2015/03/14

清水光教授、栗延俊太郎教授の最終講義

こんにちは。スマートシステム学科MGです。

スマートシステム学科のHPでも告知していたのですが、情報工学科の清水光教授、スマートシステム学科の栗延俊太郎教授の最終講義が、3月7日午後福山大学1号館大講義室で開催されました。



情報工学科 清水光教授 「自動車交通と水資源の課題に取り組んで」




清水教授は大阪大学で工学博士号を取得された後、1977年に福山大学工学部電気電子工学科に赴任されました。大学院時代は琵琶湖の水循環を対象にしたシステム制御、福山大学に移られてからは交通流の円滑化と安全化を目指した交通工学の研究に取り組んでこられました。1991年にはトロント大に客員で招かれ、この最終講義ではそれらの思い出を交えた興味深い講義を受けることができました。

また、清水教授は計測自動制御学会中国支部の運営委員で、昨年、福山大学で学会支部大会を開催するにあたりご助言、ご協力をいただきました。清水教授が育ててこられた、グループ研究会福山地区研究会は、今年から当学科の沖准教授が引き継いでおりますが、こちらの研究会も盛り上げていきたいという思いを新たにしました。


スマートシステム学科 栗延俊太郎教授
 「考えたこと、研究したこと ~電気や磁気で粒子を集める」

 栗延教授は、名古屋大学工学研究科で工学博士号を取得され、1977年より、福山大学工学部電気電子工学科に赴任されております。栗延教授は大学院時代より、磁気をつかったシステムの研究に取り組まれており、今回の講義では粒子の磁気分離装置のお話が伺えました。また、近年はマイクロバブル、ナノバブルの研究にも取り組まれております。

栗延教授については、私が福山大学に来た初年度に、磁気式触覚センサの開発の研究を栗延教授のゼミをお借りして進めた思い出があります。今回の退職にあたり、先生が使われていた実験機器を譲ってくださいました。研究に活用したく思います。

さて、今回のブログ執筆に当たり、図書館で1982年の大学アルバムから、栗延教授、清水教授の姿を探しました。現在をつくるのは、一つ一つの積み重ねなのだという思いです。

栗延先生(1982年撮影) 

 清水先生(1982年撮影) 

今回の最終講義には、約100名の参加者があり、講義の後、新工学部棟の見学会、お二人を囲んでの同窓会の席も設けられました。



清水教授、栗延教授、素晴らしい最終講義をありがとうございました。


学長から一言:本学の開学が1975年。。。お二人とも1977年着任。。。まさに本学の生き字引の退職です。。。ありがとうございました! お疲れ様でした!