の10分間で行われます。論文の完成度、発表の完成度、発表態度、質疑応答の適確さなどの項目で採点が行われました。以前報告した中間発表を踏まえ、4年生の皆さんはなかなか堂々とした研究発表をしてくれました。やはり自分の研究への自信がある人ほど、良い発表になるようですね。

さて、今回はどのような研究があったか全てを紹介するととても長くなってしまいますので抜粋し、お見せしたいと思います。

まずは、私の受け持つ、身体性ロボティクス研究室の研究です。今回は、これまで紹介してきた透明樹脂を使用した触覚センサ以外をお見せします。多数のロボットが協調して仕事をこなす「群(Swarm)ロボット」の構築をめざし小型自律移動ロボットを製作しています(写真左)。年々バージョンアップを重ね今年で第3版となりました。写真奥から、歴代ロボットを順にならべ、手前が今年製作したものになります。写真右は、ロボットに実装することを想定した小型全方位カメラです。従来、数万円と非常に高価だったのですが、自作することで数千円までコストを下げました。どちらの研究も3Dプリンターを駆使し、設計から組み立てまで行っています。


沖准教授のスマートマシン研究室では、土砂災害を対象とした作業用レスキューロボットの開発を行っており、不整地走破のための可変型クローラを、写真のようなモデルを用いて解析を行っています。また、作業用レスキューロボットに搭載する超音波センサの特性に関しての研究発表もありました。

香川教授のスマートセンシング研究室では、レーザを用いた温室効果ガスのハイブリッド計測システムの研究開発に取り組んでいます。これはレーザの波長変化を測定することで大気中のガス成分の分析を目指すもので、卒研生は下の写真のような測定装置を製作しました。

田中准教授のインテリジェント通信研究室では、エネルギーハーベスティングの研究に取り組んでいます。人間によるメンテナンスを受けず、ロボットを長期間動かすために、太陽光や自然エネルギ、電磁波などを如何にして利用するかの研究です。 下の写真のマスコットは「アマハニくん」と名付けられたもので、微小電力の測定を行います。

三谷教授のスマートシステム制御研究室では、信号処理技術を利用した音声・音響信号の環境分野への適用に取り組んでいます。これは、環境中の騒音環境の中から、目的の音声だけをピックアップする技術の研究で、工学部新棟1Fには一角に防音室設備があり、4年生は半年ほどそこに籠って卒研を頑張っていました(写真はその実験室内)。

さて、今年の卒研の動向ですが、当学科は、小型人工衛星と高機能センサ群を用いた センサネットワークによる土砂災害予測システムの研究の研究プロジェクトを推進していることもあり、関連した卒業研究が多数ありました。また、技術動向ですが、最近注目されている3Dプリンターを使用したラピッドプロトタイピング(気軽に試作品を作ってみよう)の流れがあるようです。

4年生諸君、卒業研究と卒業発表たいへんお疲れ様でした。中には徹夜で卒論を仕上げたり、発表原稿をつくったりした人も居たようですが、その苦労はきっと将来の糧になります。また、4年生が卒業しても、研究自体はまだまだ継続されます。これからのスマートシステム学科が取り組んでいく研究にご期待ください!


学長から一言:卒業生の皆さんお疲れ様。。。具体的な研究内容が少し分かり、楽しみましたよ。。。社会に出たら、一段と創意工夫を心がけて、スマートコミュニティに向かってがんばってねッ!!



2016/03/07

錦織真也氏よりベンチ「スキ間に棲む植物と私」 を寄贈していただきました。

昨年度、建築学科の特別講演会にお招きした、建築家・錦織真也氏より、
神戸ビエンナーレ2015(2015.9.19-11.23開催)の出展作品を本学に寄贈していただきました。


スキ間に棲む植物と私


神戸ビエンナーレは、現代アートから伝統芸術まで多種多様な芸術の祭典です。
そしてその取り組みは、まちの賑わいづくりや活性化につなげることを目的とし ています。


出展作品(ベ ンチ)のコンセプトを錦織氏にお聞きしました。

「植物は、植え込みの根元や舗装の割れ目、軒樋の中等、都市の隙間を見つけてたくましく生い茂っています。本作品では、人間を含む様々な生物・モノの居場所となる大小の隙間をしつらえました。都市は、あらかじめ想定された使われ方をするよりも、そこで暮らす人自らが居場所や使い方を見いだしていく方がいきいきとした光景を生み出します。これは、たくましく都市に生きる植物のように、利用者自らの居場所や使い方を見つけてもらうためのベンチです。」

座る機能をもつベンチにグリーンアートの要素を取り込み、わたしたちは自然との共存を体感することができます。

工学部棟1階エントランスホールに配置していますので皆さんご利用してください!

