さて、この度、電子・ロボット工学科からスマートシステム学科となった当学科に、新しく赴任された、関田隆一 准教授の紹介をしたいと思います。
関田先生は千葉県のご出身、この春まで JAXA(宇宙航空開発研究機構)でロケットエンジン・推進系の開発と人工衛星等宇宙機の安全・信頼性・品質マネジメントの研究に携わっておられました。JAXA の母体である NASDA(宇宙開発事業団)時代は、種子島宇宙センターにも赴任され、3年間実地で H-II ロケット1段エンジンの燃焼試験と燃焼試験データの統計解析を手掛けられたとのこと。他にも宮城県にある角田ロケットセンターでも研究活動を行ってこられました。
スマートシステム学科では、物理学Ⅰと未来工学プロジェクトの授業を担当です。当学科の看板でもある“スマートシステム”に代表される複雑システムについて、安全・信頼性・品質のトータルでの最適化を実現する設計手法の確立を研究テーマに、「スマートシステムマネジメント研究室」を立ち上げられました。好奇心とチャレンジ精神をもって何か新しいことをやってやろうという数学好きな学生を募集!と熱く語っていただきました。
まだ、福山に来られたばかりなのですが、印象は思っていたよりも都会で過ごしやすく、特に海鮮料理が美味しいとのお話でした。音楽が趣味で、学生時代はバンドを組んで活動されていたとか。携帯オーディオプレイヤーを見せていただきましたが、オススメのアルバムは “Earth, Wind & Fier” の永遠の名盤 “ I Am ”だそうです。
当学科は、スマートシステム学科となってカリキュラム等一新されましたが、強力な先生に来ていただき心強いかぎりです。これでスマートシステム学科の研究室は、関田先生の「スマートシステムマネジメント研究室」を含む9研究室体制になりました。当学科ホームページも一新されましたのでご覧ください。
こちらは、関田先生も担当している、未来工学プロジェクト “ETロボコン挑戦”の授業風景です。ETロボコンのコースを設置し、工学部4学科混合で1年生主体の実習授業が行われています。今年こそは、全国大会出場を達成したい! 関田先生、よろしくお願いします・・・!学長から一言:来春も、この学科にはスマートシステムにふさわしい教員を何人かお呼びする予定です。どんどんスマートになっていくこの学科、何を生み出すか、当分目が離せませんネッ!