人間文化学科のSです。
今回は、青木美保教授による記事を紹介します。
青木教授は、宮沢賢治の文学が専門です。
先月行われた、「宮沢賢治記念館」のリニューアルオープンセレモニーに
参列された時の模様についての執筆です。
Sも館内の写真を拝見しましたが、幻想的で素晴らしい「賢治の世界」に感動しました!
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4月25日に、岩手県花巻市で、宮沢賢治記念館のリニューアルオープンセレモニーが、関係者参列のもと、挙行されました。リニューアルに当たっては、花巻市から、宮沢賢治学会の一部会員が、監修者、アドバイザーに任命され、半年間何度か開かれた会議に出席しました。筆者は、アドバイザーの一人として会議の末席に加わりました。当日は、記念館前でセレモニーが行われ、リニューアル監修者、アドバイザーが市長から感謝状を贈られました。
感謝状
今回のリニューアルは、開館30年がたち、設備の老朽化に対応することやその後の研究の新しい成果を盛り込み、より適切でわかりやすい展示を、新しい展示方法で行うことなどが目指されました。また、何より、来年が宮沢賢治生誕120年という記念すべき年であるということがあります。
館内写真1
館内写真2
宮沢賢治記念館は、賢治生前から関係のあった人々で作られた「賢治の会」から始まった宮沢賢治顕彰の動きが、1978年に記念館建設計画として結実、募金活動が開始され、賢治没後50年の1983年に竣工したもので、多くの人々の思いが込められています。筆者も高校生のときに童話集『注文の多い料理店』に心ひかれてから、四十数年、人生の大半を宮沢賢治の作品と関わってきたことに驚きとともに、幸せを感じるこのごろです。
胡四王山のさわやかな森の中に立つ宮沢賢治記念館に来られませんか?
賢治ワールドに触れて見ませんか?
※ 館内の写真は、同じくアドバイザーの加倉井厚夫氏の提供です。
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学長から一言:青木美保教授は福山大学の図書館長でもあります。。。本学図書館でも、魅力的な展示や催しを期待していま~す!!