なお、ベンチを彩る植物は、本学人間文化学部心理学科、青野篤子教授より提供していただきました。


錦織真也氏プロフィール

愛媛県生まれ

1999 東北大学理学部生物学科卒業、2001 東北大学工学部建築学科 卒業、
2003 東京藝術大学大学院美術研究科建築専攻修了、2003-2008 伊東豊雄建築設 計事務所、
2010-2013 東北大学助手を経て、現在、小川錦織一級建築士事務所共同主宰


学長から一言:錦織真也先生、ありがとうございました!!!既成概念を打ち破るベンチ!新しい工学を生み出そうとする工学部新棟にぴったりですね!!!

2016/03/05

英国・ウォーリック大学への短期留学&ブルガリア・ソフィア大学への交換留学

みなさんこんにちは。学長室ブログメンバーの国際交流課神原です。


今日は、今年度初めて実施する海外留学プログラム『英国・ウォーリック大学春季短期英語プログラム』についてご紹介します。

イギリスの中で最も優れた大学の1つである、ウォーリック大学は、イギリスの首都・ロンドンから電車で北西に約1時間ほど離れた町、コヴェントリーにある公立総合大学です。

このプログラムは、英語力強化と異文化理解を目的としており、少人数制の参加型授業をとおし、コミュニケーション能力の向上をはかります。2週間と短期間ではありますが、滞在中はホームスティをするので、イギリスの生の文化に触れることができます!

初めてのプログラムということもあり、平成27年10月に、ウォーリック大学からRose Woodfordさんが来学され、本学教員との交流会及び学生へのプログラム募集説明会が開催されました。


    (左から)大塚大学教育センター長、平人間文化学部長、Roseさん、
重迫人間文化学科長、タン助教(大学教育センター)、三浦教授(元人間文化学科教授)
 
 当日は、LL教室が満席になる大盛況でした!

ウォーリック大学だけでなくイギリスのことも知ることができてみなさん満足そうでした。


 今回のプログラムには、11名が参加することになりましたが、今年の1月から 2月下旬までに5回にわたり出発前オリエンテーションを行いました。


航空券を手配して下さった旅行会社による、渡英時の注意事項等についての説明。


 人間文化学科の米崎准教授による英語のレッスン。
ホームスティ先等で使える便利なフレーズを勉強しました。

 みなさん真剣にメモを取っています。

渡英してまず1番最初に英語を使う場所は、英国への入国手続きをする空港です。
この写真は、入国手続きの際に必要になる英語のフレーズを、
You Tubeを使って練習している様子です。


大学教育センターのローズ講師(左から2番目)が引率をします!
ローズ講師の父親がイギリス人ということで、イギリスについていろんな質問をしました。


みなさん積極的に英語で質問をしています!

出発前最終のオリエンテーションでは、ホストファミリーへのお土産は何がいいか。
外貨両替はどこでしようか。など、留学前ならではの質問がたくさんありました。
また、昨今の世界情勢で心配されるのが、テロの問題ですが、みなさんが滞在する
コヴェントリーは、閑静な住宅地だそうで、安全な地域で勉強に集中できます!
しかし、油断は禁物で、夜は一人で出歩かないなど、
留学生活を安全に送るための注意事項の説明もありました。


現在外務省は、海外渡航をする邦人に対し、海外旅行登録システム「たびレジ」への登録を推進していますので、出発前に全員登録をしました。
この「たびレジ」に登録すると、滞在先の最新の海外安全情報や緊急事態発生時の連絡メール、また、いざという時の緊急連絡などが受け取れます。


