2014/08/16

社会心理学研究室の研究 「女子会 in 松永!」のご紹介!

 こんにちは。ブログメンバーの心理学科 金平です。

 社会心理学研究室では,4年生の三原万枝さんを中心に,プロジェクトMの拠点であるM亭で,地域の方々の協力のもとに「女子会」の研究を行っています。では,三原さんより直接研究について紹介してもらいます。


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 「女子会」という言葉から「女性だけの宴会(飲み会)」をイメージされる方は多いと思いますが,実は1970年代にも女子が集まって何かやる傾向はあったそうです。当時は,ウーマンリブが盛んで,女性の「意識高揚(CR)グループ」が女子会のルーツなんだよ,と指導教員の青野先生は言われます。確かに,飲み会だけでなく,「女性だけの勉強会」や「女性だけで行うボランティア活動」など,女性だけが集まって行う活動にも「女子会」という言葉は使われているようです。

 同世代の女性が集まって本音で話し合うことの意義はとても大きいものがあります。実際に女子会に参加した人ならわかるはず・・・。しかし,たまには男子が入った方がいいという意見や,違う考え方の人の話を聞きたいというニーズがあるのも確か。
 そこで,この松永という地域で何かやりたいと思っている女性たちが(ときには男性も)交流・活動できる場をつくってみてはどうだろう?…ということで,青野先生と共同で「女子会 in 松永!」と称し,研究の一環としてこの企画を立ち上げました。



 実際に始めてみると,大学生よりおばちゃんたちのパワーはすごく,女性が主役となって松永を元気にしよう=女性をもっと元気にしようという意気込みが感じられます。


              1回目:BSKJ法で意見を出し合う

これまでの話し合いの結果,ゲタリンピックで「こころとからだにやさしいカフェ」をやってみようということになり,それぞれの得意分野を生かしてメニューやステージの内容を検討中です。


             4回目:メニューや即売品を検討(試食も!)

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とっても楽しそうな研究ですね。30代の私も女子として参加してもいいでしょうか?多世代交流をすることにより,それぞれの世代の考え方や価値観を共有でき,とても良い企画ですね!これからどのような活動に発展していくのか楽しみです。


学長から一言:70代の私も女子として参加してもいいでしょうか? これからどのように研究(!!)に発展していくのか楽しみです。