2013/10/07

グローバル人材育成講座開講!!

ブログスタッフのAFです。

10月5日(土)福山大学宮地茂記念館において「国際経営における人材の育成と備後企業の取り組み」と題した講座が開講されました。



宮地茂記念館玄関の講座案内

今ほど日本でグローバル人材が強く求められている時はなく、このことは日本有数の製造業集積地である備後地域にも当てはまります。

本講座は、「広島県ものづくりグローバル人材育成事業」として、福山大学が県の補助金を受けて、福山大学、福山平成大学、福山市立大学、尾道市立大学の広島県東部に所在する4つの大学が連携し、地元企業の協力を得て、産学官が力を合わせてグローバル人材の育成を図ろうとするものです。90分15回の講義では、この分野でトップクラスの教授陣による講義と豊富な経験を持つ地元企業によるケーススタディを織り交ぜ、グローバル人材として必要な理論、応用力、実践力を養うことを目指します。講座終了後はタイでの海外研修も予定されており、時代の要請に応えるとても魅力的な講座です。

もう一つの特色は、4大学の学生と社会人が共に学ぶということです。本講座では4大学からの学生が66茗、社会人が38名、合計104名が受講しており、議論を通じての刺激や新たな人脈形成も期待できます。



開講を待つ受講生

早くから7階の講義室には多数が集まり始め、9時の開講時間には期待にあふれた受講生たちで部屋はほぼ埋まりました。

まず湯崎広島県知事から本講座の意義や講座への期待がビデオレターで伝えられた後、プログラムの開発責任者として福山大学経済学部国際経済学科長の尾田温俊教授が全体の説明を行い、いよいよ講座が始まりました。




湯崎広島県知事の挨拶



尾田福山大学経済学部教授の全体説明


トップバッターは兵庫県立大学経営学部の梅野巨利教授による「多国籍企業の成立」と「国際経営理論」の講義です。

梅野先生は、ウオームアップ・クイズとして、「国際的!と思える企業名をあげて下さい」と受講生に問いかけ、熱のこもった調子で受講生を引き込んで行きます。

次に・・・・・残念ながら私は大学に戻らねばならない時間になり、その先は聞けませんでした。本当に残念です。





梅野先生の授業開始



大学生と社会人が机を並べて受講



梅野先生の熱のこもった講義


次回10月19日からは企業の方々によるケーススタディも始まり本当に楽しみです。今度はもう少し時間を取って聴講して見ましょう。

「備後経済」と「グローバル人材」は進化する経済学部のキーワードにもなっているようで、今日の講座体験と10月4日の学長室ブログ「経済学部税務会計学科に新コース誕生」

で改めてそれを実感しました。


学長から一言:これからの大学教育はキャンパスに閉じこもって完結することはあり得ません。。。社会人とともに議論し、海外の企業に研修に出かける。。。いいですね!!