オリエンテーション終了後は、ローズ講師と岩本国際センター長とともに、学長室を訪問しました。
松田学長からは、「若い時に海外経験をすることは、非常に良いこと。海外の雰囲気をしっかり肌で感じてきてください!」冨士副学長からは、「クラス内の勉強だけでなく、たくさん外へでて、城など歴史的な建造物にも触れてください!また、イギリスに関係のある文庫本など持っていくといいかもしれません」岩本国際センター長からは、「イギリスは町並みがすごくきれいなところ。安全第一で楽しんできてください!」と激励の言葉がありました。


最後に全員で記念撮影をしました。
この日は、この春から1年間ブルガリアのソフィア大学へ交換留学をする森沙久美さん【人間文化学部メディア情報文化学科(平成28年度からメディ・映像学科に名称変更)】も一緒に学長室を訪問しました。


この留学を機会に、もっと英語を勉強したい!もっと海外のことを知りたい!と思ってくれれば、と思います。帰国後、ひとまわりもふたまわりも成長したみなさんの姿を見ることを楽しみにしています!


学長から一言:大学生の間に、もっともっと多くの学生が海外留学を経験してほしいですね。。。若いときに、外国に学修者、生活者として身を置き、日本という国を外から見る機会を持つということは、とても貴重な経験になります!!!




「道の駅シリーズ」道の駅駅長会議を開催!

こんにちは、学長室ブログメンバーの社会連携センター 中村です。

 今回は、福山大学へ備後圏域の道の駅等の8施設の駅長さんなどや各地方自治体の担当者の方々をお招きして道の駅駅長会議を開催した様子です。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------
「道の駅シリーズ」については過去ログをご覧ください。
  道の駅のネットワーク化!!
  道の駅世羅でアンケート調査
  道の駅世羅へ2回目のアンケート調査
  2/27発想会を行いました!
-------------------------------------------------------------------------------------------------------
 
 駅長会議は、参加者のご都合を考えて同内容のものを、3月1日(火)と3月2日(水)の2日開催しました。参加者数は、駅長等の皆様が10名、各地方自治体の皆様が12名、福山大学から6名の総数28名でした。

 駅長会議は、次の3ステップで進行しました。
   ステップ1:アンケート調査結果の速報(報告)
   ステップ2:道の駅改善発想会で得た改善案(報告)
   ステップ3:試行する改善案の選定とその準備及び効果確認の方法(協議)
 
 

<<ステップ1>>
 JAXA(宇宙航空開発研究機構)出身でスマートシステム学科関田准教授から、8施設で行った現地のアンケートと広島市、備後圏域、岡山市などから得られたWebアンケートを合わせた、2600名を超えるアンケート調査結果の速報が報告されました。
アンケートの質問数は108問であり、道の駅をどのようにとらえているか。どれくらい利用されているか。どのように改善すればよいかなど多岐に渡っており、多くの情報が得られました。
 アンケート調査結果は想定されていたものもあれば、意外なものもあり様々でした。意外なものとして、例えば、旅行の際の交通手段にオートバイを利用する客が意外に多い結果になっていました。オートバイで旅行する人は、道の駅を立ち寄り易い場所と考えていることが分かりました。


<<ステップ2>>
 改善案を導き出すメカニカル発想は、現地でアンケートを行った26名の学生が4つのグループに分かれて行いました。それぞれの4グループから、学生ならではのユニークで斬新な改善案が数多く発想されました。
 グループ1 「さんわ182ステーション」と「みはら神明の里」
 グループ2 「クリスロードみつぎ」と「星の郷青空市」
 グループ3 「笠岡ベイファーム」と「よがんす白竜」
 グループ4 「世羅」と「アリストぬまくま」


<<ステップ3>>
 26名の学生がメカニカル発想法によって導き出した改善案の中から、関田准教授が3例の改善案を選んで参加された駅長さんなどへ紹介しました。

改善案(1)は、各道の駅等の8施設の特産品をキャッチフレーズで紹介するチラシです。チラシには、立ち寄り易いようにルートマップを加えます。
改善案(2)は、各道の駅等の8施設の特産品やイベントなどを記載した合同カレンダーです。
改善案(3)は、各道の駅の特産品を相互にコラボした商品などの提供です。コラボされた他の道の駅の特産品を紹介したり、紹介されたりの連携で活性化させる案です。

