2月15日に心理学科3年次生の課題実習発表会と、学生サポーターの認定式が開催されましたので、その様子を報告します。
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心理学科では、卒論生のみならず、3年次生も年度末に研究成果の発表を行います。
今年度は2会場で、口頭形式による発表会が開催されました。
実験や調査を自分で実施し、そのデータの分析結果を報告する者もいれば、複数の文献をレビューした成果を報告する者もいました。研究テーマも多種多様で、各ゼミの特色がよくでていたと思います。
多くの学生が、短い持ち時間の中で、聞き手に自分の研究の面白さを伝えるにはどうすればよいのか…という点に、大いに苦心したようです。
私のゼミ生達も、提出期限直前まで、発表資料の手なおしを行い、会の前日まで先輩や私を聴衆役に見立てた発表練習を行っていました。
担任としては、もう少し早めに準備に着手し、資料を完成させてほしいと思いますが…
ギリギリまで頑張って良い発表にしようとする「しつこさ」もまた、研究を行う上で必要な資質かもしれません。
この機会は、3年次生にとって、研究テーマに対する理解を深め、研究のやり方を学ぶ経験になったというだけでなく、研究室の仲間や教員との絆を深めるきっかけにもなっただろうと思います。
緊張の面持ちで発表中の3年次生 |
人間文化学部では、このピア・サポート活動を一定期間継続して行った学生を「学生サポーター」として認定しています。
今年度は、心理学科生のうち16名にジュニア・サポーター(1年間活動)の、11名にシニア・サポーター(2年間活動)の認定証が手渡されました。また、学部時代から4年間継続して活動した大学院生1名が表彰されました。
平学部長から学生サポーターの認定証を授与されました |
学長から一言:「仲間をサポート」する活動の仕方を学び、学んだことを実践する学生サポーターが、学生集団の中に何人かいるということは、良い集団が自然に形成される上でとてもプラスになります。。。社会に出てからも、自分にも回りの仕事仲間たちにも、プラスになりますよ!!!