2014/08/09

第4回 高校生アイデアどんぶり選手権


 こんにちは、学長室ブログメンバーのY.N.です。本日は、今年で4回目を迎えました高校生アイデアどんぶり選手権についてご報告します。
 

 今年も料理自慢の高校生が、アイデアに富んだどんぶりレシピを多数応募してくれました。その総数は、なんと156件!!その中から一次審査を勝ち抜いた8名が87日(木)に生命栄養科学科の調理室に集結しました。開会式では、審査員の先生方を前に皆さん緊張の面持ちで臨んでいました。
 


写真1) 開会式の様子 

 「実技開始~!!」の掛け声で始まった調理時間は1時間です。料理の味だけでなく、調理の手際や安全管理なども審査の対象となります。審査員が各テーブルを審査しながら回るという、いつもとは違う状況での調理に、高校生の皆さんも始めは少し緊張していましたが、慣れてくると手際よく進めていました。では、二次審査に進んだ8名の皆さんとアイデア料理をご紹介しましょう。

  エントリーNo.1 は、広島県立安芸高等学校の宗畑汐里さんです。宗畑さんのアイデアどんぶりは、「とんちりカラフル丼 ~麹風味~」、副菜は「ばれいしょのきんぴら」です。写真は、豚肉の調理を始めるところですね。はたしてどんなカラフル丼ができるのでしょうか。楽しみです。





写真2) 広島県立安芸高等学校の宗畑さん


 エントリーNo.2は、広島県立大門高等学校の久戸瀬太一さんです。久戸瀬さんのどんぶりは、「ピリ辛スタミナ丼」、副菜は「和風ガスパチョ」です。今回の二次審査に唯一勝ち上がった男性です。料理男子は、素敵ですね。

 
写真3) 広島県立大門高等学校の久戸瀬さん

 エントリーNo.3は、広島県立安芸南高等学校の山本忍さんです。山本さんのアイデアどんぶりは、「さっぱりジュレ丼」、副菜は「まるごと梅ゼリー」です。写真は、山本さんがナスを切っているところです。夏野菜の代表ともいえるナス、どんなどんぶりになるのでしょう。期待が膨らみます。
 



写真4) 広島県立安芸南高等学校の山本さん

 エントリーNo.4は、広島県立安古市高等学校の橋野彩華さんです。橋野さんのどんぶりは、「さっぱりゴロシャキ ライスサラダ」、副菜は「キラキラグレープフルーツゼリー」です。材料に使用した青じそ、ちしゃ、枝豆、きゅうり、スナップエンドウ、ミントは、橋野さんの御祖父様が畑で作られた野菜だそうです。新鮮野菜たっぷりのどんぶりは、どんな味に仕上がるのでしょうか。楽しみです。

 
写真5) 広島県立安古市高等学校の橋野さん

 エントリーNo.5は、広島県立広島観音高等学校の佐竹利菜さんです。佐竹さんのアイデアどんぶりは、「コイワシのトマト中華風あんかけ」、副菜は「レモン杏仁」です。写真は、レモン杏仁用のレモンを切っているところですね。広島は、レモンの産地ですから、きっとさっぱりと美味しいデザートが出来あがることでしょう!コイワシのどんぶりも興味津々です。

  
写真6) 広島県立広島観音高等学校の佐竹さん

 エントリーNo.6は、岡山県立総社高等学校の石井那々子さんです。石井さんのどんぶりは、「ヘルシーささみのネバネバ丼」、副菜は「もやしときゅうりの塩昆布あえ」です。石井さんは、健康のことを考えて丼のごはんに雑穀米を使うそうです。写真のささみフライ、美味しそうに揚がっています。




写真7) 岡山県立総社高等学校の石井さん

 エントリーNo.7は、岡山県立倉敷鷲羽高等学校の大西菜摘さんです。大西さんのアイデアどんぶりは、「たこ飯天丼」、副菜は「しじみの赤だし汁」です。写真は、大西さんが黄ニラを調理しているところです。岡山では、全国の約7割の黄ニラが生産されているそうです。この黄ニラは、いったいどう調理されるのでしょう。楽しみです。

 
写真8) 岡山県立倉敷鷲羽高等学校の大西さん

 エントリーNo.8は、岡山県立井原高等学校の坂本早紀さんです。坂本さんのどんぶりは、「夏野菜とゴボウのピリ辛丼」、副菜は「かきたま汁」です。ごぼうの栽培が盛んな井原市に住む坂本さんならではのアイデア丼ですね。写真は、坂本さんが玉ねぎのみじん切りをしているところです。上手に刻んでいますね。