 紹介した3例の改善案について、各道の駅等の8施設の方々と意見交換した結果、改善案(1)と改善案(2)の2例を、試行することになりました。
 改善案(3)は、時間的余裕がないことから、もう少しブラッシュアップして次年度等に回すことになりました。
 関田准教授からは、学生が発想した改善案には、幾らかの予算と期間さえあれば期待できるものが数多くあるので残念とのこと。したがって、今回の改善案は、限定的なものとなっています。


 改善案の試行準備として、チラシとカレンダーを作成します。そのために、各道の駅等の8施設の皆様に、キャッチフレーズ、特産品や景色、建物などの写真画像、3月のイベント情報や状況写真などを送っていただくように依頼しました。ルートマップについては福山市の方に依頼しました。


 学生のみなさん、手作りのチラシと合同カレンダーの作成は3月9日(水)に行います。場所は、いつものようにプロジェクトラウンジです。
 印刷物の編集やレイアウトデザインが好きな学生の出番です。
 
 改善案の効果確認は、各道の駅等の8施設にこれらのチラシと合同カレンダーをお見せして説明するなどして、「再び、来てみたくなるか」、「他の施設へ行ってみたくなるか」などに重点を置いたアンケート調査になります。
 この改善案の試行調査は、3月13(日)、3月14日(月)に行います。
 学生のみなさん、以前行ったアンケート調査のように朝早くからの行動になります。頑張りましょう。


学長から一言:いわゆるお役所仕事(市役所の方、ごめんなさい。。。普通名詞として使っています)にはないこのスピード感!!!関田流のマネジメント方法も、学生諸君、しっかり学んでね!!!一生役立つ汎用力になりますよ!!!

2016/03/04

スペシャルオリンピックスについての講演

 お疲れ様です。学長室ブログメンバーの経済学科スポーツマネジメントコースの中村和裕です。

 2月28日(日)福山大学宮地茂記念会館にてスペシャルオリンピックス日本・広島主催のスペシャルオリンピックス名誉会長・細川佳代子氏による講演が開催されました。



 会場には約100人の方がお越しくださいました。







共催の福山大学を代表して富士副学長が挨拶。

 全世界人口の2%が知的障がいのある方だそうです。この2%が何故存在しているのかを考える貴重な時間となったと思います。


 スペシャルオリンピックスを広めるために心血を注がれた体験に基づくお話にあっという間の1時間30分でした。そして知的障がいのある方のスポーツのすばらしさを心から感じました。

 多くの人が涙を流されていたのが印象的でした。 


 司会進行にはには本学の経済学科スポーツマネジメントコース3年生の藤原一輝君(写真右)と藤村真之君(写真左)が行ってくれました。

 二人の感想を紹介します。

藤原一輝君の感想
 細川佳代子さんの『スペシャルオリンピックスの魅力』の講演会の司会を務めさせてもらいました。
細川さんのお話を聞くまではスペシャルオリンピックスについて全く知らなかったし、スペシャルオリンピックスとは何だろう?と思っていました。
しかし、話を聞かせてもらっている中でスペシャルオリンピックスの魅力が伝わってきました。細川さんのスペシャルオリンピックスに対しての熱い思いやスペシャルオリンピックスを日本で広げようとする姿が印象的でした。

私が1番印象に残っているのはオリンピックはメダルが金、銀、銅の3つのメダルしかないが、
スペシャルオリンピックスとは参加した人全員に結果としてではなく、そのスポーツを練習する中でその努力した事に対してのメダルがあるということです。


私は、参加した人全員にメダルがある事は素晴らしい事だと思いました。
この講演会を大学生、いやもっと多くの方々に聞いてもらいたいと思いました。

また司会をさせてもらう中でいろんな人と出会いがあったり、様々な人に助けられたりしました。       
 人と人との繋がりは、とても大切だと改めて感じさせてもらしました。

細川名誉会長の講演会の司会をさせてもらう中で、緊張や不安もありましたが、自分の中でとても良い経験になりました。


これからも福山大学の学生として積極的にイベントや行事に取り組んでいきたいと思います。



藤村真之君の感想
 会場のお客さんが本当にいい人たちで、和やかな雰囲気で、練習よりも本番の方がものすごく楽しかったです!ただ、下手な司会ですいませんって感じです。笑

スペシャルオリンピックスは本当に知らなくてパラリンピックと勘違いする所がありました。
でも参加してみて思ったことはスペシャルオリンピックスには普通の競技とは違う達成感や面白さがありました。このスペシャルオリンピックスはどんな障がいを持っていてもやれば出来ることを教えてくれて何事も諦めずチャレンジしようと勇気を与えてくれる活動だと思います!


