2015/03/23

福山六次産業研究会

こんにちは、生物工学科の佐藤です。

先日行われた福山六次産業研究会について生物工学科の山本覚教授からの報告です。

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生命工学部生物工学科はワインプロジェクトを平成27年4月から本格的に開始します。ブドウ栽培からワイン醸造、そして商品化までを学科カリキュラムの中に織り込んで実施します。平成26年度はその準備として、果実酒試験製造免許を取得し、ブドウの試験栽培と収穫、そしてワイン醸造の予備試験を行いましたので、今は自信をもってワインプロジェクトの初年度を迎えようとしているところです。農水産業は第一次産業、製造業は第二次産業、そして流通やサービス業は第三次産業と呼ばれていますが、これらを融合させた産業は六次産業と呼ばれています。つまり、生物工学科のワインプロジェクトは六次産業なのです。

このプロジェクトは各方面から注目され、これまでにもマスコミでたびたび紹介していただきました。さらに福山商工会議所にも注目していただき、生命工学部が福山商工会議所と共催で、「福山六次産業研究会」を3月18日(水)に福山駅前の宮地茂記念館で開催しました。この研究会では福山に新しい六次産業を創造することを目指しています。

研究会では、㈱LAODIの井上育三さんにラオスでのサトウキビ栽培とラム酒の醸造について、JA福山市の三島さんに福山の農産品について、ぬまくま夢工房の中島さんには、福山の特産品開発について、(独)農研機構近畿中国四国農業研究センターの池田さんには同センターの取り組みについてご講演いただき、そして、生物工学科の久富教授及び吉﨑助教がそれぞれバラ酵母のパン製造への応用と福山大学ワインプロジェクトについて講演をしました。そして、最後に福山ニューキャッスルホテルの熊田さんにはワインの楽しみ方についてお話いただき、参加者の皆さんに福大ワインのテイスティングをしていただきました。予想を大きく超える多くの方に参加していただき、懇親会では楽しく交流を深めることができました。報道関係も新聞社4社とテレビ局1社が取材に来られ、新聞・テレビで広く報道していただきました。社会の皆様が生物工学科の取り組み、そして六次産業に大きな期待と関心を寄せていただいていることを、実感することができました。この度の研究会は、福山大学ワインプロジェクトの発展を目指しての決意を新たにする機会となりました。


熊田さん

福大ワイン
研究会の様子はFacebook pageでもご覧になれます。
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学長から一言:学生のアクティブ・ラーニングとしての学びの機会となり、産学連携としてこの地域の活性化につながり、そしてそのうちワインもしっかり楽しめる。。。。。期待はどんどん膨らみますねッ!