2月15日(火)に第8回ビジネス交流フェアが福山ニューキャッスルホテルで開催されました。今回が8回目となるビジネス交流フェアの主催は福山商工会議所で、共催は福山市総合戦略推進懇話会です。福山大学はこの懇話会のメンバーとなっています。
ビジネス交流フェアは福山商工会議所の林 克士会頭の開会の挨拶で始まりました。
このビジネス交流フェアは、ビジネスを拡大していくために重要となる、新しい人脈や新しいネットワークを構築するための、異業種交流フェアです。
福山大学社会連携センターは、人材や情報に関する企業との交流をはじめ、新しいビジネスチャンスを発掘しようとしている企業との共同研究を提案するなど、社会貢献を行う目的で参加しています。今回のビジネス交流フェアに参加している事業所等の総数は121でした。教育機関からは4機関が参加し、福山大学からの参加者は9名でした。
ビジネス交流フェアは、個別面談、基調講演会、名刺交換会、参加者交流の4部に分けて開催されました。個別面談は商談などを行いたい企業に対して事前にエントリーを行って相談を行う場です。
基調講演では、株式会社集中力の代表取締役社長 森 健次朗氏が、~ビジネスで成功する方程式~「世界の一流アスリートが身につける潜在力・集中力発揮のコツ」と題した講演をされました。世界の一流アスリートが、緊張する大事な試合で自身の能力を最大限発揮し、確実に素晴らしい成績を収めている裏には、彼らなりの“秘密のコツ”が存在することが説明され、そのコツについてカラダを使って体験し、この体験を仕事の現場で実践することについてのお話がありました。講演の構成は「集中状態とは」「一流アスリートの考え方」「ココロとカラダのリラックス法」「脳のエネルギーを満タンに!」「一点集中力の本質とは?」「心を元気にする言葉の力」でした。
特別講演が終了すると、部屋を変えての名刺交換会です。名刺交換会は、業種の偏りなく配席されたテーブルでの名刺交換から始まります。その名刺交換が終わった頃に、会場全体での名刺交換に移ります。テーブルには配席名簿が事前に配布されていますので、その名簿を見ながら、目的の企業のテーブルに移動し、名刺交換をすることになります。
名刺交換を行っていると、「私は福山大学の卒業生です」とお声をかけていただいたり、「私の会社では福山大学の卒業生が頑張っていますよ」と卒業生の様子を直にお聞きできたりと、大学の一員としてとても嬉しく感じることがよくあります。
名刺交換会の後はオプションとして、参加者交流会があります。参加者交流会では簡単な食事と飲み物が準備され、企業との交流を深める場となっています。参加企業の皆様方が活発に交流される様子を拝見し、福山市の企業力は明るいと感じました。
福山大学社会連携センターのブースには2件の面談がありました。社会連携センターの都祭センター長から社会連携センターの概要や共同研究・受託研究などの貢献活動の説明を行いました。
また、研究者情報一覧と研究成果発表集の冊子をお見せしながら、研究者の説明をするとともに、福山大学の教員と連携を深めて頂くために、希望された皆様にそれらの冊子を配布しました。ビジネス交流フェアへの参加は、異業種との新しいネットワーク構築への第一歩となる大変重要な活動であると感じています。
学長から一言:大学がもっともっと地域から信頼され、頼りにされ、相互に協力し合ってあたらしいもの・ことを生み出せるように。。。いろいろな機会を捉えて発信することが大切ですねッ!