学長から一言:スペシャルオリンピックス名誉会長・細川佳代子さま、すばらしい講演をありがとうございました。。。加えて、単に共催として名を連ねるのではなく、しっかり学生のアクティブ・ラーニングの機会として活用した中村助教も、お疲れさまッ!!!





やっぱり研究は面白い!グリーンサイエンス研究センター公開講演会

こんにちは、ブログスタッフの生物工学科の佐藤 j淳です。

今日は2月29日(月)に行われたグリーンサイエンス研究センター 公開講演会について、薬学部 上敷領 j淳 准教授と共著で(ジュンジュン准教授コンビで)報告します。この公開講演会については、以前の学長室ブログでもご案内させていただきました。

現在、グリーンサイエンス研究センターでは若手教員により二つのプロジェクトが動いております。こちらも以前の学長室ブログで報告いたしました。

プロジェクト1(脂質代謝プロジェクト):
生活習慣病の新たな治療方法の開発を目指した脂質輸送と細胞機能の関連性の解明
プロジェクト2(里山・里海プロジェクト):
瀬戸内の里山・里海における生態系機能の解明に向けた研究拠点の形成

グリーンサイエンス研究センターは設立以来、環境と健康の研究拠点として機能してきました。今回も環境と健康それぞれでプロジェクトが新しく立ち上がった形となります。
講演の開始に先立ちまして、松田文子学長から挨拶があり、グリーンサイエンス研究センターで新しく芽吹いた若手教員による研究成果の発表に期待しているというエールがありました。
グリーンサイエンス研究センター 岩本博行センター長の挨拶があり、第一部の研究成果発表が始まりました。尚、以下のそれぞれの演者の所属と名前をクリックするとその紹介ページに移動します。興味のある方は是非ご覧になってください。

まず薬学部薬学科上敷領淳 准教授がプロジェクト1の概要について説明しました。今、先進国を中心に世界各地で肥満が蔓延していること、そしてこれまでに肥満を克服した国が一つもないことを示し、脂質代謝研究の重要性を説きました。

続いて、『コレステロール輸送と細胞機能の関連性の解析』についての研究発表を行いました。血管内皮細胞は細胞内のコレステロール蓄積量が多くなると活動を停止し、また、細胞からコレステロールを除去しても活動を停止するという発表内容で、コレステロール量のコントロールが血管形成をターゲットにした創薬に繋がるのではないかと期待させる大変興味深い内容でした。
2番目に、薬学部薬学科松岡浩史 講師が、『細胞間接着に関わるクローディンD1の発現調節機構の解析』についての研究発表を行いました。

脂質応答性の核内受容体RORαが細胞接着にかかわるCLDND1の転写活性化に関与していることをシステマティックに示した発表でした。脂質量に依存して血管内皮細胞同士の結合の強さが調節されている可能性を示唆しており、非常に興味深い話でした。
3番目に、薬学部薬学科大西正俊 講師が、『小脳出血時の浮腫形成~クローディンD1の減少と血液脳関門の破綻~』についての研究発表を行いました。

脂質異常症などが悪化してくると動脈硬化が進展し、出血性疾患のリスクが高くなることが知られています。小脳出血時に細胞接着分子CLDND1の発現量が減少しており、脳浮腫の原因になっているのではないかということを示した今後の展開が気になる面白い発表でした。
最後に、薬学部薬学科坂根洋 講師が、『筋分化におけるリソソーム膜蛋白質とコレステロール蓄積の関連性の解析』についての研究発表を行いました。

骨格筋は人体最大の組織であり、エネルギー代謝だけでなく、脂肪細胞の分化・成熟にもかかわっています。細胞の外から運ばれてきたコレステロールが分配される要のオルガネラであるリソソームの形成が骨格筋の形成にどのような影響を及ぼすのかを示した非常に興味深い発表でした。

ここからは第2部の報告です。

まず生命工学部生物工学科のわたくし佐藤がプロジェクト2の概要について説明しました。今、生物多様性の保全を介した自然共生社会の構築が国の環境政策に掲げられていること、里山と里海が生物多様性を保全する上で有効であること、福山大学が里山・里海研究を推進する上で最適な場所にあること、そして里山・里海の生態系を理解するうえで、生物間相互作用の解明が不可欠であることを説明しました。

