2015/05/26

あの200勝投手と座談会! ー新任教員 藤本倫史について―

こんにちは。経済学部経済学科スポーツマネジメントコースに4月から着任した藤本倫史(ふじもと のりふみ)です!
着任早々、学長室ブログメンバーに大抜擢!?!

皆様、どうぞ宜しくお願いいたします。

ということで、第1回目の投稿は、自己紹介を兼ねた福山大学の私のゼミの紹介です。

私の経歴としては、大学院修了後、民間でプロスポーツ(カープやサンフレッチェなど)の研究、執筆、イベント企画などを行ってきました。
今回はその経験を活かし、早速、本ゼミの4年生とともに広島東洋カープ関連のフィールドワークとインタビュー調査、座談会を行ってきました!
まずはマツダスタジアムの見学や球団職員の方へインタビュー調査。
現在、広島東洋カープはカープ女子などのブームから昨年は過去最高の約190万人の観客動員数を誇り、今年も5月の時点で前年比の約30%増の観客動員数を記録しています。

スポーツマネジメントの基本として「勝敗とリンクさせない事業運営」があります。
いわゆるエンターテイメント産業として、「試合に負けたとしても、お客様がスタジアムへ来てよかった」と思えるかがキーポイントになってきています。
マツダスタジアムは日本唯一のボールパークとして3世代が楽しめる球場運営を行っており、開場後、チームの優勝はありませんが、年間150万人以上の観客動員を継続しています。(ファンとしては優勝してほしいですが。笑)
そのスタジアム運営やファン戦略についてゼミ生も真剣に聞き取りを行いました。
球団関係者の皆様、ご協力誠にありがとうございました。
そして、次に通算213勝を誇り、野球殿堂入りしている元広島東洋カープ投手北別府学さんと座談会!
今秋に発売予定の北別府さんの著書の取材のため座談会が設定され、「昨今のカープブーム」をテーマに熱くお話をさせていただきました。
特に面白かったのが、ご自身のブログ活用法!
北別府さんは「ブログは炎上する危険があるので、読者のコメントに返答するというのはあまりありません。しかし、あえて私はコメントに丁寧答えていきました。それが逆に注目されたのではないでしょうか?」
SNSでのファンとの交流について、とても興味深いコメント。
それ以外にも福山を舞台とした流星ワゴンというドラマに出演された秘話や福山の印象、地域活性化についても語っていただきました!
さらに就職活動中のゼミ生にも「一番好きだと思える仕事についてください!好きではないと続けられない。第一志望ではなく、第二、三希望の仕事になっても、好きになる努力をして、継続していくことが大切です。」
とこれからの若者に役立つようなコメントを多くいただきました。
出版予定の著書に、この座談会の様子が掲載される予定です。本当に楽しみです!
この著書については、秋に詳細を追ってご連絡いたします。
今回の調査はこれからの卒業論文作成、そして、人生経験としても本当に実のあるものになりそうです。
関係者の皆様、誠にありがとうございました。
藤本倫史ゼミでは文献購読などの基礎的な研究も行っていきますが、実践的なアクティブラーニングを用いてスポーツマネジメントを楽しく学んでいきたいと思っています!
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします!


学長から一言:今年度は経済学部にすてきな教員がたくさん着任しました。。。こんなゼミ、入ってみたいですねッ!