2017/05/23

経済学科生が他大学の学生と連携し、福山駅周辺の活性化マップを作成!


学長室ブログメンバーの経済学科スポーツマネジメントコース、藤本倫史です。


本日は、本ゼミの経済学科スポーツマネジメントコース4年稲田慎之介君の活動と学長室訪問についてご紹介します。


本ゼミでは、プロスポーツのマネジメントやスポーツとまちづくりを中心に勉強しています。稲田君はスポーツとまちづくりについて興味を持ち、現在は福山トライアスロン大会について研究を行っています。



その中で、福山駅前の活性化という、まちの課題にも関心を持ち、「何かできないか?」と自ら活動をはじめました。




その活動は本学に留まらず、備後地域の他大学の学生と連携し、学生団体を結成。


福山市の歴史や行政に詳しい本学科の平田宏二教授にアドバイスをもらい、商店街や地元企業にヒアリングをし、ディスカッションをする中で、学生目線でのマップを作成することになりました。


その名も「学生による学生のためのふくまちブラMAP」。


駅前が盛り上がっていないと言われる福山ですが、まちブラをすると面白く個性豊かなお店がたくさんあります。その中で、私も微力ながら、アドバイスをし、メンバーが取材を重ねて、デートや女子会コース設定をし、クーポン付きのすごろく方式でマップを作成しました。作成費用は地元企業の協賛を自らお願いをし、4月初旬に3500部を作ったようです。



これまでにはない学生目線での工夫されたマップに、福山駅やエフピコRIMにおいていたマップはすぐに無くなり、慌てて補充したようです。また、地元メディアの方々にも取り上げていただき、反響を得ています。(現在、すでに2000部の配布を終えています。)


そして、その活躍を松田学長に報告するべく、今回、学長室を訪問しました。

松田学長は、すでに報じられた新聞記事を読んでいたようで、「課題解決型の素晴らしい取り組みですね。マップもコース設定などをし、とても工夫されています。これからも学生が地域でアクティブに活動できるような取組をどんどんしてほしいですね」と、稲田君への激励の言葉がありました。


稲田君は福山市が主催するふくやま未来づくり100人委員会のメンバーにも選出されており、このような活動を委員会でもフィードバックしています。さらに就職活動でも、地域活性化イベントの企画立案ができるような広告代理店などを目指し、奮闘しています。


稲田君のコメントです。


「学生が駅周辺を歩いて学生目線でおすすめの店を探しました。このマップを使って福山駅周辺の観光を楽しんでもらいたいです。これから将来的にもっとスキルアップし、地域を活性化できるような人材になりたいです。」


このような地域の課題に対して主体的に考え、アクティブに活動ができる人材育成に少しでも貢献できるように、私自身も精進していこうと考えています。




学長から一言:行政等からの課題提示ではなく、自ら課題提起と解決を目指し、成果につなげたのは本当に素晴らしい!!!さらに共に福山で学ぶ学生である福山市立大生も仲間に誘い、合わせて15人の学生集団を束ねて連携しての作業。。。社会人基礎力がしっかり身につきましたねッ!!!