写真9) 岡山県立井原高等学校の坂本さん

 調理時間終了~!!皆さんのアイデア料理が完成しました。早速、ご紹介しますね。
 
 エントリーNo.1、宗畑さんの「とんちりカラフル丼 ~麹風味~」と「ばれいしょのきんぴら」です。ネーミングの通りとってもカラフルなどんぶりになりました。
 



写真10) 宗畑さんの作品

 エントリーNo.2、久戸瀬さんの「ピリ辛スタミナ丼」と「和風ガスパチョ」です。豪快にのったオクラとピリ辛の豚肉が食欲をそそります!!

 
写真11) 久戸瀬さんの作品

 エントリーNo.3、山本さんの「さっぱりジュレ丼」と「まるごと梅ゼリー」です。コンソメジュレを掛けて食べる丼、涼しそうで夏にはピッタリですね。

 
写真12) 山本さんの作品

 エントリーNo.4、橋野さんの「さっぱりゴロシャキ ライスサラダ」と「キラキラグレープフルーツゼリー」です。野菜たっぷりでとてもヘルシーですし、食感が楽しそうです。
  



写真13) 橋野さんの作品

 エントリーNo.5、佐竹さんの「コイワシのトマト中華風あんかけ」と「レモン杏仁」です。ごはんに大根菜、ごま油、白ゴマが混ぜてあるので、写真を見ているだけで良い香りが漂ってきそうです。


 


写真14) 佐竹さんの作品

 エントリーNo.6は、石井さんの「ヘルシーささみのネバネバ丼」と「もやしときゅうりの塩昆布あえ」です。どんぶりの上にのっているのは梅干しです。ささみフライと梅干しの組み合わせ、合わないはずはありませんよね。
 



写真15) 石井さんの作品

 エントリーNo.7、大西さんの「たこ飯天丼」、副菜は「しじみの赤だし汁」です。たこ飯の上に豪快にのった天ぷらは、穴子、黄ニラ、星に型抜きしたニンジンです。これぞ、ザ・贅沢丼!!

 
写真16) 大西さんの作品

 エントリーNo.8、坂本さんの「夏野菜とゴボウのピリ辛丼」と「かきたま汁」です。豚ひき肉とゴボウ、玉ねぎのピリ辛炒めの上にミニトマトとオクラのトッピングが色鮮やかです。とても可愛らしい仕上がりになりました。
  



写真17) 坂本さんの作品

 いよいよ審査です。審査員の先生方も真剣です。さて、どのような結果になるのでしょうか。

  
写真18) 審査風景

 審査結果がでました。厳正な審査の結果、最優秀賞に輝きましたのは、岡山県立総社高等学校の石井那々子さんです!!石井さんには、賞状と記念品としてタブレットPCが贈呈されました。
 

 


写真19) 最優秀賞の石井さん
  


 続いて優秀賞は、広島県立大門高等学校の久戸瀬太一さんです!久戸瀬さんには、賞状と記念品としてどんぶり椀2客組セットが贈呈されました。
  



写真20) 優秀賞の久戸瀬さん

 さらに、審査員特別賞は、広島県立安芸南高等学校の山本忍さんです!山本さんには、賞状と記念品として保温ジャーランチセットが贈られました。
 

 


写真21) 審査員特別賞の山本さん


 審査員の先生方によると、今回はどの作品もレベルが高く、接戦だったとのこと。各賞を受賞された皆さんは、本当におめでとうございます。残念ながら3位までに入ることができなかった皆さんは、是非とも来年、リベンジしてください。アイデアあふれるどんぶりを期待していますよ。


写真22) 全員で記念撮影

 それはそうと、ここまでブログを読んで下さった皆さまも美味しそうなどんぶり写真を見ているだけでは満足できませんよね。ということで、本学の第一食堂で今回の最優秀賞作品「ヘルシーささみのネバネバ丼」をメニュー化してくださることになりました!!販売期間は未定ですが、またブログで御報告しますので、是非一度ご賞味ください。


写真23) 第一食堂でメニュー化が決定した「ヘルシーささみのネバネバ丼」


学長から一言:どれもとても彩りがよく、おいしそうですね。。。それに、ネーミングが抜群!!