この催しは、工学部建築学科が主催する展示会で、今回で8回目となりました。建築学科のデザイン系の学生が4年間の学びの集大成として1年間かけて取り組む「卒業設計」で製作した模型とプレゼンテーションボードを展示するもので、建築学科の企画する一大イベントに成長しました!
この展示は、現在、開催中の「まなびの館ローズコム」会場を皮切りにして、福山と尾道の計3会場を巡回していきます。それぞれの会期は、「まなびの館ローズコム」会場が5月28日(木)まで、第二期となる「尾道市中央図書館」会場は5月29日(金)~6月3日(水)、最後になる「宮地茂記念館」会場は6月5日(金)~29日(月)です。
この展示会の企画・運営は学生が主体となっており、教員スタッフがサポートする形で準備してきました。もちろん、会場のレイアウトやパンフレット・ポスターなどのデザインも全て学生達の手によるものです。
今回の展示は、この春に卒業・修了した学生の9作品と、昨年の人気投票で「来年も見てみたい」と高い評価を得た4作品です。作品の内容として、「再開発」・「商店街再生」といったテーマを扱った内容が多かったことから、「ReBirth」というサブタイトルが付いています。
現在開催中の「まなびの館ローズコム」会場の様子です。午前中の搬入・会場セッティングが修了すると、図書館などを利用しに来館された多数の皆様が、展示してある作品の前に足を止めて熱心に見てくださいました。会場担当学生に作品の内容についての質問をしたり、作品への感想を述べてくださるなど、作品へ強い関心を持って頂けた様子を見て、展示会を開催してよかったと、学生共々実感しました。
会期初日となった5月21日(木)は、新聞社からの取材もあり、実行委員長として運営の中心となってくれている大学院1年生の下地君が取材インタビューに対応し、卒業設計展の趣旨や内容、作品の魅力や特徴などのコメントや記者からの質問に答えていました。
会場を変えながら6月末まで開催されていますので、どこかの会場に足をお運びいただいて、学生達の力作と熱い建築に対する想いを感じて頂ければと思います。
■ラジオ出演もしています!
現在、「エフエムふくやま」で卒業設計展のCMが流れていますが、建築学科2年生がナレーションを担当しています。その録音風景がこれです。20秒という短い時間なので100文字程度の原稿ですが、声の抑揚や調子などに気を配りながら、何度も撮り直しをして完成したものが放送されています。また、卒業設計展スタッフとして参加している4年次生の渡辺君と佐藤君の2名が、初日の5月21日(木) に、エフエムふくやまの「GO! GO! B びんご~」に生出演して卒業設計展の案内をしました。番組パーソナリティの高橋氏の巧みなトークにリードしてもらいながら、開催の趣旨や目的、特長的な作品の内容や魅力について話をしていました。
学長から一言:この卒業設計展は、年を追うごとに人気が出て、学生も苦労しながら、楽しみながら、成長していますね。。。黒子の教員Sさんも、お疲れ様!!!