こんにちは。ブログスタッフの生物工学科 佐藤です。
今日は、生物工学科の酒類試験製造免許の取得について吉﨑助教からの報告です。
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吉﨑です。
生物工学科長の久冨教授と醗酵科学研究室の山本教授と共に、酒類試験製造免許取得の報告に学長室を訪問しました。
生物工学科では「福山大学ワインプロジェクト」と称して、地場産ブドウを使ったワイン製造を教育研究の一環として取り組む計画を進めております。これまで学内外の圃場を整備したり、新しく醗酵科学研究室を立ち上げたり、東広島市にある酒類総合研究所で研修を受けたりと、少しずつ準備をしてきました。
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そしてこのたび、果実酒製造免許、甘味果実酒製造免許、ブランデー製造免許(いずれも試験製造免許といって、大学等が酒類製造を試験研究する際に必要な免許です)を取得しました!
福山大学ワインプロジェクトもこれでようやくスタートラインに立ったことになります。生物工学科ではブドウ栽培からワイン製造まで一貫した「アクティブラーニング」をカリキュラムに順次取り入れて行きます。「ワインの品質はブドウで8割決まる」とはよく言われることですが、学生にはブドウ作りから関わることでそれを体感してもらい、また発酵科学に基づいた醸造と品質管理の方法など、生きた生物学を学んでもらいたいと考えています。
学長から一言:かなり大規模なアクティブラーニングが始まりそうですネッ! 学生達の手になるワインの豊穣な香りが学長室に漂うようになるのはいつかな??? 楽しみ!