続いて、『瀬戸内海の島でネズミは何を食べているのか?-DNAバーコーディング-』についての研究発表を行いました。 瀬戸内海島嶼に生息するアカネズミを対象に、DNAバーコーディングという手法を用いて糞中に含まれる動植物を検出するという話をしました。生態系を研究する上で、糞には大きな可能性を感じています。
2番目に、生命工学部海洋生物科学科渡辺伸一 准教授が、『瀬戸内海で一番大きな魚はどこで何をしているのか?-バイオロギング-』についての研究発表を行いました。

松永湾に生息するナルトビエイが一体どこで何をしているのかということを、データロガーを使って明らかにした研究発表でした。ナルトビエイから外れ、海面に浮くデータロガーを回収する生き生きとした学生の様子(動画)が印象的でした。 みんな楽しそう!
3番目に、生命工学部海洋生物科学科阪本憲司 准教授が、『瀬戸内海の干潟に生息するトビハゼの遺伝的多様性』についての研究発表を行いました。

干潟の代表的な魚類であるトビハゼの遺伝的多様性をミトコンドリアDNAを用いて解析した成果の発表でした。現在の干潟の減少や氷河期の瀬戸内海の地理的構造がトビハゼの個体群の遺伝的多様性にどのような影響を与えたのかという興味深い話でした。
4番目に、生命工学部海洋生物科学科山岸幸正 講師が、『瀬戸内海中央部の流れ藻生物群集の解析についての研究発表を行いました。

浮き袋を持つ海藻は「流れ藻」として海をながれて異なる場所に移動します。その流れ藻の構成種の系統分類学的研究と流れ藻を生息場所として利用する生物群集に関する話でした。流れ藻で生きる魚やカニなどを整然と並べて見せるところに系統分類学者のすごさを感じました。
5番目に、生命工学部海洋生物科学科北口博隆 准教授が、『瀬戸内海中央部の流れ藻に付着する殺藻細菌』についての研究発表を行いました。

赤潮の原因藻である植物プランクトンを殺すバクテリアに関する研究発表でした。流れ藻の中から殺藻細菌を分離するという話で、海洋生態系で大きな役割を持つ小さな生き物を探索するという大変ロマンのある話でした。
6番目に、生命工学部生物工学科広岡和丈 准教授が、『植物との相互作用に関わる、枯草菌の転写制御機構』についての研究発表を行いました。

土壌中のバクテリアである枯草菌が、エネルギー源として炭素をどのように利用するのかという話でした。植物が持つラムノースに対する枯草菌の転写レベルでの応答を見ることで植物とバクテリアとの共生関係を明らかにするという内容でした。多角的な検証実験が素晴らしかったです。
最後に、薬学部薬学科田淵紀彦 准教授が、『回帰熱ボレリア感染診断法の確立-瀬戸内の野生齧歯類への応用‐』についての研究発表を行いました。

回帰熱を引き起こすバクテリアのボレリアの検出を目的とした診断法に関する話でした。今後、里山に生息するネズミにおけるボレリア等のバクテリアやウィルスの感染率を調査することで、人が野生生物と共生していく上で不可欠な情報が得られるものと思いました。
講演会の最後に、松浦史登 副学長から、「あっという間の3時間だった」と聞いて、安堵した演者は多かったと思います。ご自身のお腹周りとご自宅の畑をイノシシに荒らされた話を例に、脂質代謝と里山里海プロジェクトにコメントされ、会場を盛り上げました。

実は講演会が終わり、お互いの研究の詳細を聞きあった教員の間で、新しい研究プロジェクトに関する議論が始まっています。そういった意味でも非常に有意義な研究成果発表会でした。「研究の面白さを伝えたい」、そして「福山大学の研究を盛り上げたい」という若手教員の気概に満ちた空間であったと思います。

やっぱり研究は面白い!


学長から一言:とても興味深い研究が次々と若手教員から飛び出し、「これはおお化けしそうだ」と希望を抱かせる講演会でした。。。気概を持って取り組んで、福山大学の1つの大きな柱となるPJに成長を!!!