2015/09/14

鞆の浦へ。

 こんにちは。学長室ブログメンバーのメディア情報文化学科(来年度から学科名がメディア・映像学科になります)の安田です。

 最近もドラマや映画のロケ地に選ばれたりなど、注目度も上がっている鞆の浦、メディア情報文化学科でも、授業やゼミの活動で鞆の浦に関係する活動にチャレンジしています。

 そんな私たちが今年も参加するイベントが「鞆の浦 de ART」 です。学生たちは昨年度もここに場所を頂いて作品を発表していました。今年は昨年に引き続き、そして<福山大学メディア・映像チーム>として展示に参加します




 今年の「鞆の浦 de ART」は9月27日から開催されます。鞆の浦といえば雁木、常夜灯・・・と、海の側が有名なのですが、<内側、町こそがおもしろい、見てほしい>、という思いが、今回は企画全体の構成に組み込まれています。昨年までよりも広い範囲に作品が展開されて、鞆の浦全体を散策できるような企画になっています。

 学科では、このブログでも紹介させて頂きました3DCGでの鞆の浦再現、そして鞆の浦を舞台とした映像制作などをおこなってきました(CGでは今年も範囲を広げるため現地調査や制作をしています。7月27日の中国新聞にも掲載されましたのでご覧になった方もおられるでしょうか)。今回、これらのCG、映像作品も、鞆の浦に持ち込んでみたいと考えています。

 そして、ゼミでも今年の前期に、現地に行ったり、話し合いを重ねたりしながら制作の準備をしてきました。今回、学生たちのアイディアのきっかけになっているひとつが、「新四国八十八カ所」です。四国八十八カ所霊場をもとにした「八十八カ所」は日本のいろいろなところにあるのですが、鞆の浦では街中にそれが多くあるのがひとつの特徴です。お大師様のお祭りでは、子供たちがお菓子をもらいながら街のそこここにあるほこらを全力で走ってまわるような風景も見られたとか。この八十八カ所を紹介したり、手入れをして盛り上げようとされている地元の方々もおられます。ゼミでも、これをもとに何かできないだろうか・・・・ということでリサーチや議論を積み重ねてきました。

地元の方でなければわからないような小径にも


 現在急ピッチで完成をめざし作業を進めています。



 どのようなものがお見せできるか。ぜひ楽しみにしていただいて、会期が始まりましたら現地に足をお運びください(<福山大学メディア・映像チーム>は、土日祝のみひらく会場で展示します。ご注意ください!)。


学長から一言:さあ、福山大学メディア・映像チームが何を見せてくれるか、
「お・た・の・し・み」!!!